菅原洋平さん著『すぐやる!行動力を高める科学的な方法』に学ぶ、先延ばしにしない方法

やるべきことに取りかかれないのは何故か?
こんにちは、ライターのはまじんがーです!
・やるべきことがあるのにダラダラ先延ばしにしてしまう
・ひと仕事終えて一息つくと、なかなか次の仕事にとりかかれない
・もっと行動力を上げて、密度の濃い毎日を過ごしたい
今回の記事は、このような悩みを抱えている方々のために書きました。
取り掛からなければならない仕事があるにも関わらず、スマホでネットサーフィンをしてしまい、
気づいたら1日が終わろうとしていた・・・
あるいは、
仕事が一区切りついて一休み、その後なんだかやる気がなくなってしまった・・・
冒頭で挙げたような悩みを抱えている方々は、一度はこのような経験をしたことがあるかと思います。
なぜ、やるべきことになかなか取りかかれないのでしょうか?
なぜ、なかなか行動に移せないのでしょうか?
それらの悩みを解消するべく、この記事では
①やるべきことを先延ばしにしないためには?
②次の仕事にすぐ取りかかるには?
③行動力を高めるのに必要なこと
について解説しました。
行動のメカニズムを科学的に解き明かした一冊
「行動できない」という悩みを解決するカギは、脳の仕組みにあります。
脳の仕組みを踏まえた上で、行動できるようになるための方法を科学的に解き明かしたのが、こちらの一冊『すぐやる!「行動力」を高める“科学的な”方法』です。
・いつも「すぐやる」人でありたい!
・なかなか行動できない自分を変えたい!
・常にやる気に満ち溢れた人でいたい!
このような想いのある方にはぜひ手に取っていただきたい一冊です。
著者は、作業療法士の菅原洋平さん
本書の著者は、作業療法士として脳のリハビリテーション、脳機能を活かした人材開発などに携わっている菅原洋平さんです。
人間の行動を科学的な見地から説いた書籍を数多く出版されている方でもあります。
本書では作業療法士としての知見を交えて、人間の行動を変えるための方法が余すことなく解説されています。
やるべきことを先延ばしにしないためには?
では、本書より印象に残った箇所を3つピックアップして紹介していきます。
1つ目は、「先延ばし」を防ぐ方法です。
やるべきことを先延ばしにしてダラダラしてしまうのを防ぐには、どうすればいいのでしょうか。
結論から言うと、「先延ばしをもたらす要因を見えないようにする」ことが対策となります。
人は、目にした全ての物事に対して「判断」を下しています。
その「判断」が余計なエネルギーの消費を招き、知らず知らずのうちに本来取り組むべきことに向かうエネルギーを奪っていくのです。
例えば、仕事を終えて帰宅してソファーで一息つくと、目の前にテレビのリモコンがあるとします。
そのリモコンを目にした時、「テレビを見るか見ないか」の判断が知らず知らずのうちに脳内で行われているのです。
だから、対策として「目に見えないようにする」ことが重要なのです。
テレビの例であれば、テレビそのものを片付けてしまうのが最も望ましいですが、それが難しいというのであればリモコンを目につきづらい場所に置くだけでも効果的です。
あなたの行動を阻害するもの、あなたの時間を奪うものから、なるべく距離を置くようしてみてください。
次の仕事にすぐ取りかかるには?
2つ目に紹介するのは、仕事を一休みしたあと、次の仕事にスムーズに取り掛かるための方法です。
一息ついてしまうとなかなかもとの集中力が戻らないこと、ありますよね。
それを防ぐためには「次の仕事にちょっとだけ手をつけておく」のが効果的です。
なぜこの対策が効果的なのかというと、脳には現状と目標との関係性を明確にするほど行動を起こしやすくなる働きがあるからです。
「次の仕事にちょっとだけ手をつける」ことは、現状と目標を近づけることにつながります。
現状と目標が近づくと脳は次の行動を予測できるようになり、さらなる行動につながるというわけです。
逆に、仕事が一区切りついたところで一息ついてしまうと、「次に何をするか」を考えるところから再開しなければならないので、行動するのが億劫になってしまいます。
ぜひ、一息つく前に「少しでも次の仕事に手をつける」ことを心がけてみてください。
行動力を高めるのに必要なこと
3つ目は、行動力を高める秘訣について紹介いたします。
ポイントは、「日々のルーティン化」です。
ルーティン化とは、毎日同じ行動を繰り返すことを言います。
ルーティン化によって行動力が高まる理由は、無駄なエネルギー消費を抑えられるからです。
日々の何気ない行動など「特に何も考えなくてもできること」に使うエネルギーの消費を抑えることによって、いざ新しいことを始めようとするときやすぐに行動を起こさなければならない場面で、余ったエネルギーを存分に使えるというわけです。
(余分なエネルギー消費を抑えるという意味では、1つ目に紹介したポイントと似ていますね)
逆に、生活の中にルーティンが全くなくいつも新しいことをやろうとし続けていると肝心なときに行動できなくなります。
「充実した1日にしよう!」と張り切っていたら、いつのまにかどっと疲れがたまっていたという経験、ありませんか?
本当に大事なときに行動できるエネルギーを持ち続けるために、日常の何気ないところはルーティン化してみましょう。
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以上、菅原洋平さんの著書『すぐやる!「行動力」を高める“科学的な”方法』より印象に残った箇所を3つピックアップして紹介いたしました。
この記事でご紹介したこと以外にも、本書からは
・脳が勝手にやる気になる言葉の使い方
・「やればできる」を乗り越えて行動に移す方法
・「すぐやるスイッチ」をすぐ手に入れる方法
といったことを学ぶことができます。
徹底的に自分の行動力を高めていきたいという方はぜひ、本書を一読されることをオススメします。
今ならkindle unlimitedで無料で読めますので、この機会に手にとってみてください。
それでは、今回の記事は以上です。
お読みいただき、ありがとうございました!
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