書籍「福岡市を経営する」から学ぶ若者の人生戦略

はじめに
福岡市といえば、、、皆さんどのようなイメージをお持ちでしょうか?
”ご飯が美味しい” ”とんこつラーメンが有名”
などといったイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
もちろん!!
”ご飯は美味しいしコスパも良くて最高”なのですが、それだけはありません!笑
ここ近年福岡市は全国の中でも”最も活気ある街”へと大きく変様変わりしました。
私が実際に福岡市に住んでいてそれを肌で感じていました。
ここまで福岡市が成長したのも、福岡市のリーダーである高島市長の行政改革に秘訣があったことが分かりました。
高島市長は、アナウンサーの経歴を経て、「経営の経験なし」「行政の経験なし」という状況の中、36歳という若さで政治の世界に参入しました。そこから8年間で大きく福岡市を最強都市への導いたのです。
・人口増加率全国1位
・クルーズ船の帰港回数、横浜を抜いて全国1位
・スタートアップに力を入れて、4年連続開業率全国1位
・地価上昇率は東京都や大阪府のおよそ倍
・国際会議などの開催件数、全国の政令指定都市の中で1位
このように、高島市長の取り組みで福岡市は最強都市へと変化していきました。
そこで、どのように福岡市を最強都市へと導いたのかその秘訣を探るべく、現役市長である高島宗一郎さんが書かれた「福岡市を経営する」という本を手に取りました。
もし、興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、ぜひ読んでみて下さい!
この本から、
●最強都市へと導くための考え方
●若者はどのように行動したら良いのか
その若者の人生攻略法を学んだので今回紹介していきます!
成功の反対は挑戦しないこと
高島市長が大事にしていること、
それは、
「成功の反対は、失敗ではない。成功の反対は挑戦しないこと」
だそうです。
「何事も受け身じゃダメだ!理想の人生、理想の国、理想の時代は自分たちで作ろうぜ!」と本書で述べています。
つまり、失敗を恐れて何もしないのではなく、どんどん色々なことに挑戦しようということです!
皆さんには、夢はありますか?
大きな夢でなくても、「将来はこうやって過ごしたいな」とか、「こんな人生だったらいいな」とかぼんやりでもいいと思います。
皆さんは、その夢に向かって何かできていますか?
残念なことに、できない理由を並べて言い訳するのが得意だったりもします、、、。
高島さんは、そんなできない理由を並べるのではなく、
どうしたらできるか、どうしたら福岡市の未来が良くなるかを考えて、どんどん新しいことにチャレンジをしていました。
・全国に先駆けて、無料のWi-Fiを整備
・ビルの建て替え誘致し、都心部に新たな空間と雇用を生み出した
・「福岡100」プロジェクト→ICTやビッグデータを活用した施策の構築
・「スタートアップ都市宣言」をし、起業家を支援
・「行財政改革プラン」を打ち出し、財源の見直しを行い、保育所や子供医療費助成の拡大
このように、高島市長は、36歳という若さでありながら、福岡市のトップとしてどんどん新しいことにチャレンジし福岡市を最強都市へと導いたのです。
私は、子ども専門の看護師をしています。
人工呼吸器をつけた歩くことができない子どもがプールに入りたいと言っています。
大半の大人は、「プールに入るなんて危なくてできないよ」と言います。
でも、私の尊敬する看護師は、
「できないからしないのではなく、どうすればできるか考えて試行錯誤するんだよ」と話してくれました。
その子どもは、試行錯誤の上、無事にプールに入ることができ大喜びしていました。
おわりに
できない理由を並べるのは簡単です。でも、それでは何も変わりません。
”どうすればできるか考えて、まずはやってみる”
やってみることで失敗するかもしれませんが、そこから学ぶことは必ずあります。
失敗することも大きな一歩だと言えます。
その経験をまた次に生かしてチャレンジしていけたら良いですよね。
「成功の反対は失敗ではない。成功の反対は挑戦しないこと」まさにその通りだと思います。
自分たちの未来は、自分たちの手にかかっています。
若いからこそ、エネルギーもあります。この若さのエネルギーを生かして、どんどん新しいことにチャレンジして、より良い未来を一緒につくっていきましよう!
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