ファッション×漁業!?震災をきっかけにコラボで生まれたデニム

クリエイティブ

こんにちは。たっきゅーです。

3月もおわりに近づいてきて、サクラも咲き始めましね。3月はいつも東日本大震災を思い出します。当時高校生だった私も、今ではアラサーになりました。
今回は、被災し不安な中、未来を見据え挑戦し続けることでうまれたデニムについてご紹介します。

きっかけ

福島

数年前、私の知人と話す機会がありました。知人も被災しましたが、復興に向けてボランティアなどに、どんどん参加していました。私は、質問をしました。「被災した側なのになんで参加するの?」と。

知人は「被災した本当の気持ちは、被災した人しかわからない。だから、被災者意識で、助けてもらうのではなく、自分たちも復興に貢献する」と。そこで、私も一緒にボランティアに参加しました。

他に何か出来る事は無いかと探していたら、「避難した人の会話から生まれた」と言うメカジキデニムの事を知りました。同じ被災者にも関わらず、下を向いて生活するのではなく、未来を見据えて挑戦していた話が感動しました。

ファッションと漁師が関わるきっかけ

宮城県気仙沼市にジーンズ専門縫製会社の「有限会社オイカワデニム」があります。

震災時、津波により高台の工場以外は流されてしまったそうです。高台の工場は無事であった為、避難所として地域住民を受け入れました。
普段は、陸の仕事と海の仕事は、仕事のする時間も違います。密に接することはありませんでしたが、避難所で漁師と関わり、話す機会が生まれました。

社長である及川さんは、漁師の方々と話す中で、気仙沼の海に何かプラスで出来ることはないかと考えました。そして、漁師からメカジキの角(吻=ふん)を年間何十トンも捨てている事を知り、漁師の方が命懸けで取ったものが捨てられていることにショックを受けました。

材料不足への問題意識と斬新な発想から生まれたメカジキデニム

海
2017年には綿の需要と供給が同等になり、2018には需要に対して100万トンの供給不足になり、とても深刻な状況でした。

及川さんは、メカジキマグロの角を実際に見た瞬間、断面の繊維っぽさが糸になりそうだと感じ、これで服を作ろうとひらめきました。

空洞化した糸の芯に、断面をいびつな形に粉砕したメカジキの角の粉末を入れると、それが繊維に絡んで糸の一部になり、2層構造糸となります。オーガニックコットンとのミックスファイバーなので、脱いでその辺に捨てても全部土に返ります。

社長である及川さんは、「物を作る立場から環境に対してどういうことができるか」という社会への投げ掛けと挑戦の気持ちを込め、自然素材のみで作るように心がけました。

奇跡のジーンズ

デニム

ちなみにその「オイカワデニム」は、東日本大震災の津波により、作製していたデニムも流されてしまいました。その1年半後にデニムが発見され、しかも、綻びや傷がありませんでした。

そこから「奇跡のジーンズ」と呼ばれるようになりました。

メカジキデニムで考えさせられた「人との出会い」

石
震災前のような状態に、
戻す事が出来るかどうかの不安と恐怖の中で、未来を見据えて挑戦していく姿にとても感動しました。

異業種と関わるきっかけから、新たなチャンスが転がってる可能性がある事を知りました。成功したのは、及川社長のひらめきと努力もあります。
1番大事な事は、出会った人達やこれから出会う人達との繋がり(人脈)を大切にする事だと感じました。

たっきゅー

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こんにちは! たっきゅーです! 普段は理学療法士という仕事をしています。 体験した事、楽しかった事どんどん書きますので、是非見てくださいねー!

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