情報発信をビジネスに活かすために大切な「書き言葉」について

会話と書き言葉
こんにちは、watanabeです。
SNSで情報発信をする際に、自己紹介文や文章など書き言葉でどのような言葉を使っているでしょうか?
会話と書き言葉では、伝えられる情報が若干異なると考えています。
会話では、音声として認識して理解していますが、書き言葉では言葉を「目」で見ることができるので、言葉のイメージを広げることが可能だと思います。
特に日本語であれば
「森」、「モリ」、「もり」と
漢字、カタカナ、ひらがなを使うことができるので、読み手のイメージを広げる、または変えることができます。
情報発信では、他の人との違いを出し、興味を持ってもらうためには、他の人と違う言葉の使い方や、個性を表現する言葉の選び方が必要になります。
情報発信をビジネスに活用するためにも、言葉について学ぶ事は重要だと考えています。
言葉のイメージ
言葉のイメージについてです。
日本語で発信する場合、「漢字」、「カタカナ」、「ひらがな」を使い分けることはその言葉のイメージへと繋がります。
例えば
可愛い 女の子
カワイイ 女の子
かわいい 女の子
どれが正解というものではないですが、言葉から受ける印象は少し異なるのではないでしょうか?
海辺を歩くその可愛い少女は、心の傷を笑顔で隠しているように見えた。
海辺を歩くそのカワイイ少女は、心の傷を笑顔で隠しているように見えた。
海辺を歩くそのかわいい少女は、心の傷を笑顔で隠しているように見えた。
文章の内容もそうですが、言葉から受けるイメージが自分の与えたい印象に近いものを選んでいくことが大切だと思います。
言い回しを変える
感情を表す際に、どのような言葉を使うかも選択できるようになることも大切です。
例として、
「楽しい」という言葉の類語は以下の通りです。
「快楽」気持ちよくて、とても楽しい。特に、欲望が満たされる心地よさ。
「興趣」味わいのある面白み。
「うきうき」浮き浮きとも書くように、良い体験をして心が浮き立つ感じ。
楽しいという表現の中でも、感情のどの部分を強く伝えたいかで、言葉の選び方は変わっていきます。
また、「安心」という言葉の類語は以下の通りです。
「肩の荷が下りる」心配事がなくなりきもちが楽になる。
「放心」気にかけないこと、安心すること。心配事を払いのけるという意味から。
「ほっこりする」いかにもあったかい。
同じ安心を表す言葉でも、伝えたいことや文脈からどのような言葉を使うか選ぶことが必要です。
他にもさまざまな感情を表す言い方があります。
日本語表現インフォより
https://hyogen.info/
あの人の言葉で「ほっこり」したと言えば親しみやすい印象を受けやすい表現です。
私は常に「安楽」です、という表現は少し硬いイメージを受けるかもしれません。
こうした使い分けが伝えたい内容を詳細にして、読み手から見る発信者の印象へと繋がります。
Amazon.co.jp : その感情言葉にできますか
null
人を動かす文章の構成
ここで、情報発信をするうえで、情報発信からビジネスへと繋げるための文章の構成方法について書いていきます。
ここでは、『人を操る禁断の文章術』、著 メンタリストDaiGo
の本を参考にさせていただこうと思います。
情報発信を行い、そこからビジネスへと繋げていく為には、文章の構成を考えることが必要です。
DaiGo氏の本では、人を操る文章の仕組みとして
読む→言葉に反応する→想像する→行動を起こす
この構成を意識することを重要としています。
そのためには、想像し感情を動かし、人が動きたくなるような文章を作ることが必要になります。
例えば、
「このクルマでどこへ行きたいですか?誰を乗せたいですか?」
という文章があります。
この言葉でクルマで誰かを乗せていることを想像します。
そして、「誰か」をイメージした際にその人に適したクルマは何だろうと考えます。
そして、「このクルマを買うとイメージが現実になる、だからこのクルマが欲しい」という行動に繋がるようになります。
相手に未来をイメージできるような文章を書くことで、行動を促すことができます。
nul
人を操る禁断の文章術
まとめ
まずは、情報発信をしていく中で、言葉を選択できるようにすることが大切です。
ネット検索や、読書や映画からどのような言葉を使っているかを学びます。
また、「自分はどのようなキャラクターの発信者になるか」ということを決めるために、表現の方法を決めていきます。
最後は、情報発信をビジネスに変えるため、読み手の感情が動いて、行動へと繋がるように、日々トレーニングすることが必要です。
現代においての情報発信
情報発信は、すべての人がする必要はないと思います。
しかし、情報発信をすることで人との繋がりが生まれて、リアルと違う人間関係を構築できます。
そこからビジネスに発展したり、新しい考え方を学ぶことがあるため、メリットは大きいと考えています。
ただ、表現の仕方によっては、読み手に関心を持たれなかったり、読み手に不快な思いをさせたりするかもしれません。
そこで、この記事で書いた、「書き言葉」を意識して、
読み手が関心を持って、何らかの行動を起こしてくれるような発信ができればと思います。
この記事へのコメントはありません。