【憧れのあの人も使ってる?】メタ認知的視点とは?

はじめに
まず、「メタ認知」とは?
聞いたことがある人とない人に分かれると思いますが、ざっくり言うと、「自分自身を客観的に認知する能力」のことです。
以下、引用:「メタ認知の概要|奈良教育大学」
http://www2.nara-edu.ac.jp/CERT/nara-edu/outline/
メタ認知の「メタ」とは「高次の」という意味です。つまり、認知(知覚、記憶、学習、言語、思考など)することを、より高い視点から認知するということです。メタ認知は、何かを実行している自分に頭の中で働く「もう一人の自分」と言われたり、認知についての認知といわれることがあります。メタ認知には、つぎの2つのはたらきがあります。
- 1.メタ認知的知識
- 認知作用の状態を判断するために蓄えられた、課題、自己、方略、についての知識
- 2.メタ認知的技能
- メタ認知的知識に照らして認知作用を直接的に調整するモニター、自己評価、コントロールの技能
きっかけ
自分がメタ認知を知ったきっかけは、自分の職業にあります。自分は看護師として働いていて、看護師になるための授業の中でメタ認知の概念と出会いました。
依存症に対する治療法の一つとして紹介されており、自分の行動と感情を客観的に見つめるという心理的治療法です。たとえば、アルコール依存症やタバコがやめられない場合などにも使われます。
あとあと分かったのですが、もともと自分はメタ認知をちょこちょこ使っていました。
というのも、とても口下手だったので、みんなとコミュニケーション取るの難しいなと感じてました💦
あのときこう言えば、良かったかなと振り返る日々でした。
話を戻すと、
「メタ認知」とは、自分を見つめる客観的視点です。
メタ認知の発展
ぜひ紹介したいメタ認知の活用法があるのでシェアさせてください。それは、「自分が認知しているものを客観的に把握し、制御すること」です。
まず、おさらいすると、メタ認知とは、「自分を客観的に見る視点のこと」です。
例えば、通常であれば「美味しいものを食べて幸せ〜」と思うのに対し、メタ認知力が高ければ「美味しいものを口にして気分が高揚しているな」と思います。
感情に全て支配されるのではなく、客観的に自分を見つめ認知しているという状態です。
自分の感情と行動に向き合い、客観的に見つめることで、選択肢が増えるということを皆さんにも、改めて知っていただきたいです。
例えば、以下2つの選択肢があります。
①感情のままに行動する
②感情のままに行動するのをやめる
②感情のままに行動するのをやめるのように、客観的に考え、感情のままに身を任せても良いことないと考え、冷静な対処をとることができれば、きっと建設的な未来が待っていることでしょう。
最後に
あなたの周りに仕事ができ、器の大きい憧れの人はいますか?どうすれば、そんな憧れの人になれるのでしょうか?
その一つの答えが、今回紹介したメタ認知的視点だと、自分は思っています。
この記事を読んでいただいた方の生活がより良くなることを願っています。
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