書籍『速読の技術』で脳を開発。潜在能力を引き出す速読脳とは?

勉強

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本を読む目的は勉強をしたいとか、ただの暇つぶしとか、参考や資料にしたりなど色々あります。

目的は様々ですが、読書をするのなら多くの人が
「本を読むのなら時間をかけずに読みたい」
「短い期間で何冊も読みたい」と考えたことがあると思います。

そこで頭に浮かぶのが「速読」という言葉です。

私も時間をできるだけ短縮して読む冊数を増やしたいと思い
書籍『速読の技術』を読みました。

即効! 成果が上がる 速読の技術 (アスカビジネス)

「NHKニュース」「ためしてガッテン」「テストの花道~ニューベンゼミ」などでとりあげられた実践法を公開! 学ぶ意欲にあふれ、本が好きな人も、 ・「読むのが遅くていっこうに進まない」 ・「読んだことをすぐ忘れてしまう」 ・「けっきょく何も変わらない自分がいる」 と悩む人は多いのではないでしょうか。 そんな人には本書がお勧めです。 本書は、本を速く読むための「速読」の本ですが、まず …


本書には速読ではなく「速読脳」と書かれていて、初めて速読にも種類があることを知りました。

「速読」と「速読脳」は何が違うのか?

速読という言葉には二つ意味があります。

①一部分だけを読んで、内容を推測し把握するテクニック
拾い読み、飛ばし読み、要約を読む。
たくさん知識のある人、頭の回転が速い人ができる方法。

②情報処理が早い読書機能を自分の中に開発して、全てを読む読書能力。
理解力、情報処理速度をあげて全体を通して早く読む方法。

①は、とにかく早く読み終えることを重点的にした「速読」
②は、読解能力を鍛えてあげることで読書能力を身につけることを重視した「速読脳」です。

本書では二つの違いを照らし合わせつつ「速読脳」について書かれています。

①の「速読」だと自分の欲しい情報だけを抜き取るために、本や雑誌なら目次を読んで目的の部分だけ読む。
書類だと挨拶の定型文は礼儀としては必要ですが、内容を知る分にはじっくり読む必要がないので飛ばして読みます。
そんな読み方も速読となるのです。

しかし①の速読だと書籍での筆者の感情であったり想いを読み取ることはできません。
その場合は②の読解能力を上げて早く読みつつも理解力もついてる「速読脳」が向いています。

各々の違いをよく理解した上で、自分がどんな目的で本を読んでいるのかに合わせて使い分けていく必要があります。

速読脳を開発=人本来の潜在能力を引き出す

速読脳を開発することで本来人間が持っている潜在能力を引き出すことが可能になります。
早読みのテクニックを上げるのではなく、脳の機能を向上させるトレーニングをすることによって、自身の読書能力を上げた結果にできる読み方です。

読書能力というのは大きく分けて二つの要素があります。
正確に理解する「理解力」
早く理解して、早く読むことができる「速度力」です。

この二つの技術を会得することで情報処理能力が高まり、頭の回転をよくしていきます。

他にも…
文字を高速で見る視覚機能。
眼球運動の向上で鍛えられる集中力。
文字を理解する左脳と空間認識やイメージ補正を司どる右脳どちらも使うことによる脳の活性化。
落ち着いて集中した時にこそできる速読脳によるマインドフルネスの能力の向上。
など、効果は多岐に渡ります。

速読脳を開発することで引き出された潜在能力は読書だけではなく、普段の生活や仕事にもプラスの活躍をしてくれます。

速読脳の作り方

日本人の平均的な読書速度は1分あたり500〜700字です。
速読脳を身につけると、1分1万字以上読むことができるようになります。

目標は元の速度から3倍速に設定します。
1日一冊から1日三冊。

最初から10倍早く読めるようになりたいと思っても、速読脳は鍛える能力です。
トレーニングあってこそ身に付く能力になります。

では、どんなトレーニングをすれば能力が身につくのでしょうか。
速読脳を作るための一通りの流れを紹介します。

トレーニング前の読書速度を知る

まずトレーニングを始める前に、自分の読書速度を知らなければ成長もわからないので速度を測定します。
体調によって集中できない時や、深く理解したい時、読む速度が遅くなると思います。
なので、条件によって読む速度が変わるので厳密に一定ではないということ念頭に入れておいてください。

まず、条件を決めます。

1.全ての文字を順に追って読むこと。
飛ばし読みや、広い読みにならないように慌てず読む。
2.自分なりに普通に理解して読んでいく。

そしてストップウォッチもしくは時計を用意します。
約2ページほどの長さの文章のスタート地点と終わり地点を決め、読み終わるまでにかかった時間を計測します。

計測した時間はグラフ化していくことで視覚的にもわかりやすくなります。

読書のクセを取り除く

本を読んでいる時、自分では気づかない癖が出ている場合があります。

・読書する時頭を振ったり、指でなぞったりして目だけで文字を追っていない。
・姿勢を頻繁に変えての読書。
・音読はしてないが舌や唇を動かしてしまう、自分にしか聞こえない声で読んでいる。

上記のような癖がある場合、動きに気を取られ集中力や読む速度を上げる妨げになるので気をつけましょう。
自分では気づけない時は他の人に見てもらうのもありです。

準備する小道具

・メトロノーム(アプリでもOK)
・ストップウォッチもしくは時計

メトロノームは読むリズムを整えるのに使います。

以上の準備が整えばトレーニングがスタートします。

トレーニングプログラム

1.準備体操
2.眼筋ストレッチ
3.姿勢チェック
4.丹田呼吸
5.集中トレーニング
6.リズムトレーニング(①②交互に3セット)
  ①F1フォーマット
  ②文章トレーニング
7.F1トレーニング(①②交互に3セット)
  ①F1フォーマット
  ②読書トレーニング
8.読書速度の測定、グラフへ記入
9.F1フォーマットトレーニング
10.実践読書トレーニング
11.行数に換算して、グラフへ記入

以上がトレーニングプログラムになります。
1〜11までの所要時間は約30分です。

11項目となりますが、各項目1〜5分程度しか掛からないので表で見るに反して短く気軽に実践できます。

丹田の呼吸法や集中力を高めるドットカウントトレーニング、F1フォーマット、測定用のグラフなど
細かな説明や表は本書にしっかり書かれているのでぜひ読んでトレーニングを実践してみてください。

速読力をつけてたくさん読書

速読は元々能力がある人ができるものだと思っていました。
しかし、スポーツと同じで鍛えれば鍛えるほど能力が上達する速読もあるのだと本書を読んで知りました。

スポーツのようにトレーニングすることで速読脳を得ることができます。
コツコツと練習を積み重ねることが大切です。

速読はできる人とできない人がいる。
速読はうさんくさい。
そんな考えがある人はぜひ記事を読んで『速読の技術』に興味を持っていただけたらと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

yonko

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本業の印刷をしながらグラフィックデザイナー兼ライターをしています。特技は色を作ることです。主に本やネット記事を読んで、自分が得た情報や体験を誰かの役に立つ記...

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