伝える力に悩むあなたに。知っておきたい言葉のしくみ

勉強

こんにちは、fusegiです。
今回は、コミュニケーションの悩みを解決する本をご紹介します。

気持ちを伝えたい

「うまく話せない」
「思っていることが伝わらない」
「意見がぶつかってしまう」

このように感じたことはありませんか?
社会に生きる私たちにとって、「言葉」によるコミュニケーションは必要不可欠です。

ですが口下手であったり、人と接するのが苦手であったり、どうにも話すのが苦手である人がいる一方で、
話上手でしかも面白い、いつも人に囲まれている。こんな人がいるのも事実。

自分と周囲を比べてしまって落ち込んでしまう。
もしあなたがこのように悩んでいるのなら、おすすめしたい本があります。

それがこちらの『「言葉にできる」は武器になる。』です。

[梅田悟司]の「言葉にできる」は武器になる。 (日本経済新聞出版)

 

 

 

 

 

 

 

 

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この本を読めば、言葉でのコミュニケーションには何が必要なのか。
話し言葉・書き言葉にかかわらず、伝える力と向き合うにはどうすれば良いかを学ぶことができます。

それでは事項から、解説していきます。

言葉は評価の土台

本書によると、言葉によるコミュニケーションには4つの段階があります。

1:不理解・誤解 
2:理解 
3:納得 
4:共感・共鳴

この4つの段階が、いわば伝える力の大きさを表しています。

数字が大きくなるほどに思いが強く伝わっていると考えると、4つ目の共感・共鳴の段階では、相手側の反応までも含まれていくことに気がつきます。
伝える力が大きくなれば、話している相手の気持ちをこちら側に引き寄せることができるのです。

見方を変えれば、相手に動いてもらえるのです。

営業の経験がある方は、相手に動いてもらえることが、販売につながる大きな推進力となるのをご存知でしょう。
売りたいものを買いたいと思ってもらえれば、これ以上の収穫はありませんよね。

伝える力を最大限まで鍛えれば思いを共有できてしまうのが、言葉の力と言えるでしょう。

ところで4つの段階の1つ目、不理解・誤解についてはどうでしょうか。この段階では、言葉による意識の不一致が起きています。
伝えたいことがうまく伝わらない、誤った情報が伝わってしまったといった段階です。

この状況で起こることとして、本書では次のように述べられています。

人間は、相手の言葉に宿る重さや軽さ、深さや浅さを通じて、その人の人間性そのものを無意識のうちに評価しているのである。

つまり相手にうまく伝わらなかった場合、その言葉選びへの評価ではなく、

「この人は深く考えていない」

「薄っぺらい意見だ」

といったような人間性の評価に繋がってしまうのです。
反対に共感し合えるほどに強く伝わった場合も同様で、「言葉選びが上手い」ではなく、

「あの人は信頼できる人だ」

と、こちらも人間性の評価が下されるのです。
言葉による伝える力が、人間性の評価の土台になってしまっているのです。

次項ではそんな評価の原因について解説していきます。

言葉には二種類ある

なぜ言葉によって人間性が評価されてしまうのでしょうか。その理由として、本書では

「外に向かう言葉」

「内なる言葉」

以上の二種類が影響していると述べられています。

「外に向かう言葉」は話術・話し方のことであり、伝える道具としての言葉の形を意味しています。そして「内なる言葉」は自身の意見や思いを指しています。

私たちの言葉によるコミュニケーションは、「内なる言葉を外に向かう言葉に乗せて」伝えているのです。
内なる言葉の存在があるからこそ、話下手でも人を感動させることができる人や「口先だけな気がする」と言われる人がいるのでしょう。

あなたがもし言葉でのコミュニケーションに悩んでいるのなら、まず変えていくべきは話し方や書き方といった、外に向かう言葉ではありません。
それよりもまず内なる言葉、自身の意見や思いに注目していきましょう。

次項では、なぜ内なる言葉を重視するのか解説していきます。

自分をよく知ろう

内なる言葉と向き合うことについて本書では、

内なる言葉と向き合うことは、自分の視点と向き合うことと同意である。
そして、自分自身の視点に気が付くことが、外に向かう言葉を磨き、自分の言葉を持つ出発点になる。

そして「自分自身の視点」についても、

その正体は今まで生きてきた中で培われた視点の違いであり、その人自身の性格や個性そのものである。

と述べられています。

つまり、言葉による共感や共鳴を目指すには、物事について自分がどう考えているかを明確にしていく必要があるというのです。

「自分はこのような人間である」という意思表示が言葉によるコミュニケーションであるならば、まずは自分の思いを自分で説明できなければならないのです。

相手にどう伝えるか考えるよりも先に、自分自身の意見や気持ちを言葉にできているか、一度考える必要があるでしょう。
どのような価値観で物事を見ているか、どのような感情や行動が起こっているのかを理解していなければ、自身の状態を相手にも説明できません。

伝え方を学ぶ前に、伝えたいことは何なのか、理解が得られずに困ってしまったらまず自分の状態を振り返ってみましょう。

本書では、この後どのようにして内なる言葉を深めていくのか、ケースバイケースで述べられています。
気になる方はぜひ、書籍をお読みになってみてはいかがでしょうか。

さいごに

私自身コミュニケーションをとるのが苦手で、本書を読んで良かったと感じています。
常に小手先の技術や方策で改善しようとしていましたが、自分自身が何を伝えたいのか考える重要さに、気付くことができました。

もしあなたが言葉でのコミュニケーションに悩んでいるのなら、この本が助けになるかもしれません。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

yuya

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物流業で働きながらライター活動をしています。人生をよりよく過ごすため、もっと気楽に生きるため、書籍から得た学びをテーマにメンタルや身体的要因から考える人生観...

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