世にもcrazyな展示会、「私たちは消された展2020」を見学
はじめに
ファイトクラブの特徴的な活動の一種で、1day1crazy部という部活があります。
あからさまに怪しい活動のように聞こえますが…
当活動のコンセプトは、”やった事ない事に挑戦する事で、新しい面白そうな事に出会う” です。
側から見たら「理解できない」「意味がわからない」と思うことに挑戦することで、
・多くの方の印象に残る=チャンスに恵まれる
・自分の殻を破り、新しい価値観や考え方を手に入れることができる
などの利点があります。
今回は1day1crazy部部長候補のご紹介で、まさにクレイジーの代名詞とも言えるような、とある展示会に参加いたしました!
その名も、「私たちは消された展2020」。
”戦場”ならぬ”扇情”カメラマン・酒井よし彦さんが主宰されていた展示会です。
□酒井よし彦さん
HP/Facebook/Twitter/Instagram
世にも奇妙で珍しい体験の様子と、展示会を見て感じたこと・学んだことを述べたいと思います。
「私たちは消された展」とは?
現在はSNSの普及により、たくさんの情報や写真などを投稿したり、見られるようになりました。
その一方で規制も厳しくなり、投稿者の意図に反してすぐに画像が消去、通報される時代になりました。
そこで、
・削除された写真を展示してしまおう!
・SNSでは上げられないような写真を展示してしまおう!
・好きな写真を自由に展示したい、見てほしい!
そんな意志を持たれたカメラマンさんが集まった展示会です。
ホームページはこちら↓
https://www.tokyo-photo.jp
ギャラリーは全て写真撮影OK、SNSにアップすることもOK。
※ただし”#私たちは消された展”のタグ付け必須。アカウントが削除されても自己責任
昨年行われた際は、なんと約900人もの方々が来場するような、大変人気な展示会とのこと。
SNSでは削除されてしまうのに、求めてる方々はこんなにいらっしゃるなんて…
いざ、参らん!
驚愕、そして釘付け
期待とためらいを込めて会場へ足を踏み入れると、唖然。
思わず目を塞いでしまいたくなるような写真の数々が壁一面を彩っていました。
しかし、じっくり観覧していくにつれて、参加したメンバーは作品の虜に。
その理由は、
・出展者自らの解説付き
会場には写真の撮影者ご本人の方々が来場されていて、ご自身の面白い経歴、なぜこの作品を撮ったのかなど、
作品に込められた思いを直接お伺することができました。
それによって、第一印象とはまた変わった視点を持って作品を見ることができました。
そして、
・女体盛りによるレセプションパーティー
参加した日は展示会の初日。
レセプションとして、会場で女体盛りが行われていました。
まるで作品の世界観が現実に現れたかのような光景に、参加者一同は心を奪われ、一番の盛り上がりを見せていました。
極め付けに、
・グッズ販売
展示されていた作品の写真集、写真をプリントしたトートバッグ、Tシャツなど、ありとあらゆるグッズが目白押しでした。
すっかり魅了されたメンバーの一人は、とあるDVD※ をちゃっかりと購入。
刺激も、来場者をとことん楽しませるパフォーマンスも、とにかく盛り沢山。
心ゆくまで堪能することができました!
最後に
参加したメンバーからは、以下のような感想が出てきました。
・女体盛りのモデルの方の肌がとても綺麗でしたね。この日のために仕上げてきたんだろうな〜なんて勝手に考えてしまいました。
・初めての世界観で、新しいことも知れて楽しかったです!
・ちょっと違う世界を見た感じ?でした。
・初体験の刺激がたっぷりで、痺れました!
それぞれが今までに感じたことがないような、新たな価値観を持ち帰ることができました!
ところで、皆さんはこのように感じた経験はありませんか?
・自己表現が難しい、恥ずかしい
・情報発信がうまくできない
・そもそも発信する内容が無い
冒頭で述べたとおり、
情報規制の激しさゆえに、否定されるのを恐れて発信することをためらってしまったり、
20代だからこそ経験も知識も浅く、自分を表現するものが見当たらなかったり。
そのような経験を、学校や会社、日常生活の中などを通してしたことがあるのでは無ないでしょうか。
「私たちは消された展」のホームページ内で、このようなメッセージが掲載されています。
本展示はアートだのポルノだのを論じる展示ではありません。 また、表現の自由を声高に訴えるつもりもありません。
私たちが出したい作品を私たちの手によって展示するだけです。
凍結や削除、警告を受けるような作品を発表する作者がずれているのか?
エロやグロをセンシティブとして封印するような風潮がずれているのか?
「いやらしい」の一言で思考停止せずエロやグロやアートや表現について一緒に考えましょう。
展示会後に改めてこのメッセージを読んで、
・自分たちは、出展者の方々の社会の常識や固定概念に囚われない自由な表現に惹かたこと
・人がやらないようなことをするからこそ面白くて希少性が生まれること
を学び、常に思考をフルスロットルで回し、
色んなことを経験・表現してみようという勇気を与えられました。
今年度の展示会は終わってしまいましたが、勇気を与えてくださった出展者の方々の発信を、ぜひチェックしてみてください!
□遠野睦/あまなつ通り商店会さん(排尿歌人)
Twitter
□garasunokutsuさん(シンデレラの魔女みたいな事がしたい)
Instagram
□圭子さん(ナチュ裸リスト)
Instagram
□shigeさん(ファッション、ポートレート等を中心に撮影)
Instagram
□カキミヨシアキ(女体収集歴20年)
Instagram
□Me.さん(どこでも脱ぎ散らかすポップな裸族)
Instagram
□寫眞屋 蒼(アオ)さん(フェチズム系アングラ作品・ダーク系作品)
Twitter/Instagram
□howdygotoさん(アーティスト宣材写真家)
Facebook/Instagram
□栗村新さん(バーボンショット)
Facebook/Instagram
□木野正好さん(ヌード作品、Tシャツ職人)
Facebook/Twitter/Instagram
□菱川みひろさん(緊縛と女性器をテーマに絵を描いているアーティスト)
Instagram
□天野功さん(グラビア、カタログ、広告等人物撮影、ヌード写真)
Facebook/Instagram
□フクサコアヤコさん(フェティッシュ雑誌やマニア誌などの撮影を担当)
Facebook/Twitter
□MASADA-SUMMERさん(ミュージシャン/俳優のジャケットフォトとネイキッドフォトの二軸)
Facebook
□釣崎清隆さん(ゲスト出展、死体写真家)
Twitter
PS.
とあるDVD※の正体は、”世界で最もグロテスクな映画”と称されている「死化粧師オロスコ」。
死体に化粧を施していく工程を映像に収めたドキュメンタリー映画ですが、
1day1crazy部のメンバーで鑑賞会を行うことが決定いたしました。
その刺激的な映画を鑑賞することとなるメンバーの運命やいかに?!
乞うご期待を。
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