映画「マイレージ、マイライフ」ミニマリストとして生きていく為には?

映画「マイレージ、マイライフ」とは?
どうもフルザワです。
今回私がご紹介するのは映画「マイレージ、マイライフ」です。
どんな映画か簡単に言うと、1年のうち322日を空の上で過ごす男の話です。
主人公の名前はジョージ・クルーニー演じる「ライアン」。
彼の仕事はリストラ請負人。
アメリカ全土を飛び回りリストラ対象者にクビを宣告する執行人です。
中にはリストラに異論を唱える対象者もいるので神経も使う仕事です。
ライアンは年に30日しか自分の家に帰らないので、結婚はしていませんし恋人もいません。
しかし、彼には夢がありました。
それは1000万マイルを貯めた記念でしか会うことができない、フィンチ機長と会う事でした。
(1000万マイル=約1610万km、約6000回の搭乗)
映画「マイレージ、マイライフ」のみどころ(新人エリートのナタリー)
自分の夢を追っていたライアンでしたが、2人の女性と出会い人生に変化が起きていきます。
1人は部下として入ってくる新人エリートのナタリー。
新人エリートのナタリーは大学を卒業したばかりですが、効率的にリストラを宣告する方法を提案します。
それは出張に出向かずにテレビ電話越しにクビを言い渡すというものでした。
その試みは会社にも受け入れられますが、現場経験のないナタリーはライアンと一緒に現場へ向かう事になります。
その中でナタリーはリストラ宣告の難しさや厳しさを学び、
ライアンは人との繋がりについて考えていくようになります。
映画「マイレージ、マイライフ」みどころ(同業者のアレックス)
そして、ライアンの人生に大きな影響を及ぼすもう1人の女性が同業者のアレックスです。
アレックスはライアンと同じように仕事でマイルを貯めて、1年のほとんどを空の上で過ごしています。
そんな2人は意気投合し、出張先で度々落ち合うようになります。
ライアンは恋人を持つことや結婚について考えていませんでしたが、同じような価値観を持つアレックスに少しずつ心を許していくのです。
しかし、人生というのはそんなに簡単にいくものではありません。
なぜなら、アレックスはライアンとの関係を、割り切ったものとして考えていたからです。
そして、ある衝撃の展開が2人の仲をはっきりさせていくことになります。
この2人によってライアンの考え方が変わっていくのが、映画「マイレージ、マイライフ」のみどころです。
ミニマリストとして生きていく為には?
ライアンは出張で全米を飛び回る時はいつも、バックパック一つと、キャリーケース一つしか持っていません。
1年の内、322日が空の上ですから、それ以上の荷物は持ち合わせていません。
人間関係も普段からほとんど遊ぶことはなく、恋人もいませんし、家族との関係もそれほど親密ではありません。
仕事はスマートにこなし、時には「バックパックのような人生」という講演会もしています。
その中で、人生をバックパックに例えてあなたのバックパックには何を入れますかと問うシーンがあります。
「家、家族、友人、恋人、家具、家電…」
持ち物、人間関係を身軽にして生きていこうと言うのがライアンの伝えたい事なのです。
映画「マイレージ、マイライフ」から学べる事
最後にはライアンの夢であった1000万マイルを貯めフィンチ機長と会い、リストラ宣告人として再び空に飛び立つシーンで終わります。
ただしそれが、ハッピーエンドかどうかはぜひ映画を観て確認してみて下さい。(→映画「マイレージ、マイライフ」はこちらから)
映画「マイレージ、マイライフ」ではミニマリストのライアンから多くの事を感じ取れます。
講演会のシーンでは、きっと人生のバックパックが重いなと感じる事でしょう。
そして、バックパック一つで生活していく事へ憧れたり、
付き合う人を少なくしていきたいと思ったりするかもしれません。
しかし、ライアンも2人の女性と出会い心が動かされたように、
人と関係を持つことで得られるものもあります。
もし1人で過ごしていて、何か物足りなさを感じることがあるなら、
心を寄せられる人や、心の落ち着く居場所を持つのもいいのかもしれません。
ではまた。
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