書籍『自分を変える!ロジカル・シンキング入門』から学ぶ、ロジックについて

こんにちは。かわいです。
先日読んだ書籍『自分を変える!ロジカル・シンキング入門』をご紹介したいと思います。
「ロジカル・シンキング」「ロジック」といっても、初めてはよくわからない、なんだか難しそうと感じることもあるかと思います。
ですが、ロジカルな思考は非常に重要で、物事を論理的に捉えることができれば、変化の激しい現代にも対応することができるようになります。「論理」は、万人にとって重要なものなのです。
この本では、ロジックとは何かが非常にわかりやすく説明されています。
ロジカルな思考を手に入れると考えることが楽しくなり、次々と新しい発想を得ることができます。それだけで、今までと全く違った人生を送ることができるのではないでしょうか。また、この本は入門なので、感覚的・直感的な人には特にうってつけです。
ロジカルな思考は、文章を読んだり書いたりする場合にも役立つ内容ですので、是非読んでみていただければと思います!
では早速ご紹介していきます。
書籍『自分を変える!ロジカル・シンキング入門』
本書の著者は、出口汪先生です。大学受験で有名な代々木ゼミナール、東進ハイスクールの現代文の予備校講師として大活躍された経歴をお持ちです。
「システム現代文」シリーズなどのベストセラーを刊行されており、論理力を要請する言語プログラム「論理エンジン」を完成させるなど、高等学校を中心に教育改革に取り組まれています。小学生から社会人まで、論理力養成のための「出口汪の日本語トレーニング」が反響を呼んでいます。現代文や論理力の問題集なども含め、著書の累計部数は700万部を超えています。
書籍『自分を変える!ロジカル・シンキング入門』では、ロジックとは何かをわかりやすく説明しており、まさにこれから論理を身につけようと思う方にうってつけの入門編と言えます。
では、ロジックとは何かというと、「同じことの繰り返し」です。
論理立てるということは、「筋道を立てる」こととイコールです。
そして、筋道を立てるというのは、同じことを何度も繰り返すことだと説明されています。
筋道を立てて説明しようとすると、ある主張Aを、いろんな別の言い方に換えて表現するのです。
具体的にどう言い換えるのかというと、
・具体例
・エピソード
・引用
・比喩
を用いていくのです。
本書でも「ロジックとは同じことの繰り返しである」ということが、エピソードや具体例を交えていろんな角度から説明されていました。
現代文の問題例などから具体的な捉え方なども紹介されており、身近で分かりやすいのではないかなと思います。
ロジカル・シンキングを身につける4ステップ
では、私たちがロジカル・シンキングを身につけるためには、具体的にどのような行動をとっていけばよいのでしょうか。
ここでは、本書でも紹介されていた4ステップを日々意識していくことを提案したいと思います。
その4ステップは、こちらです。
1. 相手の話を聞く
2. 様々な文章を読む
3. 自分で文章を書く
4. 書いたものを他人に批評してもらう
1. 相手の話を聞く
相手の話を聞く際に、話の筋道を意識しながら注意深く聞くようにします。相手はたった一つの主張を伝えたくて、形を変えて繰り返していることを意識するのです。
大概は論理に飛躍があったり感覚的だったりしますが、それに気づくことができるだけでも頭が論理的になっているということです。
2. 様々な文章を読む
様々な文章を読み、その際には筆者の立てた筋道を理解しようと意識して読むようにします。ここで、筆者が自分の主張を形を変えて繰り返していることを読み取ります。
具体例やエピソード、引用や比喩をどのように使っているかを意識できると良いですね。
多少分からなくても、どんどん読み進めることが重要です。そうすることで、次第に後から分かるようになってきます。
3. 自分で文章を書く
インプットを終えたらアウトプットです。
実際に何かテーマを見つけ、筋道を立てて自分で文章を書きます。
その際は主張したいことを決め、具体例やエピソード、うまい喩えがないか探し、それらを交えて書きます。
4. 書いたものを他人に批評してもらう
自分で文章を書いて論理力を鍛えたら、次は書いたものを第三者に読んでもらいます。
分かりにくい箇所を指摘してもらうことで、独りよがりな部分や論理に飛躍がある部分がわかります。
指摘してもらった部分を修正し、ブラッシュアップしていきましょう。
以上です。
慣れていないと大変だと感じるかもしれませんが、日々頭を使っていき、論理力を身につけて生活を豊かにしていければと思います。
私自身も実際にこの方法を始めてから、モノの見方が変わってきました。
本を読むスピードが早くなったり、相手の主張を理解しやすくなったり、本当にいろんな変化を感じています。これからも、日々意識することを続けていこうと思います。
この記事が参考になればとても嬉しいです。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
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