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人に伝わりやすい言葉の使い方が学べる書籍「日本語力 人生を変える最強メソッド」

勉強

はじめに

こんにちは!yonkoです。

私たちは日本人として生まれて、当たり前のように日本語を話しています。
それは生まれてからずっと自然に耳に入ってきたり勉強したりして身につけたものです。

当たり前になっている日本語ですが
果たして本当に正しい「日本語」を話せているのでしょうか。

私自身、日本語力はとても低いです。
なので、例えば自分の感情を伝えるときも、上手く言葉にできません。
ただ「悲しい」「嬉しい」といった単純な言葉しか出てこなくて、微妙な感情を伝えられず、もどかしく感じます。

そこで、そういった表現の能力を上げたいと思い、先日私は
「日本語力 人生を変える最強メゾット」という本を読みました。

日本語力 人生を変える最強メソッド – 株式会社 水王舎

グローバル化にともない、英語ばかりに関心が向きがちな昨今、そうした世に一石を投じ、母国語である日本語をうまく使えない人は仕事でも真の成功者にはなり得ません。そのためにも高い日本語力を身につけ、みずからの可能性を拡げるためにも、日本語のもつ深みを練習していくことにしましょう。それにより自分の望む世界をリアルに表現できれば、そういった世界になることは間違いありません。それでは、自分の望みを実現す…


この本にはまず、日本語の乱れについて書かれてあります。

現在はネットスラングであったり若者言葉であったり、作られた日本語が増え
また、怒られる機会が減ってきたことによって敬語の重要性も薄れてきてます。

そのような日本語の乱れの例として、
「ヤバイ」という言葉だけで会話が成り立ってしまうことがあります。

感動するものを見たとしても「ヤバイ」
相手に対してのマイナスな感情も「ヤバイ」
良いことも悪いことみな「ヤバイ」という言葉で片付けられています。

「ヤバイ」は色々な意味で使える便利な言葉ではあるけれども
単純な言葉一つで人の感情というものは表現できるものではありません。

人に何かを伝えるには、伝えるための言葉を選び、正しく使う力(=本書では「日本語力」と呼ばれる)

を持つことが大切です。

実のところ、この本を読んでいくなかで「日本語力がない」ということを知るまでは私は勘違いをしていて
伝えられないのは自分の感情をわかってないからだと思っていました。

でも本当のところは、
「感情をわかってないから言葉にできない」
ではなく
「言葉を知らないから感情を表現できない」
だけでした。

より的確に感情を表現したいのなら日本語力が必要になってきます。
では、その「日本語力」を上げるためにはどのようにしていけば良いのでしょうか。

感性を磨く

日本語力がないというのは
言葉の本当の意味を理解してないとか
言葉を知らないとか語彙力がないとか色々ありますが

「感性が乏しい」と私は考えています。

自分の感情を表現した言葉が、その感情にぴったり当てはまるという
言葉遣いをするためには、感性を磨いて、言葉を選ぶセンスを上げていくことが大切だと思います。

本書には、有名な作品が、言葉を選ぶことの大切さを知るための引用として出題されています。
ここでは、その中の一つを紹介します。

次の短歌の( )に入る言葉ア〜エの選択肢から選びなさい。

東海の小島の磯白浜に
われ泣きぬれて
(  )とたはむる

ア犬
イ蟹
ウ猫
エ魚

この短歌は石川啄木の作品です。
小説が売れず生活苦を綴った歌になります。

ちなみに正解はイの蟹です。

泣きながら白浜で蟹と戯れていると表現することで
目の前に海があるのに関わらず、バシャバシャと悔しさで暴れるでもなく
砂浜で縮こまって蟹と戯れている、いじけた風景が目に浮かんできます。

ただ悔しい、悲しいと感情だけの言葉で表現するのではなく
蟹と戯れてる、そんな姿を思い浮かばせることによって
石川啄木が自身の小説が売れないことにどんな心情でいたかが鮮明に感じられます。 

こんな感情の表現の仕方があるのだと惚れ惚れするのと同時に
自分にはそんな感性はないなと思いました。

しかし、感性は鍛えられます!

その鍛え方と例題が本書には書かれています。

論理力を磨く

感性ともう一つ。
日本語力を身につけるために磨くべきものがあります。

それは論理です。

敬語を使うこと。
それも論理の手段の一つです。

私たちは日頃なんとなく敬語を使っているかもしれません。
また、尊敬語、謙譲語、丁寧語という言葉は知っていても正しい区別がつけれてないかもしれません。

しかし、それらを駆使することによって
人間関係をより円滑にしていくことができるのです。

尊敬語・・・相手を敬う言葉(相手を持ち上げる)
謙譲語・・・自分をへりくだって表現する言葉(自分を下げることで、相手を持ち上げる)
丁寧語・・・丁寧な言葉遣いで相手に敬意を表す言葉

ほかにも論理についての説明があるのですが
一つ一つ説明すると長くなるので詳しくは本書を読んでみてください。

論理というものがどんなものなのか読んでみると
日本語を違った角度で見ることができて楽しめます。

最後に

感性と論理力その二つを磨いていけば日本語力が鍛えられていきます。

本書ではその二つを鍛えるために何個か例題が出てきます。
それを解きながら解説を見ることで日本語の奥深さに触れることができるのです。

なんでか上手く人間関係が築けないな
上手くコミュニケーションが取れないな

人との関わりに何かしら悩みがある人は
日本語力が足りないからかもしれません。

今一度、日本語ってなんなのか。
この記事を見て考えてもらえたらと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

yonko

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本業の印刷をしながらグラフィックデザイナー兼ライターをしています。特技は色を作ることです。主に本やネット記事を読んで、自分が得た情報や体験を誰かの役に立つ記...

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