書籍「子どもの頭がグンと良くなる!国語の力」に学ぶ、人生を変える国語力とは?

こんにちは。
本日は、書籍「子どもの頭がグンと良くなる!国語の力」をご紹介します。
こちらの本は、主に小学生の子どもを持つ親に向けて書かれた本ですが、教育や勉強法に興味を持つ人にとっては、非常に役立つ内容となっています。
現代は知識を覚えていることよりも、それをいかに使いこなすかということが問われています。
国語の力をつけて自分で物事を考えることができるようになれば、人生をより豊かにしていくことができるのではないでしょうか。
ぜひこの本を読んで、人生を豊かにする国語力を身につけていただければと思います。
それでは早速内容を簡単にご紹介します。
国語力とは何か
国語で求められている力とは、自分勝手に文章を読んだり、相手の主張を間違って理解したりせず、客観的に読み解く力ともいえます。
それは、論理力ともいえます。
論理とは、筋道のことで、日本語の規則に従って言葉を使うことです。
論理力がつくと、相手に話をわかってもらいやすくなります。
そして、相手に何かを伝えようとするときは、「他者意識」を持つ必要があります。
他者意識とは、「相手がどう思っているのか」、「自分がこうすれば相手はどう思うのか」と考えることを言います。
他者意識を持つことにより、相手の立場に立って物事を考えることができるようになるのです。
また、論理的に考えることができ、なにか問題が起きた時に適切に対処することができます。
論理力をつけるために日々トレーニングすることで、国語力をつけることができます。
それでは国語力をつけるには具体的にどういったことをすれば良いか、次に説明します。
国語力の具体的な内容
国語力の具体的な内容については以下を特に意識してみるとよいと思います。
・3つの論理
・主語と述語
・語彙力
文章を書くときや話すときにもこれらを意識すると、自分の話が伝わりやすく、相手の主張も理解しやすくなるのではないかと思います。
では、それぞれ説明していきます。
3つの論理
3つの論理とは、因果関係・イコールの関係・対立の関係です。
1.因果関係
因果関係には、原因と結果があるのでそれを見つけます。
なぜなら〜、したがって〜、などと説明されることも多いです。
先に主張がある場合は、理由付けになります。
日頃から、「なぜ」「どうして」と理由を考える癖をつけておくとよいと思います。
2.イコールの関係
イコールの関係とは、言い換えや具体例、比喩などを用いて、ある主張を別の言い方で説明することです。
抽象的な主張は伝わりづらい場合もあるので、具体例や言い換えでわかりやすく伝えることができるのです。
3.対立の関係
なんらかの主張をする際に、その主張と反対の主張をあえて持ってくることで、自分の言いたいことを強調することができます。
これが、対立の関係です。
何かしたいことがあっても、別の物と比べてどうなのか?と一呼吸置いて考えることが重要といえます。
以上の3つの論理を日頃から意識して、規則に従って言葉を使う訓練をしていきましょう。
主語と述語
どんなに長い文章でも、その要点は主語と述語です。
まずは述語から考え、その主語をはっきりさせます。
日本語は前文の主語と同じ場合は主語を省略することもできます。
それ以外の場合で主語を省略すると、相手に伝わらないということになりかねません。
主語と述語を意識することを心がけましょう。
語彙力
最後に、語彙力についても増やしていきましょう。
豊富な語彙力や表現する力があれば、自分が感じたことを伝えやすくなります。
言葉がなければ考えることすらできません。言葉を増やして認識できる世界を広げることが大切といえます。
以上が国語力の具体的な内容となります。
日頃から意識して、国語力をつけて豊かな人生にしていきましょう!
お読み頂きありがとうございました!
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