なぜ20代で大量に本を読むべきなのか?読書をする4つのメリット!

読書でしか、味わえないものがある
こんにちは!ライターのマーです。
緊急事態宣言も解除されて、一番の恩恵は「図書館」が解放されたことですね(笑)。
何を隠そう私の今年の目標は図書館で100万円得をする事。
つまり、2,000円相当の本を500冊読むことです!
多そうに見えますけど、1日1.5冊の本を読めばいける計算なんですよ。
そりゃこれまで読書してこなかった人からすれば結構きつい読書量だとは思います。
でも、読書慣れしてくると1日1.5冊ってそこまできつくないんですよね。
ランニングも、最初は1kmくらいから始めて徐々に距離伸ばしてフルマラソンまで走れる体質を作っていくものです。
それと同じで読書体質を作るのも、少しずつ「量読む」しかないのです(詳しくは下記へ!)。
続かない人におすすめ!読書習慣と教養を身につける方法
読書習慣が大事という意見や、速読法を紹介している記事をよく見かけますよね。 触発されて読書にトライする方が多いかと思います。 しかし、 読書の習慣がない 読書を習慣にしようとしても継続できない 集中力が続かず、他のことに気がいってしまう などで困ったことはないでしょうか? …
ここからが本題なのですが、読書体質を身に着けることによって現代において数々のメリットがあります。
メリットを上げていくと
・知識が拡がる
・瞑想効果がある
・認知機能が高まる
・年収が上がる、かも!
といった、20代が生きていく上で欠かせない要素が勢ぞろいです。
最初に申し上げておくと、読書をすることで誤解されがちなことがございます。
それは読書は幸福度にあまり寄与しないことです(英語論文ですが、気になる方はこちら)。
ただ、「頭は良くなっても幸せになれないんなら別に本なんか読まなくてもいいや!」って思うことも当然アリだと思います。
しかし以下の悩みを持っている方は読書習慣を付け、体質を作っていくことをお勧めします。
・自分の収入に壁を感じる方
・ストレスを感じやすい方
・説明力に自信のない方
・自分がどう見られているか気になる方
特に20代の方にこそ、読書体質を築くといいことだらけだ!ということを紹介していきます。
読書の4つのメリット
では改めて。読書には、
・知識が拡がる
・瞑想効果がある
・認知機能が高まる
・年収が上がる、かも!
という4つのメリットがあることを挙げましたね。
一つ一つ解説していきます!
読書をすると知識が拡がる!
これは、解説するまでもないですね(笑)。
先人の培った知識を分かりやすく詰め込んだ書籍を読むことで、自分の知らなかった知識をつけることができ、世界が拡がります。
ここでお勧めしたいことが、同じようなジャンルの本を10冊以上読むこと!
なぜなら、自分が使える知識というのはより抽象的に解釈せねばならず、自分なりの解釈をするためには『ゲシュタルト』の構築が不可欠だから。
ゲシュタルトとは、「低い抽象度でばらばらになっているものが、抽象度が上がることにより1つの整合的なものになること」でして、一つの本だけだと低い抽象度で、同じジャンルの本を10冊ほど読むと知識の点と点が繋がる感覚を覚えます。
詳しくは、脳科学者でありIQ200超えの天才、苫米地英人の著書『圧倒的な価値を作る技術[ゲシュタルトメーカー]』という本に書かれております。
Kindleunlimitedで無料で読めるし、現代を生きていく上でも『ゲシュタルト・メーカー』の概念は役立ってくれること間違いなしでお勧めです。
読書には、瞑想効果がある!
続けて、読書には瞑想効果があります。
瞑想は続けることによって「今この瞬間」の意識を長く持つことができまして、メリットは下記の通りです
【主な瞑想効果の例】
・ストレスや不安が減る
・集中力が高まる
・決断力が高まる
・見た目が若返る
・睡眠の質が高まる
などの恩恵を得ることがもう脳科学的に実証されています。
なぜ、読書に瞑想効果があるのかというと、瞑想の基礎は以下のとおりでして
1.呼吸に意識を向ける
2.呼吸から意識がそれたらもどす
3.時間までくり返す
「本当にこんなので鍛えられているのか?」と思いますが、意識がそれたら戻すたびに脳の筋肉が確実に鍛えられています。
瞑想効果とトレーニング法について知りたければ、著書『マインドフルネスを超えて』がお勧めです。理由は翻訳が優しいから(笑)。
ここからが重要なのですが、意識の対象は何でもいいという事。
つまり、「呼吸」を「読書」に置き換えてもいいし、読書の方がトレーニングしやすいかと思われます。
本を1時間読むことは今でも私はできません。意識がそれると他のことがしたくなるものです。
しかし、ここで意識を戻して読んでいくうちに読書のスピードが、読み終わるまで5倍くらいになりました。
そして読書の仕方を変えた途端、仕事の集中度にモロ影響しました。
集中して終わらせることで、これまで時間ギリギリでやっていた仕事が、午前中には終わるようになったのです。
読書をすると認知機能が高まる!
読書をすると認知機能が高まり、記憶力が高まることも報告されてます(英語論文ですが詳しくはこちら)。
具体的にいうと、ワーキングメモリが鍛えられます。
ワーキングメモリとは、情報を短い間だけ保存しておく場所のこと。
要は脳のメモ帳みたいなものでして、この機能がアップすればするほど頭は良くなるし、コミュニケーション能力も上がるなんて言われております。
実際、1週間に4回、1日20分読書をすることによってワーキングメモリが有意に向上したとか。
しかしここで注意点が一つ。
読書の効果が発揮された人は「インタラクティブな読書」をした人のみということです。
インタラクティブとは、訳すと「対話形式」という意味。
つまり、「次のシーンはどうなると思う?」とか「主人公は何を考えてると思う?」みたいにオープンエンドな質問を投げかけていくタイプの読書を意味しております。
インタラクティブに読書をすることで思考を進めながら読書をすることができ、結果頭が良くなるという流れです。
ただ読書をすればいいってもんでもないんですよ。その辺の心構えはショーペンハウアーの『読書について』を読めば読書効果を存分に味わうことができるかと。
読書をすると年収が上がる、かも!
以前、『読書量と年収の関係性』という記事を書きました。
実際に雑誌『プレジデント』が年収500万円台と2,000万円代のビシネスマンに「仕事で役立てる情報源」についてアンケートを取ったところ、
2,000万円代:「新聞」「雑誌」「書籍」が多い
500万円代:「SNS・ネット」「テレビ」が多い
ということが分かりまして、特に「書籍」は2,000万円以上が43%、500万円代が29.4%と最も大きな差が開いたのだそう。
また、2009年の日経新聞での「本・書籍」の月額購入費について年収別に調査したところ、
800万円以上 :2,910円
400~800万円:2,517円
400万円以下 :1,914円
と読書量は年収に正比例するという結果がでました。
ここで、「年収が上がるかも」と断定できないのは世界的な科学調査が少ないからです。
しかし、現段階で言えることは年収が高い人は読書を重視しており、仕事の質を上げるために読書が相当役立っているということです。
そして、良く言われていることですが自分の年収は身近な5人の平均であるということで
読書をすることで、読書仲間ができて年収の高い人と共通の話題が持てるし面白く話せます。
身近な人を読書仲間にすることで、自分の年収が高くなる可能性が高くなる、ということではないでしょうか?
もっと詳しく知りたい方は手前味噌ですが私の以前の記事を参考にしてください!
読書量と年収の関係性
こんにちは!ライターの藤原です。 突然ですが、皆様は1ヶ月でどのくらい本を読むのでしょうか? 他の人がどのくらい本を読むのかって結構気になりますよね。 実は、平成30年の10月に文化庁が『国語に関する世論調査』を実施しており、 全国16歳以上の男女約2,000人に月間の読書量を調査したところ、以下の通りになりました。 グラフを見てみると、月に本を1冊も読まない人がほぼ半分の47.3%もおり、
本を読む時間がないなら時間を買ってでも読め!
前述した通り、読書は現代に生きる上で様々な恩恵をもたらしてくれます。
実体験を話すと、1日2時間を読書に費やしていますが、読書習慣がついたことで「生産性の高い」時間を過ごせていることは事実です。
読書を取り入れる前は、
・過去の後悔や未来の不安にさいなまれていた
・物覚えが悪く、バイトでよく同じミスをした
・そもそも日常が虚しかった。孤独感が襲う日々だった
とまあ、様々な悩みを持っておりまして・・・・
しかし読書を習慣づけ、読書体質になってからは一人の時間が充実するわ、仕事の効率も上がるわで、取り入れない時期と比べたらウッハウハな人生を歩んでおります!
最後に私が一番好きな読書に関する名言を載せておきます。
“1時間の読書をもってしても和らげることのできない悩みの種に、私はお目にかかったことがない”
– シャルル・ド・モンテスキュー(哲学者・思想家 フランス)
なので、私個人は読書を取り入れるべきだと強く言いたいです。
特に社会に出てこの先、生きていくことに不安を感じている人にこそ!読書をしてみることを勧めます!
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