小さすぎて失敗しない?  習慣との付き合い方

勉強

はじめに

突然ですが、皆さんは1年前の目標を覚えていますか?
1年の始まりに目標を立てたものの、

結局達成できなかったり
そもそも覚えていなかったり

してしまいますよね。

そこでこの記事では、

目標を達成できなかった人
目標を立てたけど忘れてしまった人
達成出来ないから目標は立てない人

そんな方々に向けて一冊の本をご紹介します。

この本には、著者スティーブン・ガイズ氏の実体験に基づいた習慣づくりのノウハウが詰め込まれています。

どうしてもやりたいことが続かない、
できない自分に落ち込んでしまっている、

もうそんなことに悩む必要は必要はない。
そのようなマインドを手に入れられる本書から学んだことを、皆さんにシェアしていきます。

やっぱり続けるってむずかしい

 

・三日坊主で終わってしまった
・昔失敗したからやり直そうとしたが、結局続かなかった
・長く続けていたのに一度途切れてしまい、そこから一切やらなくなった

上記のように「日課にしようと決意したけれど、結局途切れてしまった」という声は、SNS上で多数投稿されていますが、その数の多さが継続することの難しさを物語っています。
また、日課を変えるのは「できない自分を変えたい」からです。その需要は世の中に自己啓発本が多く売られていることからも明らかですが、結局長続きせずに「できない」ままになってしまいます。

なぜ、人々は「できない」状況になってしまうのでしょうか。

本書によれば、目標に近い難易度の努力を自分に課してしまうことが、続けられない理由であるといいます。
結果を出すために最短距離で行動しなければならないと考えがちですが、実はそうではありません。

例えば、いつかフルマラソンを走りたいという目標に対して、毎日42.195kmの走り込みを日課にするのは無謀ですし、ほとんどの方が断念してしまうのではないでしょうか。
こうした目標設定では、自分の中の「できない」を無闇に増やしているに過ぎません。
これは距離の問題ではなく、目標に対する捉え方の問題であり、自分がどのレベルでならば日々やるべきことを継続できるのか、よく考える必要があります。

では、私たちは物事を継続するために、一体どのように行動すれば良いのでしょうか。

小さすぎ!な目標

上記のフルマラソンのように目標が言語化されているならば、その目標の最小値を考えてみましょう。
例えば、毎日3分歩くことを日課にするというのはどうでしょう。
簡単すぎるでしょうか。マラソンという目標まで遠すぎるでしょうか。
ですが、この小さな日課が大きな効果を生むことを、著者のスティーブン・ガイズ氏が語っています。
彼は運動を日課とする目標を掲げていましたが、何も始められない自分が嫌になり、ある日せめて1回だけでも腕立て伏せをしようという決断をしました。

「腕立て伏せの体勢に入ったとき、それが30分のトレーニングメニューを始めるときとまったく同じ体勢だと気づきました。(中略)終わってみると20分運動を続けていたことに気づき、自分が誇らしく思えてきました。」

できないという状態から一歩踏み出してみる。とても小さな一歩でも踏み出すことができれば、そこから進んでいくことができます。

最終的な目標と同じ体勢をとるということの重要性が、本書では語られています。
この小さすぎる目標は単体で見ると確かに簡単ですが、これがきっかけでより大きな成果につながる可能性を秘めています。

今から習慣をつくろう

本書によれば、習慣と感情は切り離されている状態であるといいます。

例えば歯磨きをしたり顔を洗うことに対して、意気込みを持って挑んだり、喜んだり悲しんだりする人はどのくらいいるでしょうか。
デンタルケアや美肌に命を懸けている人を除けば、ほとんどの方が「ただやっている」のではないでしょうか。
「なんとなくしている」「いつもやってるから今日もする」といった作業的な行為は、感情とは切り離されていると言えます。

ここからなにかを断念する理由としてよく挙げられる、「モチベーションが上がらない」という感情を、習慣づくりの弊害とする考え方は成り立たないといえます。
実は習慣に必要なのは「やるんだ」というモチベーションではなく、行動しているという事実なのです。
前項で挙げた小さすぎる目標は、「小さすぎて失敗するはずがない」ほど簡単にするため、

「毎日行動を繰り返す」というハードルを極限まで下げることに成功しています。

やるために頑張らなくていい、できて当たり前の環境づくり

そのために小さすぎる目標を設定すれば、あなたも明日から、いや、今から習慣をつくり始めることができます。

さいごに

ちなみに私自身は、「本を毎日読む」という目標を掲げています。
そのために日課として、「毎日たった5行だけ読む」を実践しています。
ですが面白いもので本を読み始めると、ある程度区切りのよいところまで読み進めてしまいます。
「小さすぎる目標」のパワーを実感しています。

もちろん、本当に5行しか読まない日もあります。ですが日課を達成し続けることへの充実感を感じています。継続できているという事実と日課と向き合う時間の中で、自分の目標への意識の変化が感じ取れます。やる気がなくても自然と本を読んでいた。というところまで習慣として落とし込むことができれば、自分にとって大きな力となるように思います。

また、本書を読んで行動し続けることの大切さを学ぶことができました。それぞれの日々は小さな積み重ねでも、一ヶ月、半年、一年後、といった期間で積み重ねていけばそれだけ多くの時間を習慣に費やすことになります。日々の積み重ねが大切であると分かっていても動けない、そんな状況から抜け出すヒントを得られたような実感があります。

ぜひ皆さんも、小さすぎる目標を探してみてください。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
皆さんのお力になれれば幸いです。

yuya

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物流業で働きながらライター活動をしています。人生をよりよく過ごすため、もっと気楽に生きるため、書籍から得た学びをテーマにメンタルや身体的要因から考える人生観...

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