映画『マイ・インターン』から学ぶ上司への紳士的な気遣い

映画『マイ・インターン』の主人公は?見所は?
私が今回紹介するのは、映画『マイ・インターン』です。
仕事、家庭に一生懸命な女性社長を描いたこの映画は女性からの支持が高く、赤いDVDパッケージはレンタルショップで見かけた事もあるのではないでしょうか。
そして、そんな女性社長を支えるもう1人の主人公はシニアインターンとしてやってきた70歳のおじいさん。バリバリのビジネスウーマンと古希のシニアインターンの一見相容れない2人の信頼と友情が見どころの映画です。
2人の関係性を築いたシニアインターンの紳士的な気遣いから終始学べるポイントが多いです。
ぜひ映画もご覧いただきたいので、要点をまとめてお伝えしていきます。
上司への紳士的な気遣いを受け入れない女社長
舞台はニューヨーク。家庭を持ちながらファッション通販サイトを運営する女社長ジュールズ。そこへシニアインターンのベンがやって来る所から物語は始まります。
シニアの受け入れを軽いボランティアだと考えていたジュールズでしたが、ベンが配属されたのは社長直属の部下。しかし、任される仕事はなく2分間の打ち合わせで挨拶は終わります。
若者ばかりの社内で1人浮いてしまうベン。しかし、多くの経験をしてきたベンは恋愛相談や机の片付けなど周りの男性社員から信用を勝ち取っていきます。
社長直属の部下になった事に張り切っていたベンは他の社員が帰っても、毎日ジュールズの帰宅時間まで会社に残るのでした。
気遣いから映画『マイ・インターン』は加速していく
ある日出勤していたベンは、送迎の運転手が休んだ事からジュールズの送迎を勤めます。
投資家から会社のCEO推薦書を貰い落ち込んでいたジュールズでしたが、優しいベンは雑用、相談に子供の面倒まで見て機転を効かせます。
そんなベンを見て徐々に心を許して行くジュールズでしたが、彼女はもう一つ大きな問題を抱えていました。それはCEOを雇うか否かの決断にも関わってくる、夫マットの浮気でした。
ジュールズの仕事が忙しく家事に専念してくれたマットでしたが、その関係は崩壊しかけていたのです。
映画『マイ・インターン』を締めるのは紳士的な気遣いの言葉
CEO推薦者との面接出張にベンは同行する様になり、いつしか相談役の様な立ち位置を確立しました。
42年間の結婚生活を送ったベンへジュールズは仕事と家庭の相談を持ちかけます。
そこでジュールズは家庭の為にCEOを雇う決心がつき、面接もうまくいきます。夫のマットにも報告し、家族の関係を修復しよう決めるのです。しかし、CEOを決めたにも関わらず不安そうなジュールズに気付いたベンはある言葉を掛けます。
「会社には君が必要で君には会社が必要、君の宝物を誰にも譲って欲しくないな。」
もちろんジュールズはその言葉を望んでいました。更に夫のマットも会社を手放す事を反対し、自分の過ちを反省するのでした。
最後に映画『マイ・インターン』からの学び
70歳のシニアインターンのベンが終始活躍するのが観ていて気持ちの良い映画です。始めは受け入れないこともありましたが、その歳からの経験値と貫禄はどんな問題も難無く対応する余裕が伺えました。
また年齢関係なくどうすれば相手が喜ぶのか、どうすれば快適に過ごせるのかを考えるシーンが多く大変勉強になります。
上司への気遣いから大事な仕事も任される立場へ成り上がるのは現代でも応用できるのではないでしょうか。
また、作中では体調管理の為に毎日規則正しい生活を送っているベンも伺えて社会人の鏡の様でした。そんなベンが伺える映画『マイ・インターン』はこちらから視聴できます。(→映画『マイ・インターン』)
私もベンのような些細な事に気付ける気遣いを身に付けていきたいと思います。
ではまた。
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