間違った寝溜めは翌日に疲れる!?翌日快眠する為の「寝溜め」と「二度寝」の正しい方法とは

こんにちは。たっきゅーです。
梅雨の時期は、頭がスッキリせず、眠気や怠さが残ってしまいます。
休日は、疲れを取ろうと思い、沢山寝溜めをするも、翌日の仕事の時は、特に怠く感じてしまいます。
どうして、こんなに怠くなるのかなと思い、睡眠について調べたところ、書籍『「寝足りない」がなくなる本』に翌日スッキリする為の睡眠の仕方が具体的に書かれていました。
具体的で分かり易かったので、紹介致します。
書籍『「寝足りない」がなくなる本』
本書では、目覚めた後や寝る前に行うと良いこと、日常のちょっとした工夫をする事で睡眠の質が向上する方法など、いい睡眠をとるための具体的な方法が書かれています。
今回はその中から、なぜ寝溜めがダメなのか、また、二度寝の正しい方法を紹介致します。
休日の寝溜めは慢性的な疲労に繋がる!?
休日の朝は、目覚まし時計をかけずに、心ゆくまで眠っていたい人が多いと思います。私も、その1人でした。
「週末の寝だめが人生の楽しみ」という人がいるほどですから。
週末に寝だめをすることで体と心の疲れをとっていると考えがちですが、この本によると、寝だめをすることでかえって慢性的な疲労が引き起こされるそうです。
睡眠不足を挽回する事を「寝溜め」と呼びますが、沢山寝て、眠りをストックする事は出来ないのです。
では、寝不足な人はどうすれば解消出来るのかと言いますと、
起きる時間を変えない事が重要です。
「平日と同じ起床時間にいったん起きて、カーテンを開け、部屋を明るくして、二度寝をする事」
が効率的な寝溜めの方法となります。
より理想的な寝溜めは、起床時間を変えずに、少しでも早寝をする事になります。
忙しい私たちにとって、いい睡眠リズムができる「規則正しい生活」とは、「起床時間をできるだけそろえる」という事です。
なぜ、起床時間を揃えるのか
睡眠の後半は、起きる準備をする役割があります。
起床時間の3時間前から、血圧や血糖値を上げて、脳に充分な血流を届ける役割を持つ「コルチゾール」が分泌されていきます。
コルチゾールの分泌は、6時に起床している人は、夜中の3時から分泌がはじまります。
ですが、週末に9時まで眠っていたとします。すると、翌日は9時にピークになるように脳はプログラムします。
9時の3時間前の6時に分泌を開始し、6時に目覚めると、コルチゾールが分泌されていない状態から、急激に分泌されます。
コルチゾールが過剰に分泌されている脳は、うつ病の状態と同じと言われています。
「ブルーマンデー」という言葉を聞いた事はあると思います。
この原因は、週末の起床時間を遅らせたことが原因と言われています。
二度寝の方法とは?
より効果的に二度寝をするためには、カーテンを開けて、部屋を明るくして二度寝をする事が大切です。
カーテンが閉まったままの暗い部屋で寝だめをすると、体の疲れがとれなくなってしまいます。
では、なぜ部屋を明るくして二度寝をするといいかと言いますと、
「メラトニンリズム」を整えるためです。
メラトニンとは、脳を眠らせるホルモンで、外の光があたると減って目が覚め、暗くなると増えて眠くなります。
「朝」と「夜」を光によって感知してはたらくホルモンです。
光によってメラトニンが減ると、その16時間後に、再びメラトニンが分泌されて、私たちは眠くなります。
たとえば、朝の6時に起床して脳に光が届いたら、夜の10時頃に眠くなる仕組みです。
カーテンを開け、外光を浴びる事でメラトニンが減り、夜の眠気が作られる仕組みとなります。
書籍『「寝足りない」がなくなる本』を読んで
本書には、他にもぐっすり眠る為の準備や不眠症に対してのよくある質問にも答えていますので、
睡眠に悩んでる人は、解決策が見つかるかも知れません。
今回紹介した「寝溜め」や「二度寝」は、良くないと聞いていましたが、正しいやり方をすれば、快眠出来ることを学びました。
快眠を手に入れて、日々がもっと充実した生活が送れるように、継続していきたいです。
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