仕事で成功するために!意識しておくべき3つの考え方とは?

今の仕事の状況に満足していない人へ
こんにちは!
ライターのshimodaです。
突然ですが、次のようなことを考えている人はいますか?
・このまま今の仕事を続けて大丈夫なのか
・仕事で新しいことへの挑戦を躊躇してしまう
・常に忙しい現状をどうにかしたい
職業は様々だと思いますが、仕事をしていれば一度は考えることだと思います。
結果を出して成功するためには、今よりさらに良い仕事の仕方を知り、実行する必要があります。
それと同時に、仕事をする上で何を考え、どんなことを意識するかということも大切になってきます。
世の中には、成功するための仕事術という内容で、様々な情報が溢れています。
正直、多すぎて何を参考にするべきか迷ってしまいますよね。
そこで、本記事では、仕事の種類に関係なく、仕事をする上で役に立つ考え方についておすすめの本をご紹介します。
さらに、その中からすぐに実践できる内容を3つお伝えしていきます。
仕事でより良い結果を出し、成功したいと考えている人は、ぜひ最後までご覧ください!
書籍『日本一稼ぐ弁護士の仕事術』
それでは、早速本の紹介をしていきましょう。
タイトルだけ見ると、なんだか近付き難くて、お金持ちが説くレベルの高い話なのではというイメージを持つかもしれません。
しかし、実際はそんなこともなく、誰でも実践できることが散りばめられています。
一つ一つが体験ベースで書かれているため、読みやすく理解しやすい内容になっています。
著者は、福永活也さんです。
本書が出版された2019年時点での肩書きは、弁護士・実業家・冒険家。
工業大学卒業後、24歳までフリーターとして過ごし、27歳の時に司法試験に一発合格し、弁護士として働き始めました。
その後、わずか5年のキャリアで弁護士として日本トップクラスの収入を得るまでになります。
他にも、不動産投資やレストラン・モデル事務所・人狼ゲーム店舗の経営等、幅広く活動しています。
さらに、プライベートにおいては、エベレスト登頂を含め、七大陸最高峰と南極点を制覇しており、異色の経歴を持ったユニークな方なのです。
これだけのことを経験してきていることもあり、大変中身の濃い一冊となっています。
今回は、その中から仕事に役立つ考え方について、3つほどご紹介します!
「食わず嫌い」は仕事の成功を阻む
皆さんは、コオロギせんべいは好きですか?
この質問に対して、大半の人は「好きでも嫌いでもない。食べたことがないからわからない」と答えるでしょう。
では逆に、「好きな食べ物はなんですか?」と聞くと、人それぞれ、「焼肉」「寿司」などと答えると思います。
さらに、「その好きな食べ物を食べたことがありますか?」と聞くと、当然すべての人が「はい」と答えるはずです。
一体何を言いたいんだと思われるかもしれませんが、つまりは、過去に一度でも食べたことがある物について初めて、好き嫌いが生まれるということです。
一度も食べたことがない物について、好きや嫌いの判断はできません。
これは、仕事や他の物事においても同じことが言えます。
著者の話を例に挙げると、弁護士として、最初は訴訟等の係争案件を中心にやっていました。
ある程度慣れてくると同種の案件を扱うのが楽になってくる一方で、新しい楽しみや成長が減っていきます。
そこで、合併や企業買収等のM&A、事業再生分野、東日本大震災の被災者支援と、取り組む分野を次々と変えていきました。
するとその度に、新しい分野はなんて楽しくてやりがいがあるのだとワクワクしていったそうです。
このように、好きなもの、楽しいと感じられるもの、熱中できるものを見つけるためには、まずは試しに色んなことを経験してみることが大切です。
「好きじゃないからやらない」と言うのは、先ほどの食べ物の話からもわかるように、おかしなことですよね。
やってみて、初めて好きか嫌いかわかるのですから。
だからこそ、「とにかくまずはやってみよう」と行動していくことが大切です。
その結果、自分の得意分野が見つかり、仕事の成功につながるということになるのです。
ちなみに、冒頭のコオロギせんべいは無印良品で売られているお菓子です。
エビのように香ばしい風味が特長で、美味しく食べられます。
これも、試して初めてわかることですね。
仕事で成功したいなら「忙しい」を口にしない!
「成功する秘訣は何ですか?」
この問いかけに対する答えは、今日から3年間、一度も「忙しい」と言わずに生活してみてください、という内容になります。
なぜか。
それは、何か新しい挑戦を断る理由として最も多いのが「忙しい」という理由だからです。
そして、「忙しい」という理由には中身が伴っていないことが多いということです。
時間というのは有限であり、常にある程度の仕事量は抱えているわけですから、「忙しい」と言ってしまいがちです。
追加の仕事を投げられて時に、余裕がある場合のみ「やります」と言うのが普通です。
しかし、著者の場合はまず「やります」と返事をしているのだそう。
いろいろな挑戦や誘いを一旦「Yes」で受けてしまって、タスクを手元にかき集めた上で、どうやって時間をやりくりしようか考えていくようにしているのです。
そうすることで、時間の効率化を図ったり、時間を最大活用化できるようになっていくと言います。
自分の限界というものを勝手に決めてしまうのではなく、時間配分をより細かく考えていくことで、実際はまだまだやれるということに気付かされます。
とりあえずやってみるという習慣がついてくると、すべてに対して「Yes」から入ることになり、世界がどんどん広がっていきます。
こういった姿勢は、必ず周りの人に伝わり、「いつ誘っても気持ちよくYesで応えてくれる」というイメージがついていきます。
ここまで到達できれば、過去の自分からは想像できないほど成長していると言えますね。
試しに、今日から3年間、一度も「忙しい」と言わずに生活してみてはいかがでしょう。
目的は「失敗しないこと」ではなく、「成功すること」
失敗して傷付くくらいなら、何も動かなければ自信や自尊心を失うリスクを負わなくて済むという結論に陥ってしまいます。
つまり、目的が成功することではなく、「失敗しないこと」になってしまう状態です。
私自身も、失敗しないようにと、新しい案件においてチャレンジしても良いはずのところで、無難な方向性に走ってしまうことがあります。
新しいことに挑戦すると、当然これまで経験したことのない不安や課題が出てきて、頭を悩ます日々が続きます。
そういった課題をいかに乗り越えられるかで、人の成長が大きく左右されます。
だからこそ、新しいことに躊躇せず、正面から突破しようとする人はかっこいいと思いますし、間違いなく大きく成長していきます。
結局、失敗すれば自信や自尊心を喪失してしまうと感じるのは、自意識過剰なことです。
そのように感じるということは、自分には大きな期待がかかっているということが前提となっているからです。
仮に、知名度が非常に高くて実力もあると言われている人が何か失敗してしまうと、世間からの大バッシングに合うことが予想されます。
一方で、我々のような凡人に対しては、注目度なんてほとんどありませんし、本気でバッシングしてくるような人はいないでしょう。
むしろ、20代という若さだけで、たくさんの挑戦をしたことについて褒められるはずです。
「失敗したらどうしよう」などと気負わずに、どんどん挑戦していくことが大切なのです。
まとめ:仕事で成功するために、取り入れた知識から即実践しよう!
いかがでしたでしょうか。
これまで紹介してきた3つの考え方についてまとめると、次のようになります。
・「食わず嫌い」は仕事の成功を阻む
・仕事で成功したいなら「忙しい」を口にしない
・目的は「失敗しないこと」ではなく、「成功すること」
改めて考えると、どれも当然のことであり、納得できる内容ですよね。
しかし、実際にこれらを実行できている人はほとんどいないのが現実です。
特に、20代の人たちは、経験が少ないがために実行した先のイメージがなかなか浮かばないこともあると思います。
だからこそ、リスクを冒して挑戦し、もし仮に失敗したところで、それが経験の一つとなり、将来に生きていくのです。
失敗なんてして当たり前という気持ちでいることが大切です。
失敗は決してネガティヴなことではありません。
数々の失敗を乗り越えた先に、仕事での成功が待っているわけです。
今回ご紹介した内容を意識しながら、挑戦を重ねていってほしいと思います。
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