健康のためだけじゃない!朝ごはんが及ぼす影響とは?

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20~30代の4人に1人は朝食をとらない

みなさん、こんにちは。じゆです。

突然ですが、みなさんは毎日朝食をとっていますか?

農林水産省は、食育推進施策に関する報告書である「食育白書」で、20〜30代では3割が朝食をとっておらず、特に20代は朝食をとっていない方が他の年代に比べて最も多いと発表しています。
これは、4人に1人は朝食をとらずに、仕事や学校に行っているということになります。

今回は、朝食が私たちに与える影響についてお話していきたいと思います。

朝食をとらないとどんな影響があるの?

まず、朝食をとらないと私たちにどんな影響を及ぼすのでしょうか?

集中力や記憶力の低下、イライラしやすくなる

朝食をとらなければ、脳にエネルギーが供給されません。
脳に必要なエネルギーとは、ブドウ糖です。ブドウ糖はビタミンなどとは異なり、からだの中に貯蔵しておくことができません。

脳のエネルギーが不足していると、集中力や記憶力が低下してしまい、イライラもしやすくなります。
そうすると、仕事や勉強もはかどらなくなってしまいます。

太りやすい

朝食を抜いている方は、朝食をとる習慣がある方と比べると、太りやすい傾向にあります。
それは、朝食をとらないことで、空腹時間が長くなり、血糖値が低い状態が続いてしまうためです。

血糖値が低い状態が続くと、脳が飢餓感を感じてしまい、食欲のコントロールが効かなくなり、よりたくさん食事をとってしまいます。
また一気に血糖値が上昇すると、血糖値を下げようと体内から大量のインスリンが分泌されます。

このように血糖値が急な上昇や低下は、肥満になりやすい要因となってしまいます。

病気になるリスクが高まる

国立がん研究センターは、生活習慣病の予防と健康寿命をのばすことに役立てるために、朝食をとらないことがどれだけ脳卒中発症のリスクを高めるのかという研究を行っています。
その研究は、全国8県の45〜74歳の男女8万人を対象に、脳梗塞などの脳卒中、心筋梗塞などの虚血性心疾患との関連を追跡したものです。

その結果、「朝食をとらない」「週に1〜2回しか朝食をとらない」グループは、「毎日朝食をとる」グループに比べて、脳卒中の発症が1.18倍高くなることがわかりました。

発症率が高まる原因として、朝食をとらないことによるストレスが血圧を高め、高血圧になることで脳卒中の発症率を高めるのではないかと考えられています。

朝食をとるだけで、幸福感が増す?!

朝食

2010年に、東北大学加齢医学研究所スマート・エイジング国際共同研究センターが20代から60代のビジネスマン1000人を対象に、「幸せ度とライフスタイルに関する調査」を実施しました。

この調査で、朝食をとる習慣のある方は、朝食をとらない方よりも幸福感を感じている割合が高いという結果になりました。
自分の幸せ度を100点満点とし、自己採点してもらったところ、毎日朝食をとる方の幸せ度が67.9点に対し、週2日以下しか朝食をとらない方の幸せ度は59.0点と低い値となったのです。

しっかり朝食をとる習慣がある方は、仕事や休日の過ごし方、さらには経済的にも満足しており、生活リズムが安定している割合が高いという結果になりました。
一方で、朝食をとる習慣がない方は、イライラしたり、不安があるという割合が高く、仕事にもネガティブなようすが多いようです。

このことから、朝食をとる習慣があることで、ストレスを減らし、仕事に対しての満足度も高まり、幸福感を感じやすいことがわかります。

朝食をとる習慣を身につけるためには

和の朝食

健康やダイエット、幸福感を得るために、朝食をとる習慣はとても大切です。
しかし、朝食をとる習慣にシフトしようとしても、なかなか難しいかもしれません。
ここでは、朝食をとる習慣を身につけるためのポイントを説明したいと思います。

早起きをしよう

朝食をとらない理由としてもっとも多いのは、「朝食をとる時間がないから」です。
朝食をとる時間がないのは、起きるのが遅いことが要因です。

このような方は、まずは朝食の時間を確保するために、いつもより早く起きることがポイントです。
そのため、朝食をとる時間がないという方は、朝食をとることではなく、早起きをすることを意識してみると良いでしょう。

早起きが苦手な方は、合わせてこちらも読んでみてください。

早起きは成功への大きな一歩

夕食を見直そう

早起きはするけれど、朝は食欲がないから朝食はとらないという方もいます。

なぜ朝食欲がわかないかというと、前日の夜にとった食事が関係しています。
前日の夕食のメニューが消化に悪いものであったり、寝る直前に食べると、起きている間に消化ができません。そうすると、睡眠中も消化をし続け、胃が疲れてしまい、朝起きでもお腹が空かなくなるのです。

そのため、朝食欲がないという方は、前日の夕食は消化によいものを食べる、また寝る2時間前までに済ませておくことがポイントとなります。

朝食は簡単に食べられるメニューにしよう

朝、しっかり頭やからだを起こすためには、卵や魚、肉などのタンパク質、ごはんやパンなどの炭水化物、そして野菜・果物に含まれるビタミン・ミネラルをとることをおすすめします。
この3つをとることで、効率よく頭とからだを目覚めさせることができるのです。
しかし、朝の時間はとても忙しく、朝食を準備する時間がないという方も少なくありません。

このような場合は、ゆで卵や納豆など、手がかからないものを取り入れたり前日の夜に準備しておいたりすると、朝準備する時間を省略することができます。
また最近は、朝早くからオープンしている喫茶店もあるので、少し早起きをして、喫茶店で朝食をとることも良いかもしれません。

朝からご飯を食べて体調を整えよう

私は、昔朝食をとらないことが多くありました。
朝食をとっていない日は、頭やからだが起きるまでに時間がかかり、仕事の途中でやっと覚めるという感じでした。
現在は、ゆで卵やサラダなど簡単なメニューではありますが、主にタンパク質やミネラルビタミンを摂るようにしています。この習慣が身についてからは体調もよく、仕事開始してからもすぐに集中することができています。

朝食をとる習慣を身につけるだけで、仕事の効率化、さらには幸福感を高めることができます。
普段朝食を抜いている方は、朝食をとる習慣を身につけることをおすすめします。

参考:「平成30年度食育白書
   「幸せ度とライフスタイルに関する調査
   「朝食の欠食と脳卒中の関連について

じゆ

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日本最西端のしま出身。 地元でナースとして5年働き、「あ、都会行こう。」と軽いノリで上京。 ナースの経験を活かし、健康面について主にお伝えしていきます。いつ...

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