20代の一日あたりのインターネット使用時間は約150分、無自覚に時間を使っていないでしょうか?

インターネットとの関わり方
こんにちはwatanabeです。
インターネットを見ない、使わない日はありますか?
現代において、インターネットを利用しない日がある方はかなり少数だと言えます。
SNSや動画、ニュースを見ることで自分なりの楽しみ方や情報収集をしていると思います。
一方で、あなたはインターネットで時間の多くを消費している可能性があります。
そのため、インターネットを使っているのではなく、インターネットがあなたの行動を決めている可能性があるのです。
私は、現代においてインターネットを使っている時間を減らすことを重要とはしていません。
インターネットを何となく使用するのではなく、能動的に使用できているかを考えることが重要です。
インターネットに費やす時間を有効に使うためには、目的を持った使い方が必要です。
情報機器の普及率
総務省HPより
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r01/html/nd232110.html
このグラフは総務省HPに記載されている、情報通信機器の世帯保有率の推移です。
スマーフォンの普及率は、2010年~2013年の間で飛躍的に上昇し、その後も年々の上昇の一途をたどっています。
そして、普及率の高いスマートフォンでインターネットをする機会は多いため、インターネットをどう活用するかが生き方に関係していくと考えています。
言い換えると、スマートフォンで何をするかが重要になってくるのです。
スマートフォンの特徴として持ち運びができて、かつインターネットを使った通話や道案内、ブラウザなどができることで、以前のモバイル端末と比べ利便性は高くなっています。
アプリケーションも多様になり、スマートフォンがあれば他の情報機器端末は必須ではなくなったこともスマートフォン普及の要因だと考えます。
通話などの連絡手段だけではなく、娯楽や作業など、一般的にはスマートフォン一台で足りてしまうのです。
参考
・日本におけるスマートフォンの用途
出典:デロイト トウシュ トーマツ / 世界モバイル利用動向調査 2018
https://boxil.jp/beyond/a6025/
・ネットの利用状況
(出典)総務省情報通信政策研究所「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h29/html/nc111120.html
どのようなメディアをつかっているか
総務省HPより、 主なメディアの利用時間と行為者率
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r01/html/nd232510.html
このグラフは、世代別のネット利用時間です。
10、20代のネット利用時間が高いことがわかります。
20代のインターネット使用時間は平日に150分程度、休日は200分越えになっています。
一日の時間の決して少なくない時間が、インターネットを使用している状態です。
インターネットをしている時間が長くなるに従い、インターネットに影響が大きくなることが考えられます。
インターネットで買い物や動画の閲覧、ニュースなどを見れるという多様な使い方ができる一方で、検索自体が偏ってしまう可能性があります。
何に時間を使っているかが、人生そのものです。
同じような情報に繰り返し触れるばかりでは、テレビの番組表よりも使い方が限定されている可能性があります。
同じ情報に触れすぎないためには
検索履歴を見て、自分がどんなことを検索しているかを確認する。
サイト内で、お勧め記事のリンクは踏まない。
この2点を行うだけでも、自分が同じ分野や同じワードを何度も行き来することは少なくなります。
同じ分野の知識を深めたい場合は、記事の題名から新しい学びがありそうであればサイトを見て、なさそうでればアクセスしないことをお勧めします。
次は、一般的にインターネットで何をしているのか調べてみました。
インターネットで何をしているか
ガイアックスソーシャルメディアラボの記事より引用
https://gaiax-socialmedialab.jp/post-55237/
このデータからわかることは、SNSとYouTubeの利用率がかなり高いことがわかります。
私はこの部分が生き方を変える上で重要だと考えています。
SNSで時間を浪費していないか、YouTubeで同じような動画を毎日見て、時間を消費していないかという事が消費されない人生を送るポイントになると思います。
SNSでは、リアルで知らない方とも繋がれるメリットがありますが、いつでも繋がれる環境は際限のない時間を使うという事です。
YouTubeでは、お勧め動画が次々と表示されてつい動画を見続けてしまいます。この状態はテレビを何となく数時間見てしまったという状態と同じことと感じています。
現代は、SNSによる人との繋がりと、動画で余暇の時間の大半を使っています。
インターネットで情報が選べることにより、いろいろな情報に触れることが可能になりました。
しかし、行動だけ切り取ってみると、ほとんどの人が同じ行動をしていると考えることができます。
YouTubeとの付き合い方
ここからは利用率の高いYouTubeとの関わり方について考えます。
時間を無為に消費しないためには、YouTubeで勉強をすると決めることです。
無料で実用的に使える知識を学ぶことができます。
より専門分野に特化する場合は有料コンテンツや、書籍が必要となる場合もありますが、YouTubeでは学んだ知識を実際に運用できる程度の学びは十分に行えます。
学びのために検索するだけでも、多くの情報に触れることができます。
配信者もいろいろな方がいるので、自分に合った配信者が見つかります。
特に、リコメンド機能(関連動画)があなたの好む動画を勧めてくるので、あっという間に時間は過ぎてしまいます。
YouTubeは敵にも味方にもなるので、目的をもって関わることが重要です。
データでもあったように、この時間をどう使うかが大切です。
インターネットに繋がず本や、散歩をしてもいいかもしれません。
SNSの使い方
もう1つ、利用率の高かったSNSに関して考えます。
SNSに関しては、2つの関わり方があると思っています。
①常に返信できる状態にして、すぐ返信する。
②返信する時間を決めて、それ以外は見ない。
の2つです。
①はこれからビジネスを始めたい、人との関わりを大切にしたいという人に向いている。
②は自分のペースで生きたい、自分の時間を大切にしたい。
使う側がどんな目的を持つか、自分にとってストレスにならないような使い方をしなければ、SNSによってQOLが下がってしまいます。
※QOL(Quality of Life)とは、「人生の質」、「生活の質」などと訳されることが多く、私たちが生きる上での満足度をあらわす指標。
SNSに関しては、人の断捨離と言いますか、誰と連絡をとるかを考えることも人生において大切なので、今までの連絡先を消すことを考慮することも必要です。
何に時間を使っているかが大切
インターネットの普及とともにテレビ離れが進み、個人が好きな情報を見ることができる時代となりました。
しかし、実は好きな情報を見れるというのは、知らない情報をさらに遠くにする行為とも言えます。
知識を深く学ぶ事を目的としているのであれば良いのですが、実際は同じ情報に晒されているだけの可能性があるのです。
テレビは受動的なメディアであり、ネットは能動的なメディアと考えられます。
しかし、ネットも自然と目に入った記事にクリックするという行為は受動的にな部分があり、目に入った記事や動画というのは、あなたが検索したものではないのです。
あくまで関心がありそうな記事、動画です。
そのため、そうした使い方をせずに時間を自分で使うためには、何を知りたいかをはっきりさせる必要があります。
そして、多くの人が同じような記事や動画を見ている中で、あなたがどのようなものを見るかが、他の人との違いを生みだせるキッカケになります。
おわりに
インターネットがあることで、いつでもどこでも連絡がとれて、情報も検索することができるスマートフォンは手放すことは現代において不可能だと思います。
そして、スマートフォンでインターネットを使用し、多くの時間を使っている事も事実です。
何に時間を使ったかということが、これからの人生にとって重要になります。
能動的な使い方をして、インターネットを活用していきましょう!
この記事へのコメントはありません。