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分かってもらえないから卒業できる書籍『知的な伝え方』〜前半・意識と伝え方編〜

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伝えたいことがうまく伝えられない人へ

こんにちは、ライターのyonkoです!

一度でも「何を言いたいのか分からない」と言われたことがある。
そんな経験がある人こそ、この記事を見ていってください。

自分の意図が全く伝わってない。
いつも頭がこんがらがってうまく言葉が出ない。

そんな悩みは「論理力があるかどうか」によって解決します。

論理力とは何か?
どうしたらうまく伝えることができるのか?

それを出口汪さんの書籍『知的な伝え方』の内容を紹介しつつ説明していこうと思います。

知的な伝え方

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「他者意識」を持っているかを知る

うまく伝える方法を知る前に。
まずは自分が普段どのように喋っているかを知る必要があります。

伝え下手の人は”相手にどう伝わっているか”という「他者意識」を持っていない場合があります。

自分が普段どのように喋っているのかを知ることによって、どのような意識を持って伝えようとしているのかを自覚することができるのです。

スマホなどで普段の会話を録音して聞いてみてください。
普段どの様に喋ってるのだろうと意識して喋るよりも、録音して聞くことで、より第三者の立場で自分の言葉を聞くことができます。

本書の中で

人間は「主観」でしか物事を考えない

と書かれています。

なぜ自分のことをわかってもらえないのだろう。
どうしてきちんと聞いてくれないのだろう。

そんな思いで必死に伝えようとすればするほど、相手ではなく自分に意識がいくため「他者意識」が欠けてしまいます。

「どうして分かってくれないの」と思うのではなく
「どうしたら相手はわかってくれるのか」と相手の立場に立って考えることで伝え方は格段に変わっていくことができます。

自分はちゃんと相手の立場を考えて喋っている。
そう思う人でも一度録音して自分がどの様に喋っているかを聞いてみてください。

音声を聞くことでどの様な伝え方をしているかを知ることだけでなく、もっと良い伝え方があるのではないかと考えるキッカケにもなると思います。

うまく伝えられる様になる「論理力」とは

伝えたいことがうまく伝わらない。
それは論理力があるかどうかで解決すると冒頭で書きました。

では、論理力とは何でしょうか?

ざっくりといえば
「論理力=物事の筋道を理解して、それをきちんと説明するための力」です。

私たちが意思を伝える時に使う言葉は二つあります。
感情語と論理語です。

どちらの言葉を使って伝えているかによって、相手への伝わり方が天と地ほどの差が出てきます。

感情語

「ムカつく」「うざい」「眠たい」
これらのいわゆる他者意識のない言葉が感情語と言います。

赤ちゃんが泣き声で意思を伝えようとしているのも感情語になります。

感情や感覚をただ言葉にした、動物的・原始的言葉とも言えます。

しかし、この言葉だけでは何がどの様にしてその感情に至ったのか、心の内までは分かりません。

論理語

感情や感覚がいつ、何故、どの様に感じているのかを伝わる様に説明する言葉が論理語になります。

感情的になり、頭に浮かんだ言葉をただ発するだけでは相手に何も伝えることができません。

相手に伝わる様にするには、自分の感情を整理して、道筋を立てて説明していく必要があります。

筋道の立て方には基本となる「三つの規則」があります。

論理の規則①「イコールの関係」

猫、犬、鳥。
三つの言葉があります。
この言葉の共通点は「動物」になります。

共通点を見出してひとまとめにすること、これを「抽象化」と言います。
逆に動物と言う言葉からそれぞれ種類を引き出すことを「具体化」と言います。

このA(動物)に対してA’(動物の種類)の関係性のことを「イコールの関係」と言います。

A(自分の主張)=A’(具体例・エピソード・引用)

この様に「イコールの関係」を活用させることによって
自分の意見と似た誰かの意見を引用したり、具体的な例を挙げたりする事で自分の主張に説得力を持たせる伝え方の一つです。

一見関係なさそうな具体例やエピソードでも、抽象化させていくことによって深いところでは共通点があることを見出せることもあります。

物事を具体化させたり抽象化させ「イコールの関係」を活用することで、客観的な根拠やAを裏付ける統計的なデータになります。
そうすることによって、聞き手の心に強い印象を残せることもあるのです。

論理の規則②「対立の関係」

言葉には白と黒、上と下、反対の意味を持った言葉があります。
これを「対立の関係」と言います。

「イコールの関係」とは逆の考え方によって自身の主張に説得力を持たせる方法です。

同時に、自分の意見が絶対に正しいものではなく、必ず対立する意見は存在する。
その様な意識を持つこともできます。

そうすることで、反対意見にも対応しやすくなり、対立する主張を比較検討した上で自分の主張を述べることで、自身の考え方に説得力を感じさせることができます。

論理の規則③「因果の関係」

原因となる事象を提示し、それを前提として導いた結果・結論を出すことを「因果の関係」と言います。

朝早く起きたから日の出が見れた。
冷たいものをたくさん食べたからお腹が痛くなった。

など、例文の様に行動があっての結果を導き出すことができます。
これによってもっともらしい理屈を付け加えて、こじつけで結論を出してしまうことを防止します。

そうすると、自身のことを知らない人にも何かを主張したいとき、「因果の関係」を使い理由を述べることでより説得力を持たせることができます。

これら三つの規則を使って話すことで「論理力」のある伝え方ができる様になります。

論理力は才能が必要なのではないか。

そう思う人もいるかもしれません。
しかし、論理力は元々持っている能力ではなく、鍛えて付ける能力になります。

自転車の乗り方を覚えたら意識せずともどれだけブランクがあろうが乗ることができます。
お箸の使い方も小さい頃覚えたら毎回どうやって持つのか考えずに持つことができます。

論理力も同じ様に鍛えることによって、無意識のうちに使える様になっていくのです。
常に他者意識を持ち、三つの法則を用いて物事を考える癖を日頃からつけていくことが大切です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は他者意識と、論理力について説明しました。
この記事を読むことで自分が今までどの様な喋り方をしていたのか。
振り返るのに良い機会になれればと思います。

後半では論理力を身につけるためにはどの様に鍛えていけば良いのかを説明したいと思います。

論理力についてもっと詳しく知りたい方は、今回の記事の参考にさせていただきました
出口汪の書籍『知的な伝え方』を読んでみてください。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。

yonko

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本業の印刷をしながらグラフィックデザイナー兼ライターをしています。特技は色を作ることです。主に本やネット記事を読んで、自分が得た情報や体験を誰かの役に立つ記...

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