お釈迦様の言葉から、自分の生き方を考える

勉強

お釈迦様の言葉との出会い

こんにちは、watanabeです。

私は「なぜ生きているかわからない」、「生きることは苦しい」と思っていました。

どうすればいいのか悩んだところで解決策はなく、日々を送っていました。

しかし、生きるということに対して世界が参考にしているのが宗教ではないかとふと思いました。

本や動画、アスリートや著名人、芸術家など様々な人の話を聞いていたのですが、誰かに影響されているという共通点がありました。

「あの言葉がきっかけで」、「考え方が変わった」など、人は自分以外の言葉や思想に影響を受けて生きていると思います。
その中で宗教というのは、世界に影響を与えている言葉の源だと感じました。

宗教に対していいイメージを持たない方もおられると思いますが、仏教では生死を考える上では重要な考え方があり、生きることの大事なヒントを得られます。

お釈迦様の言ったとされる言葉は信仰でなく、自分自身がどう生きればいいかを説いています。

これからの時代を生き抜くための「考え方」や「あり方」について、深く学べると思いお釈迦様の教えについて学びました。

お釈迦様とは

シッダッタ、つまりお釈迦様は、紀元前5,6世紀に国の王子として生まれ、何不自由のない生活をしていました。
しかし、シッダッタは「人の充足は、地位や名誉や財産などでは得られない」という事に気づきます。
なぜそのような考えになったのか。
それは、大人になったシッダッタが遠出をした際に見た、よぼよぼの老人を見かけたことから始まりました。

シッダッタは弱々しい人間の姿を見たのが初めてでした。また別の日では病に侵される人々に出会い、さらに別の日には死者の亡骸に出会います。
シッダッタは自身にも訪れるこうした出来事を見ると、何を見ても楽しめなくなってしまいます。

贅沢や欲望を求めることと、病で苦しむことや死ぬことに対して矛盾を感じ、人生は意味不明なものとして苦悩していくのです。
そして、29歳のときに出家します。身分や今までの人間関係から離れたシッダッタは苦行を行います。
食を断ち、息を止め、肉体を酷使することでやせ細って衰えていきました。

そこでシッダッタが感じたのは、肉体を痛めることでなく、精神を充実させるこが生きるために必要だということを知ったのです。
そこから、苦行を辞め体力を回復したのちに、瞑想に入ります。

煩悩との戦いのなかで人生の苦しみを発見する術(すべ)を獲得しました。そこで目覚めた人、つまり悟りを開いた人となったのです。
その後、多くの弟子と暮らしながら、45年間の布教活動を続け、息を引き取りました。

これが、お釈迦様の一生です。

お釈迦様の教え

ここからは教についてお伝えしていきます。

【一切皆苦】いっさいかいく

【一切皆苦】いっさいかいく
・すべてのものはみな思いどおりにならない。この世で生きることは本質的に苦だ。

生きていく以上、人は病気になり痛みに襲われ、歳を取り、またお腹も空きます。

生きている以上何かが起こる可能性があり、それは苦であるということ。そこから、お腹を満たしたい、痛みを無くしたいという欲求へと変わります。
その欲求を消すことで苦が消失します。

そこで必要なのが自分に問い立てる感覚で、自己観察を行うことが大切です。

食事を例に考えてみます。

食事をすることで一時的に満足はしますが、またお腹が空きますよね。

・なぜお腹が空くのか
・そもそもお腹が空いているのか
・時間が来たからと食べていないか
・何を食べるか考えているか
・この食べ物はどこからきたのか

食事は生きるために必要ですが、必要以上の食事は健康を害します。

健康的に生きるためには食事の量や何を食べるかを自身で考えなければいけません。
食べなくても苦を感じ、食べすぎても苦を感じるからこそ、行動がどのような影響を与えているか認識しなくてはいけないのです。

自分の行っている行動への見解を深めることで、自分の欲望と向き合うことができ、考え方や行動が変化していくのです。

まず自身は何を苦であると感じているか、苦への対処となる行動(欲望)は何かを認識するのです。

【諸行無常】しょぎょうむじょう

【諸行無常】しょぎょうむじょう
・すべてのもはつねに変化していく。生じては滅びるのが、ものごとのさだめである

あなた自身の身体は日々変化していきます。食べすぎたら太り、食べなかったら痩せます。

また、人間関係も同様で昨日までの関係性が今日になったら変わる可能性があるのです。
いずれにしても共通するのは変化していくことです。

あなたの行動は、あなた自身や周囲の人へ何かしらの影響を与え、逆を言うと自身も自分以外のことからの影響を受けています。
そうして、あなた自身も変化してくのです。

さらにお釈迦様は
「この姿かたちは衰え果てた。たちまち壊れていく。生は死をもって終わりとなる」
と言いました。良い時も悪い時もあるが、その状態は常に変化していることを伺うことができます。

過去と今は同じではなく、見えない部分で変わっています。
今の状態は続かないと頭に入れることが大切になると思います。

変化を感じるためには、日々を漠然と過ごすのではなく、「昨日までの自分」と「今日の自分」にどんな変化があったのか。
物事の因果関係を考えることで変化を体感できます。

【諸法無我】しょほうむが

【諸法無我】しょほうむが
・すべてのものにおいて、「私」や「私のもの」という実態は存在しない。すべてのものは、その関係性において存在している。

ここでは、物事への執着を手放すことを重要としています。

私たちは、「私の」という所有する感覚を持つと安心する反面、無くすことへの恐怖と、失わないようにと誤った行動をしてしまいます。

執着には自分の利益や功名、楽しみのための行動を促しますが、その自分を中心とした考えが誤りになります。

  • 自分の利益はどこから来たのか
  • 楽しみを与えてくれるものは何か
  • 恐怖は何に対して感じているものは何か

自分の存在は様々な情報が集まった場所であり、そこに感情が表出されます。
感情が先ではなく、感情を動かす何かが存在することで自分自身を認識できるのです。

人は環境から多くの影響を受けます。
断捨離や住む場所を変えると物との関係性、人間関係の関係性が変化するから人は変わることになります。

自分の生き方を考えた時、自身をどこの環境に置くかが重要なのです。

【涅槃寂静】ねはんじゃくじょう

【涅槃寂静】ねはんじゃくじょう
・仏教における絶対平安の境地。時間の流れを超えた真の安らぎ。

いわゆる悟りの境地です。ただ、ここで大切なのは悟るという事よりも、自己を観察することになります。

仏教は信仰ではなく自分で考えることになります。

お釈迦様は
「自分自身を島とし、自分自身を救いのよりどころとして暮らせ。ほかのものを救いのよりどころとしてはならない」
と言っています。

幸せとは何か、お金や健康、名声があることが自分にとってどう影響をあたえるのか。

答えは自分の中にあるため、それを考え抜くことが必要になります。
答えが提示されていないため、時間のかかる問題となる可能性がありますが、そのプロセスが重要になってくるのです。

お釈迦様の言葉

生きることは苦であるが、苦に対して自分が何ができるかを考えると苦から離れることが出来る。
世の中は変化し続ける定めであり、肉体も死へと向かっている。死を迎えることを前提とし、自分はこれからどう生きたいかを考える。
執着をしない。私の物という概念が悩ませる原因となる。「わたし」というのは、自身と物事の関係性や距離感だと思うことが重要。今の自分に変化を与えたい場合は、今の環境を離れて、その関係性を変化させることが重要。
答えは自分の中にあると考える。自分をよりどころとし、自分自身で考え抜いていく。答えは人それぞれのため、自分なりの答えを見つけていく過程を大切にする。

おわりに

  • 他人の間違いに目を向けるな。他人がした事、しなかった事に目を向けるな。ただ、自分がやった事、やらなかった事だけを見つめよ。
  • 善は急げ。心を悪から遠ざけよ。徳を積むのにのろのろしていたら。心は悪事に惹かれてしまう。
  • 戦場において百万人に勝つよりも、ただ一つの自分自身に勝つことのできる者こそが、最高の勝者である。

これらは、お釈迦様の言葉です。

このように自分自身との対話を重視していることがわかります。

現在は様々情報を見ることができますが、その反面自分自身について理解することが難しくなってる気がします。
自分自身をよりどころとして、自分なりの答えを見つけて生きると、なぜ生きているのかという疑問に対しての答えがでます。

仏教は宗派も様々あり、原文の理解を深めることは難しいと思います。
今回は私は仏教の開祖であるお釈迦様の言葉を知るため、下記の本を手にしました。

皆さんの参考にもなると思うので、是非手に取ってみてください!

参考図書

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watanabe

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本や映画を見ながら、価値観の更新中。1人でいることに限界を感じているので、いろんな人にお世話になりながら生きています。

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