映画鑑賞会「ボーイズドントクライ」

映画

ファイトクラブでは定期的に映画鑑賞会を開催しています!

映画鑑賞会では、映画を観て新たな価値観や学びをインプットし、
鑑賞直後に各々の感想をアウトプットします。

感想をシェアすることによって、
自分自身で得た学びや気づきを定着させ、
他の方々の意見からも新たな視点を発見することができます!

今回の映画は「ボーイズドントクライ」。
1999年制作のアメリカ映画で、1993年ネブラスカ州で起きた強姦・殺害事件の被害者であるブランドン・ティーナの人生を描いた作品です。
主演のヒラリー・スワンクは、本作でアカデミー主演女優賞をはじめとする多数の賞を受賞しました。

 

セクシャルマイノリティーを題材としたリアリティ溢れる内容により、複雑な心境に包まれ多様な意見が上がった鑑賞会の模様をご紹介いたします!

あらすじ

 

ネブラスカ州のリンカーンに住むブランドンはトランスジェンダーで、身体的には本人の性自認は男性。本名はティーナ・ブランドン。
訪ねたバーで軽犯罪を犯したために街を出る必要があったブランドンは、フォールズタウンという街でジョンとトムという二人のならず者と、彼らの女友達であるラナとキャンディスに出会う。
ブランドンはジョンの愛人の娘であるラナと恋に落ちるが、ある事件をきっかけにブランドンが身体的に女性であるということが明らかになる。
彼の真実を知ったフォールズタウンの友人たちは、それぞれの思いを馳せ、衝撃的な結末を迎える。

鑑賞後

映画の鑑賞後は、おなじみの感想のシェアタイムです!
今回も長倉顕太さん推奨の映画であり、考えさせられる重たいテーマのものだったため、様々な感想が挙げられました。

参加者の皆さんの感想がこちらです↓

自分も含め、多くの人はマジョリティに合わせつつもわだかまりを感じながら生きていく。しかしブランドンは「理解されない」生きづらさがあっても尚、”男”として生きる決意と強さがあり、そこに惹かれた。

自身のわからないものに対して恐怖を覚えることをジョンから、知らない価値観に対して寄り添うという形をとることで多様性を受け入れることをラナの母親から、感じることができた。多様性にたくさん触れるようにし、俯瞰的に見ることができるようになりたいと思った。

ブランドンはひょんなことから地元を離れるが、そのことをきっかけに同性愛を認めてくれるラナと出会うことができた様子を見て、移動する力の強さや意味を感じた。クライマックスでラナが決断に迷うシーンがあり、その結果思わぬ事態に話が進んだが、迷ったらやるという決断の大切さを思い知らされた。

性別という枠組みに囚われず、1人の”人”としてお互いに向き合っていたことが、ブランドンやラナが周りに流されず、とても強く自分を持っている象徴だと思った。自分とは違う考え方を持つ人を拒絶するのではなく、知ることで世界が広がることが伝わってきた。

これほどまでに過激なリアル体験を映画化することが、今の多様性の受容につながっているのではないかと思った。無知であるが故に重い犯罪に走るシーンを見て、無知の怖さを知り、それが人間の弱さにもなると感じる。相手を知り、受け入れるためにも、本を読んだり、いろんな国に行ってみたりして、学ぶことをたくさんしようと思った。

ブランドンを受け入れ愛するラナの強さと、批判されながらも女性を最後まで愛すというブランドンの芯の強さに、感動した。周りに囚われず、自分の考えを貫き通すことの大切さを感じることができた。

多くの人が当たり前のように考えている男・女というのも固定概念で、身体的要素だけで好きになる性別や見た目の基準を決めてしまうことで、人権を傷つけられてしまう人がいることと、広く知識や情報を得て生きることの重要性を感じた。

ラナのように、性別云々ではなく一人の人間として接してくれる人間や環境が存在することで、状況は変わってくると思った。表面的なカテゴリーに囚われずに人と関わることや、いろんな文化や価値観に触れることを積極的にやっていきたい。

多様性を受け入れられない狭すぎる価値観、凝り固まった考え方、多様性を受け入れられない器の小ささは、最終的に不幸な結果をもたらすと感じた。私たちも自分自身の価値観の狭さ故に、周りの人を知らず知らずのうちに傷つけてしまっていることがあるかもしれないということを、自覚しなければならないと思った。未知のものに触れ続け、自己の価値観を破壊していきたい。

まとめ

セクシャルマイノリティーが題材となる当作品は、差別や偏見などとの戦いや、本人の中での葛藤が強く濃厚に描かれていました。

登場人物の生き方やライフスタイルから、参加者の方々それぞれが学びを得て、
読書量を増やしたり、
積極的に海外や国内を飛び回ったり、
自分がやったことがないような物事に挑戦したりなど、
実生活に活かしています。

映画からの学びを実生活に活かすことができる秘訣は一つ、感想をシェアすることです!

様々な思いが交錯する難しい映画だからこそ、一人で観て終わってしまうのではなく、
自分の感じたことを口に出すこと、
周りの方々が感じたことを耳にすることで、
頭の中が整理されて、理解が深まります。
理解が深まることで、実際に行動に移しやすくなります。

強烈な学びもあり、単純に色んな方々と和気あいあいと映画が楽しめる映画鑑賞会は、
今後も1ヶ月に2〜3回のペースで開催予定です^^

皆さんも是非、映画を観た際は感想を周りの方々とシェアしてみてください!

めい

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元SE/現NEET、映像制作を勉強中。古着とダンスと美術館が好きです。 主に映画、たまに本から学んだことを発信していきます。 アートや文化から楽しく学び、得...

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