【衝撃】日本人の9割が知らない遺伝の事実 実は気づいていないだけかも?眠っている能力に気づけ!

日本人の9割が知らない遺伝の事実
本日、自分が紹介する衝撃を受けた本がこちらです!!!
作者である安藤寿康(あんどうじゅこう)さんは、慶應大学の教授で、遺伝と環境は人間にどう影響しているのか、科学的な解明を目指して20年以上研究されている方です。
主な研究手法が、双生児法で1000組を超えるふたごの赤ちゃんを対象に遺伝と環境の影響を調べられています。
以下のサイトにおいては、安藤さんがどんな研究をされてきたか見ることができます!
研究アーカイブ:安藤 寿康 教授:[慶應義塾大学文学部]
このページはJavaScriptを使用しています。JavaScriptを有効にしてご覧ください。 遺伝と環境は、人間にどう影響しているのか、科学的な解明を目指して20年以上研究しています。そのための研究手法が、双生児法です。長く大人のふたごも研究してきましたが、2004年12月に「首都圏ふたごプロジェクト」を立ち上げ、千組を超えるふたごの赤ちゃんを対象に遺伝と環境の影響を調べています。 …
今回は、本書から学んだことを活かして、人生にお役立てする方法も考えてみました!
ぜひ、最後までご覧になってください!!!
年収と遺伝・環境の関係
みなさん、年収を上げるために必要なことはなんだと思いますか?
学歴・コミュニケーション能力・いい会社に入る事などが世間で言われているのではないでしょうか?
ただ、この本で言われていることは「遺伝」「環境」が大きく影響すると言うことです。
下のグラフをご覧ください。
こちらは、本書で取り上げられていた「年収へ遺伝と環境の影響」を調べた結果です。
「日本人の9割が知らない遺伝の事実」(安藤寿康)より引用
なんとなく歳をとるにつれて遺伝の影響が大きくなるのかな?
ん?でもよくわからないぞ?まず「共有環境」「非共有環境」ってなんだ?
そんなことを思われたのではないでしょうか?
ただ、この「共有環境」「非共有環境」を理解することでこの図が理解でき、人生に何が必要なのか見えてきました!!!
そこで今回は、「遺伝」「共有環境」「非共有環境」について紐解き、このグラフの意味を理解し人生に活かす知識に変えていこうと思います!!
遺伝とは?
遺伝について話す上で「染色体」について話す必要があります。
人間には23組46本の染色体があります。
これらにより人間の性質が決まると言われているのですが、両親から生まれる染色体の組み合わせはなんと70兆ほどあります。
簡単に話すと、精子の染色体の組み合わせが2の23通り、卵子の組み合わせが2の23通り。
これらの組み合わせを考えると70兆もの組み合わせが成り立ちます。
ここで抑えたいことは、同じ両親からでも、生まれる子の性質は70兆通りあるということです。
共有環境と非共有環境
「共有環境」「非共有環境」という考え方は双生児(双子)の研究から始まっています。
というのも、先ほど取り上げた「遺伝と環境に関する研究調査」は双子にフォーカスして、
「一卵性」(遺伝子が限りなく一緒)と「二卵性」(同じ両親から生まれたが、遺伝に関しては先に述べたように70兆分の1であるため一致しない)の双子を比べているものであります。
例えば、一卵性と二卵性の双子を比べて
遺伝に関しては一卵性がほぼ一緒で、二卵性は異なります。
ただ、どちらを見ても、
育つ家庭、両親は一緒なので共有する環境があります。
例えば、親の年収や地位、家庭にある蔵書数などは「共有環境」であります・
しかしながら、双子であっても異なった環境に身を置くことになる事があることは当然です。
クラスは分けられることがほとんどでありますし、また家族で一緒に「キャンプ」に出かけたとしても、そのキャンプに対する感じ方は彼らの過去の経験も左右するため同じとは言えません、こうしたものを「非共有環境」と言います。
年収に関する真実
では、ここで冒頭の図に戻りましょう。
「日本人の9割が知らない遺伝の事実」(安藤寿康)より引用
双子を対象にした「年収と遺伝・環境の関係」(年収に対して遺伝・環境がどれほどの強度で影響を及ぼしているのかを調査したもの)を見ていくと
20代前半は「共有環境」の影響が大きいと言えます。
本書ではこの原因を「若い頃、つまり入社における最初の切り口は親のコネや、社会的地位、助言が大きく影響するためである」と考察しています。
しかしながら、歳をとるにつれて「遺伝」「非共有環境」が大切になることがわかります。
筆者はここについてこう述べています。
「親の七光りが通用するのも初めのころだけで、だんだん独り立ちして自分の実力が問われるなるようにつれて、その人自身の遺伝の影響が強くなるというのは、非常にもっともらしいと思いませんか。」 「日本人の9割が知らない遺伝の事実」(安藤寿康)より引用
親の「経済力」と「学力」相関関係にあるわけ
となると、親の年収(共有環境)と自分の年収はゆくゆくはあんまり関係ないじゃん!と分かりましたが
実は、親の「年収」と子の「学力」には相関関係が見られます。
ただ、学力に関する双子にフォーカスした安藤さんの調査からは
学力への「遺伝」の影響が50%〜60%、「非共有環境」の影響が20%〜30%
と出ています。驚くべきことに安藤さんの調査は「共有環境」、つまり親の年収の影響はほとんどないと言います。
ん?どういくこと?共有環境(年収など)は学力に関係ないというのに、実際は相関関係があるの?
どういうこと?と思ったのですが、そこには、こんな落とし穴があると安藤さんは話します。
年収が高い人の中には、「遺伝」が優れていない人もいると思います。
また、年収が低くても「遺伝」が優れている人は多くいると思います。
では、なぜ年収と学力は関係するのか?それは「非共有環境」にありました。
お金に余裕がある人は、子どもに様々な経験(非共有環境)をさせてあげることができ、余裕がない人は反対になかなか経験をさせてあげれません。
経験を積むと何が起きるかというと、もともと持っている遺伝(才能)がその経験により開花し、自分の強みを見つけることができるというのです。
つまり、誰にでも遺伝の力はあるのですが、経験によりそれを見つけなくてはいけないのです。
こうした、才能に気づき、伸ばすことのできる子どもの「学力」は伸びいくというわけです!!
社会に認められる能力とは??
能力は社会に認められている能力でなくては「能力」と呼べないと言います。
その最たる例が「学力」であり、社会的に最も認められている「能力」と言えるのではないでしょうか?
下のグラフは、本書に取り上げられていた「遺伝と環境の影響」を能力別に調査したものです。
「日本人の9割が知らない遺伝の事実」(安藤寿康)より引用
例えば、音楽は9割以上が遺伝の影響と出ていますので、かなり才能がないと難しい能力であると言えます。
これからはどう生きるべきか!?
今回の本を読んでみて、自分がこれから大切にしたいなと思った事が
「自分の潜在能力を引き出す!」ということです。
これを読まれている方はおそらく20代を超えている方だと思います。
なので、ここからは「親の年収は関係ありません」
しかし、経験という面で年収が高い家庭に育った子どもに負けを取っている可能性があります。
ここからは「非共有環境」と「遺伝」が年収に対してものをいいます。
潜在能力を引き出せといいましたが、
様々な経験(非共有環境)を通じて自分の奥底に眠る能力を引き出していかなくてはいけません!!!
グラフを見ると歳をとるにつれ
「遺伝」が年収に影響しているとともに「非共有環境」の影響も強くなってきています!!!
だからこそ、今回おすすめしたいのは「全部に手を上げてやってみろ!」ということです!
今まで、経験してないだけで実はとんでもない才能を持っているかもしれない!
そう思うと新しい事に挑戦する意義も大きくなる気がしませんか???
いかがだったでしょうか?
今回は、遺伝がものすごく大切だと理解した上で、潜在能力を引き出すために様々な環境に身をおいてみることがいいと結論づけました!
奥底に眠る「遺伝からの能力」
これを引き出すために、一緒に様々な経験をしていきましょう!!
最後までお読みいただきありがとうございました!!
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