写真展「NEOrient」からわかる!移動がもたらす創造力

はじめに
突然ですが、みなさんは「創造力を身に付けたい!」と思ったことはありませんか?
近年SNSなどの流行により、情報発信をする機会・情報発信する人口が増えました。
特にInstagramではクリエイティブな作品を、YouTubeでは暇さえあればつい見てしまうような動画を発表する人が注目を集めて、人気を集めるようになったクリエイターがいらっしゃいます。
彼らを見ていると、「自分もクリエイティブな脳みそを持ちたい」と思うほど、影響を受けてらっしゃる方も少なくないのではないでしょうか?
そのような方々にオススメしたい、今すぐできる創造力の身に付け方が、移動することです。
なぜ移動が大事なのか。
その理由を、2020年2月末日から渋谷の”DIESEL ART GALERY”にて開催中の写真展「NEOrient(ネオリエント)」での学びを元にお話しいたします。
写真展「NEOrient(ネオリエント)」とは?
東急線渋谷駅から徒歩5分の位置にある『DIESEL ART GALLERY』で開催中の、「NEOrient」。
テーマは「ストリートフォトグラファーRKが切り撮る幻想的な真紅の世界」です。
テーマ通り、赤をアクセントとした作品が数多く展示されていました。
また、「NEOrient」は”新しい”を意味するneoと、”東洋”を意味するorientの造語。
写真に写されているものは台湾や日本を中心とした作品で埋め尽くされています。
写真以外にも、本展示会の出展者・RKさんはフォトグラファーに加えてDJとしての顔も持っていることになぞらえて、会場の中心スペースにレコードが設置されていました。
RKさんが訪れた撮影地のサウンドと、撮影地をイメージしたBGMがミックスされた音楽を聴くことができます。
視覚からも聴覚からも作品の世界観を体感することができた、新鮮味の強い展示会です。
RKとは?
RKさんは、現在フォトグラファー兼DJ兼グラフィックデザイナーとして活躍中。
1982年に茨城県で生まれ、グラフィックデザイン会社に勤務する傍ら、2013年よりiPhoneのみを使用した撮影とエディットを開始されました。2014年にInstagram Official よりSuggested Userに選出されたことをきっかけに注目を浴び、2017年にはApple銀座にてイベントを開催。グラフィックデザイナーやDJとして活躍しながら、近年本格的にフォトグラファーの道へ進むようになりました。
特にInstagramでは密集感のある写真を投稿し、国内外問わず絶大な支持を得ています。
2018年4月よりフリーランスに転身。様々なジャンルのブランドとのコラボレーションも行い、アジアを中心に精力的に活動中です。
RKさんのモットーは、ダサいと思ったことはやらない主義。
人気を博した今、彼には多くのオファーが寄せられています。楽しいと思うこと、かっこいいと思うことなど、感情が揺れ動くものに熱を入れるため、個性的な作品が生まれているのかもしれません。
詳しくは、RKさんの特集記事をご覧ください。
■RK(カメラマン)の写し出す世界が面白い!世界各国で活躍中のフォトグラファー
■[Mr.X’s LIFE vol.2]フォトグラファー・RK
また、RKさんの写真スキルが学べる動画コンテンツも発売されています。
■RK ストリートフォトを極める究極の一歩 70分でストリートフォトの基本を学ぼう
「NEOrient」からわかる”移動”の重要性
彼の作品の特徴は、普通の人が選ばないような土地や視点で撮影をしていること。
様々な土地に足を運ぶようになったきっかけは、とある写真で見た景色に感動して、直接自分の目で見に行くために撮影地を訪れたことだったそうです。
多くの景色を見てきた彼が選ぶ撮影地は、大井町の飲み屋街、歌舞伎町の入り口、台湾の雑居ビル街、台湾の都心から遠く離れた村など、普通は撮影地として選出しないような場所。
そこを敢えてチョイスし、アートとして作品を生み出しています。
この、土地の移動と視点の移動によって、ぐっと心を惹かれるようなクリエイティブな作品が誕生しています。
まとめ
様々な情報がネット上から得られるようになった今、移動する手間を省き、つい出不精になって外出しないという方も増えてきているかと思います。
しかし、RKさんのように、敢えて自らの足を運び、新しい経験を何度も重ねるからこそ、人とは違った新しい視点や価値観を得られるということが、写真展「NEOrient」を訪ねて学ぶことができました。
実際に、実体験に勝るものがないことや、移動距離で人生が決まることを発信している書籍もあります。
将来クリエイターを目指したい方、創造力を鍛えたい方などは、ぜひ「NEOrient」に足を運んでみてください。
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