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「ほめる」だけで人間関係も作業効率も上がる!?~自分をほめて、他人をほめる~

読書

人間関係に困っていませんか?

職場でそろそろ後輩が欲しいな~と思っているたくべーです!

皆さんは、職場やサークルなどの上下がある人間関係に苦労していませんか?

特に上司や先輩にあたる立場の人は、部下や後輩の育成に苦労している人も多いのではないでしょうか

このページを見ていただいているということは、少なくとも今の状態に対して何か改善したいという思いがあるのだと思います。

そんな方に是非ともオススメしたい本に出会えたので、ご紹介します!

心理学者である渋谷昌三さん著の『「叱る人」より「ほめる人」』です。

「叱る人」より「ほめる人」 (新講社ワイド新書)

心理学的根拠にも基づいて、”ほめる”という行為がどれだけ人に良い影響を与えるのかについて書かれています。

「ほめる」が人に与える効果

ジャンプ

人間関係の向上

「ほめる」と人にどんな影響を与えるのか。実は、ほめる事によって、ほめた相手の意欲と能力を引き出すことができるのです。

ほめられた側は勿論のこと、ほめる側にも心にゆとりが生まれ、人間関係が良好なものへと変わっていきます。

著者である渋谷さんもこのように仰っています。

・人をほめるのは、人間関係の潤滑油
・自分をほめるのは、自分の心の潤滑油

「2:6:2の法則」をご存じでしょうか。10人が集まれば、内2人とは反りの合わない苦手な間柄になりやすいという法則です。

では、そんな2人とどのように接するか。答えは「ほめる」ことです。
苦手な相手でも「ほめる」ことで円滑なコミュニケーションを図ることができるようになります。

人には「返報性へんぽうせいの原理」が働きます。相手にしてあげることは、相手からもされるようになるという原理です。

信頼は信頼で、不満は不満で返ってきます。

どこかコミュニケーションが取れていない、自分の心にゆとりがない。そんな方にこそ、「ほめる」ことが必要なのです。

学習・作業効率の向上

また、目に見える効果として科学的にも「ほめる」の効果は推論されています。
※完全に証明された訳ではありません。

ある作業について、以下のようにグループ分けをして実験を行ったそうです。

A:ほめられるグループ
B:ほめられるのを見ているグループ
C:自分の成績だけをグラフで見るグループ

この中で作業の習得度合いが最も高かったのはAのグループです。

Aのグループは「ほめられる」ことで自信や自尊心を身に付け、作業への意欲が増して成果として現れました。

自らが進んで何かに取り組む環境。それは「叱る」、ではなく「ほめる」ことからつくることができるのです。

また、実験者によると「ほめられることは、脳にとって金銭的報酬にも匹敵する社会的報酬である」と主張しています。

逆に「叱る」ことで、”わがままにさせない”、”本気にさせる” と思う方もいらっしゃるかと思いますが、

日本人は「ほめる」習慣がないので、叱られてばかりの「ほめてもらえない」環境に囲まれることになります。

そのため、せめて自分の目の届く範囲では「ほめる」を実践した方が、自分や相手の可能性を広げることになります。

「ほめる」の例文が欲しい!

お手上げ「ほめる」のが大事なのは分かったけど、どうほめて良いか分からない!

そんな方いらっしゃると思います。前述したとおり、日本人は「ほめる」習慣がないのですから、仕方のないことです。

だからこそ、ほめ方が分からない自分はダメだなんて思わないでくださいね。

むしろ、これから「ほめる」ことに意欲的な自分を素晴らしい!と、ほめてあげましょう。

いくつか本に書かれた内容を基に、日々実践できる「ほめ方」考えてみたので参考にしてください!

コツは 短いフレーズで簡潔に” です!

自分を「ほめる」

・今日も早起きして、余裕をもって家をでることができた。えらい!
・前まで不慣れだった作業も今は問題なく終わらせられる。すごい!
・他の人を「ほめる」ことができた。いいね!

自分を「ほめる」ときは、自己満足で良いのです。自分を抑制しすぎず、適度にゆるく「ほめる」のがコツです。

気を付けなければならないことは、他人と比較しないことです。

常に他人を気にする「ほめ方」は、決して心にゆとりを生まないからです。

相手を「ほめる」

・毎日続けているのはとても素晴らしい。
・今日も元気に挨拶しててえらい。
・自分にはなかった意見です。とても参考になります。

逆に相手を「ほめる」ときは、景気よく「ほめる」の大盤振る舞いをしましょう。

ほめているつもりでも、相手がほめられた!と感じないのでは意味がありません。

ほめられた事を自覚してもらうには、繰り返しほめることも重要です。

 

書籍の中ではもっと参考になる例文が載っていますので、ぜひ読んでみてください!

それでも「ほめる」のは苦手・・・

とはいえ、今まで接していた相手をいきなり「ほめる」のは難しい!目上の人に対してどう「ほめて」いいか分からない!

という方も勿論いらっしゃるかと思います。そんな方にお勧めなのが “暗示ぼめ” です。

直接的に「ほめる」のではなく、実は今ほめられてる?と思わせることが出来れば良いのです。

・○○さんと一緒に作業すると仕事がしやすいです。
・とても楽しかったです。また誘ってください。

といったその人を直接「ほめる」のではなく、言葉の中に隠すやり方です。相手への感謝も立派なほめ言葉になります。

自分の感想を述べているだけなので、普段話しづらい相手でも自然と口にすることができると思います。

 

それでも・・・

 

という方には魯山人ろさんじんという食通で有名な陶芸家の話をお伝えします。

彼はとても気難しい性格をしていたようで、決して人前で「ほめる」ことはしなかったそうです。
そんな彼が人を「ほめる」ときに何をしたかというと、自身の作品を相手に贈ったそうです。

食通で有名な彼の作品が料理屋に飾ってあれば、お店の価値も上がり、料理人もさらに腕を磨こうとなるわけです。

このように感謝の気持ちを込めて物を贈る、といった「ほめ方」もあります。

決して直接ほめるばかりが正しいというわけではありません。
むしろ暗示ぼめをすることによって、相手の心に残る場合もあります。

「ほめる」習慣づくり

グッジョブ

いかがでしたか?

今回記事で触れた内容は、書籍の中のほんの一部です。

もし、日頃の行いを振り返り、

・職場の人間関係がうまくいかない
・部下がやる気を出してくれない
・「叱る」ばかりで自分でも嫌になる
・あまり「ほめる」ことをしていない

と思うのであれば、是非とも手に取ってほしい一冊となっています!

自分自身、「一日一回、自分をほめる」ということに取り組んでいますが、

“自信がなかった自分を肯定的に捉えられるようになった”、”人を見るときに良いところから見るようになった” という効果が出ています!

どんな小さなことでも良いと思います。

まずは一日一回、「自分をほめる」ところから始めてみてはいかがでしょうか。

たくべー

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