【NPO法人Homedoor】オンライン理事会、参加レポート

勉強

特定NPO法人『Homedoor』オンライン理事会

こんばんは!ライターのokuboです。

19歳女性が立ち上げたNPO法人『Homedoor』のオンライン理事会に今月参加してきました!

『Homedoor』とは…?
詳しい紹介は、こちらの記事に書いています。是非ご覧ください。

ゆとり世代が世界を動かす!19歳女性が起業したワケ

NPO法人『Homedoor』は一言でいうと、ホームレスを生み出さない社会構造をつくる」活動をしています!

2010年にNPO法人として登録されてから、2015年には「大阪府条例指定NPO法人」に認定(府内2番目)され、行政とも連携しながら、現在に至るまで活動を進めています。

ホームレス問題と聞くと、高齢者の方をイメージされる方が多いと思いますが、若者のホームレスの割合も増えているとのこと…

『Homedoor』オンライン理事会の趣旨は3つ。

・オンライン理事会を理事会メンバーだけでなく、一般公開で開催する。
・現在のホームレス事情の共有。
・普段は語られない『Homedoor』の活動について紹介。

現在のホームレス事情

日本全国の傾向

 こちらの表は「ホームレス数の推移(厚生労働省・全国調査)」の結果です。

 ホームレスの数は表のピーク時である2013年と2018年を比べると8割減少しており、全体の推移としては減少傾向がみられます。
 しかし、安定した住居がない状態でネットカフェ等を利用するいわゆる「ネットカフェ難民」をはじめとする、統計に現れない「見えないホームレス」が存在し、純粋に減少しているとは言えないようです
 『Homedoor』の活動拠点である大阪においても同じ傾向がみられるとのこと。

『Homedoor』相談者の増加、若年層の多さ

 『Homedoor』への相談者数は年々増加し、2018年度には300名を越えたそうです。また、相談者の年齢(2018年のデータ)をみると、幅広い年代からの相談があることが分かります。また、20代・30代が4割を占めるということに個人的にはかなり驚きました。

 

 帰る場所のない若者たちは、以下のような理由でホームレスへとなっているそうです。

・親に奨学金を使い込まれた。
・Homedoorに行くよう親に言われた。
・DVを受けていて実家には帰りたくない。
・施設で育ったから「実家」がない。

『Homedoor』コロナの影響

 2020年、3月の相談件数は72件、4月は105件(うちコロナ関連が65件)と加速度的に増加しています。「コロナの影響で失業しました」という内容の相談が2月末の時点であったそうです。
 また、いわゆる「ネットカフェ難民」をはじめとする、統計に現れない「見えないホームレス」がネットカフェ等の休業によって、路上へ追い出されたことが予想されます。その行き先については不明とのこと…。

 

『Homedoor』の活動について

コロナの影響もあり、ホームレスあるいはその予備軍が増加傾向となったと思われます。
ホームレスの状況を覆すのはとても大変なものです。

なぜなら、住所がない→履歴書に書く住所がなく就活できない→お金がない、という負の連鎖から抜け出しづらいという現状が存在しています。

そこで、『Homedoor』は一時的な住まいの提供や働く場の提供、自立への支援を本人の想いを汲みとりながらサポートしています。

少し話が変わりますが、一般的な対立意見として存在するのが、「生活保護という公的サポートがあるじゃないか」という意見です。また、長年ホームレス生活を送っている人の中には、現在のホームレス生活に納得しているという人たちもいます。

『Homedoor』は、“社会復帰したい””もう一度立ち上がりたい”と思った方に寄り添うサービスの提供をしており、「援助」というより「自助」をキーワードに活動を展開されています。

また、良いサービスがあっても、それを認知してもらわないと意味がないので、ポスターを公共施設やネットカフェに貼る交渉をしたり(体裁上、ネットカフェにはホームレスはいないということになっている)、実際に公園などに足を運びホームレスの方に弁当を配る”夜回り”という活動も実施して、より多くの方に支援を活用する機会を増やしています。

おわりに

冒頭でNPO法人『Homedoor』は一言でいうと、「ホームレスを生み出さない社会構造をつくる」活動をしている、と紹介しました。

“もう一度社会復帰したい”と思ったら、それが実現する社会構造の構築を、「生活保護」とは別の支援方法で行っています。

 

この記事を通して、誰もがチャレンジでき、失敗してもやり直すことができる社会へと変わりつつあるということを、他の誰より、書いている自分が再認識できました。また、最初の一歩を踏み出しやすい社会であるとも言えると思います。

何か目標に向かって頑張っている人や、何かにチャレンジしようとして迷っている方も、最初の一歩を踏み出してみてはどうでしょうか。

okubo

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職業:看護師。転職期間中にベビーシッターや家事代行も経験。コミュ障でネガティブ、そんな自分が嫌いでしたが、今では会って3回目の方に海外旅行へ招待されたり(ベ...

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