自信がなくても大丈夫。悩まない思考の正体とは

こんにちは、fusegiです。
今回はあなたの悩みを解消する、一冊の本をご紹介します。
日々悩んでしまう
あなたにはこんな感覚がありませんか?
「自分の行動に自信が持てない」
「いざという時に決断ができない」
「そんな自分にまた落ち込んでしまう」
もしもこうして悩んでいるのなら、あなたは自己評価が低いのかもしれません。
心のどこかで自分自身に対して、
・弱い
・無力だ
・劣っている
このような思考が生まれている可能性があります。
そこで、そんなあなたにおすすめしたい書籍があります。
それがこちらの『自信をもてないあなたへ:自分でできる認知行動療法』です。
商品ページはこちらから。
この本を読めば、自己評価の低さから生まれる問題を認識し、
悩んでいる状態からどのように行動を変えていくべきか、理解できるようになります。
それでは次項から、解説していきます。
「自信が無い」とは?
本書によれば、自信の無さについて
何か欠けていると感じている人や、どこか不安定で自分を疑っているという人、自分に対して厳しく批判的な思いを抱くことがある人、自分の人生にいいことが起きる資格や価値があるとは思えない人がいるとしたら、それは自己評価が低い証拠です。
と説明しています。
自分に対して否定的な色合いが強いほど、自信がない、自己評価が低いという状態にあるというのです。
また本書では自己評価について、
これまでの経験、ことに自分の人となりについて言われてきたことをもとにして、自分を総括した結果であることが多いのです。
と述べています。
つまり自己評価が低い人は、これまでの経験について否定的な意見が多かった人なのです。
あなただけでなく、誰しもが否定的な感情を持つことがあるでしょう。
ですがその度合いが強すぎることで、不必要に自分を貶めてしまいます。
そしてその評価は次第にあなたの人生の核となって、物事を判断してしまうに様になるといいます。
次項では、自己評価の低さが起こす問題について触れていきます。
自己評価が低いとどうなるの?
自己評価の低さが生み出すもの、それは「悪循環」です。
それは、「結論」をベースにした「予測」「確認」「批判」のループに陥ることを意味しています。
本書では結論について「経験に基づいて自身に下す判断」であり「生きる上でのルール」と説明しています。
自分はどのような人間か、自分自身の考えを明確にしたものということですね。
その部分がもし否定的ならば、生きていく上での判断基準やルールそのものが否定的であり、物事についても何を達成したかではなく「何ができなかったか」について、思考が進んでいってしまう危険性を孕んでいます。
否定的な自己評価を基準に何ができなかったかを考えてしまうと、次のように思考がループしてしまいます。
例えば、任された仕事について考える場合、
「予測」:業務を上手く遂行できないかもしれない。
「確認」:業務中に「できなかった箇所」を振り返る。
「批判」:予測通りできなかった。自分はやはりだめだ。
といった思考の流れをとり、また「予測」に戻っていきます。
ここまでで述べたように、自己評価はあなたの過去の積み重ねによって成り立っています。
否定的な自己評価を持つことで、どんどんと否定的な過去を積み重ねていってしまうのです。
もちろん、自分自身を厳しく律することで、よりよい成果を出せるのならば、思考を変える必要はないでしょう。
ですが、その思考によって不必要に悩んでしまうのは非常にもったいない。
裏を返せば、過去の積み重ねが自己評価につながるのであれば、そこを肯定的に変えていけば、
悩まずに済むような「好循環」が生まれるのではないでしょうか。
そこで次項では、自己評価を好転させる向き合い方について解説していきます。
自分を認めて受け容れよう
この項では、3つの要素から自己評価を向上する道筋を探っていきます。
1、肯定感を受け入れる
自分の良いところを認めて評価することは、何も恥ずかしいことではないのですが、自身に対する自惚れと捉える人がいます。
また良いところを認められないと、成功体験も「運が良かっただけ」と切り捨ててしまっている可能性があるのです。
あなたもその傾向があるのならば、成功体験について思い出して書き出してみても良いでしょう。
2、自己受容の考えを持つ
自身の良い点が理解できると、欠点や課題とすべき点と同様に、自分自身の良い点が認識できるようになります。
良い点も悪い点も意識して、バランスの取れた人生の見方を手に入れ、自分が生きるに値する人間であると認識できるのが、自己受容です。
3、自問自答する
他人の評価ではなく、あなた自身に対して現状の問いを投げかけてみましょう。
・些細なできごと
・成功とは言えないもの
・取り組んでいる最中のもの
・あなたの自己肯定的な意見
あえて普段口にしたり、外部に発信する必要がないような小さな視点でも、良いところを積み重ねるために認識し直しましょう。
これらを実行すれば、自己評価を低く抑えている習慣を見つめ直すことができ、低い評価に悩んで悪循環に陥る状態から、脱することができるでしょう。
そして脱出した後にどんな未来が待っているのか気になる方は、ぜひ本書をお読みになってみてください。
さいごに
いかがでしたか?
自己評価を育てた原因を理解すると、自身の思考の傾向や、なぜ悩んでいるのかといった考えの偏りに対する客観的な視点が得られます。
そして、「原因があるのなら、解決すれば自己評価は変えられる」といった認識を持つことで、日々の行動に不安を抱えるなかでも十分に、意識をかえていくことができます。
私自身、自己評価の低さにはずっと悩んでいました。
それが自分に対する厳しさであると勘違いしていた時期もあったのですが、自分を肯定することも成長や強さにつながると、今では理解できるようになりました。
あなたもぜひ、本書の学習を通して新しい自己評価を手に入れてみましょう。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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