質問が苦手な人必見!質問できない3つの理由と4つの対処法をお届け!

「何か質問のある方はいらっしゃいますか?」
この問いかけに対して、スッと即座に手を挙げ、質問できる人はどれくらいいるでしょうか。
質問するというのは、案外難しいもので、私自身も決して得意ではありません。
様々な理由から、なかなか質問が思い浮かばないという人も多いと思います。
ただ、会議や講演会などで全く質問が出ない場合、きちんと話が伝わったのかどうか、話し手は不安になると思います。
また、仕事であれば、積極的に質問することで分からないことを次々と解決し、大きな成長に繋がります。
どのような理由で質問が出てこないのか。
どうすれば質問が思いつくようになるのか。
詳しくお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください!
質問が苦手な人の特徴とは?
そもそも、質問が苦手という人にはどんな特徴があるのでしょうか。
私なりに考えてみたところ、下記のような特徴が挙げられると思います。
自己解決タイプ
こちらは、全てのことを自分で解決しようとするタイプの人です。
何か一つのことに対して、自分だけでどうにかしようという考えのもとで行動します。
そのため、分からないことも無意識のうちに決めつけを行い、誤った解釈をしてしまうことに繋がります。
自己完結しようとするので、当然分からないことが出るはずもなく、質問することはないという状態になってしまいます。
意識・感情に支配されている
これは、理解していないことを認めたくないという人です。
わかりやすく言えば、プライドの高い人です。
こういった人は、自分自身を否定するようなことを嫌います。
ですから、
「自分は理解できていない」
と思われたくないのです。
また、
「なんだ、こんなことも分からないのか」
と言われてしまうのが怖くて、質問への一歩が踏み出せないという場合もあります。
論理的思考が苦手
こちらは、物事を論理的に考えるのが苦手というパターンです。
一般的に人が話をする際には、筋道を立てて聞き手が理解しやすいように話を進めてくれます。
しかし、論理的思考が追いつかない人ですと、話の内容を理解するのに精一杯なため、「なぜ」という疑問にまで至らないのです。
自分が持っている知識よりも高いレベルの話を聞いてる場合も、同じような状況に陥ってしまうことになります。
質問が思い浮かばない3つの理由
ここでは、質問が思い浮かばない理由について考えてみます。
実際、15分以上の話を聞いて一切疑問が出ないなんてことはあり得ないと思います。
質問内容のレベルを問わなければ、何かしら「なぜ」と感じることがあるはずです。
これらを踏まえて、3点ほど理由を挙げてみます。
そもそも話に集中していない
まず考えられるのが、この理由です。
例えば、会議の冒頭に「1人1回なんでもいいから必ず質問するように」と言われたら、その場にいる全員がものすごく集中して聞くようになると思います。
以前、私が勤めている職場の会議で、実際に言われたことがあります。
指摘を受けて、今までいかに集中できていなかったか、ということを思い知らされました。
集中していないということは、話している人に対して失礼になってしまうので、注意しないといけないですね。
興味を持っていない
集中して聞いていたとしても、興味を持っていないと話は入ってきませんよね。
話が入ってこなければ、質問が思い浮かぶ可能性も低いです。
会議でも講演会でも、「なぜ自分はその場にいるのか?」ということを改めて自分に問いかけてみるのが良いでしょう。
目的をはっきりと認識させることができれば、自然と興味を持って参加できるのです。
理解を超えた、専門外の話
これは滅多にないとは思いますが、理由の一つではあります。
質問というのは、話している内容と自身の頭の中にある知識との間に差異が生じた時に出てくるものです。
そのため、専門外の話に関しては質問は出にくいかと思います。
強いていうのであれば、素人だからこその素朴な疑問というのは出てくるかもしれません。
質問が苦手な人のための4つの対処法
質問が思い浮かぶようになるためには、どうすれば良いのか。
対処法を4つご紹介します。
どれもシンプルで、すぐに実践できることなので、しっかり目を通していただければと思います。
とことん集中する
言葉の通りで、ひたすら話に集中してください。
「質問が思い浮かばない理由」の部分でお伝えしたように、「1人1回なんでもいいから必ず質問する」を実践してみてはいかがでしょうか。
自分自身にミッションを与えるのは効果的です。
終わった後、いつも以上に疲労を感じるでしょう。
それだけ集中していたんだと実感できると思います。
目的を明確にする
会議や講演会に参加している目的を明確にしましょう。
目的がある中で話を聞いていくと、
「もっと深掘りして聞いてみたい」
「不足している情報を聞きたい」
という欲求が出てくるでしょう。
興味や、知識との差異を埋めようとするために、質問することになるのです。
意識・感情をいったん捨てる
人間ですから、プライドや恥ずかしさといった、意識や感情がどうしても邪魔をすることってありますよね。
そんな時に思い出してほしいのが
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」
ということわざです。
聞かずに後悔するくらいなら、ほんの少しだけ意識・感情を捨ててしまってもいいのではないでしょうか。
本当に聞きたいと思うことであれば、きっと何も気にせず質問できるはずです!
自分の意見を混ぜた再確認形式
もし、どうしても思い浮かばないという場合には、
「○○ということでよろしいですか?」
とか、
「△△と理解しているのですが、合っているでしょうか?」
というように、再確認形式も一つのやり方として考えられます。
言葉遣いに注意しつつ、試してみてもらえればと思います。
まとめ:質問するために「なぜ」を考え続けよう!
いかがでしたでしょうか。
改まった場面で質問が出せるようになるためには、普段からどのように行動しているかが重要になります。
どんなに実績のあるスポーツ選手でも、普段まったく練習をしていなければ、大会で好成績を叩き出すことは絶対にできません。
それと同じなのです。
以下の2点を意識しながら、常に「なぜ」を考えながら生活することが大切です。
・どんな些細なことでも、突き詰めて考える
・何に対しても疑問を持つ癖をつける
これらの積み重ねによって、自然と質問することへの苦手意識は小さくなっていくはずです。
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」ということわざの通り、分からないことを聞かないままでいることは損でしかありません。
人生はより豊かにしていくためにも、どんどん質問していきましょう!
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