行動力がなくなる原因は脳にあった!”変化と現状維持”について。

生活習慣を改善できないのはあなたのせいじゃない
こんにちは!ライターのyonkoです。
生活習慣を改善したいのに変えられない。
新しいことを始めても続かない。
新規一変したいけどなかなか一歩を踏み出せない。
そんな思いをしたことがありませんか。
そんな自分を何回も繰り返して、諦めや、自身の情けなさを持ってしまってる人もいると思います。
しかし、そんなことを感じる必要は全くないのです!
あなたは何も悪くありません!
悪いのは誰もが備わっている脳の働きのせいなのです。
変化を妨害する脳の働き
頑張りが続かないのは脳のせいなのです。
脳には「今の状態を変えたくない!」という現状維持の力が強く働くからです。
寝起きの気持ちのいい布団から出たくない。
住み慣れた環境から移り変わりたくない。
そんな現状維持を望むぐずぐずとした感情を引き出す働きを「ホメオスタシス」と言います。
なぜ変えたいと願っている人の邪魔をする働きが脳にあるのでしょうか?
「ホメオスタシス」とは本来とても大切な役割を果たしているからです。
現状維持の力”ホメオスタシス”とは
ホメオスタシスは、生活習慣などに対してだけではなく、体の維持にも働きかけます。
体への働きがとても大切な役割を果たしているのです。
ホメオスタシスは生物学的に見た場合とライフスタイルから見た場合で大きく見え方が変わってきます。
1.生物学的
私たちの体の状態を保とうとする調節機能の役割を果たしています。
軽い怪我をしたり風邪を引いたら体をなおす。
体内の水分量を一定に保つ。
体温を一定温度に保つ。
など、体調管理をしてくれているのです。
そして、現状維持をするホメオスタシスが乱されそうになったとき、
3つのシステムが体を守ってくれます。
①自律神経
呼吸・心拍・血圧・体温・発汗などをコントロールしてくれます。
・体を活発にさせる「交感神経」
・リラックスさせる「副交感神経」
この二つの神経で成り立っているのが自律神経です。
ストレスなどでホメオスタシスが乱れた時、交感神経が活性化します。
緊張などで心拍数があがったりするのはこの交感神経によって引き起こされます。
そしてストレスが去ると副交感神経が活性化します。
交換神経によって高ぶった気持ちや体を落ち着かせてくれます。
②内分泌系
体の内側へ分泌するホルモンなどのことです。
ホルモンの種類や量を調節することで、ホメオスタシスを維持しています。
③免疫
異物やストレスに対する防衛反応のことです。
簡単に風邪をひいたり、体調を崩したりする、体の変化をブロックしてくれます。
それぞれ3つのシステムが働きを強めたり抑えたりすることによってホメオスタシスを維持してくれるのです。
体を正常な状態に戻そうという働きは私たちが生きていく上で欠かせません。
しかし、残念ながら脳は悪い変化と良い変化の区別ができないのです。
2.ライフスタイル
ホメオスタシスは、良い変化までも元に戻そうと働きかけます。
ライフスタイルから見た時、とてもわかりやすく現状維持が悪い方へと働いてしまいます。
脳はコンフォートゾーン
いわゆる「快適な環境」から抜け出したくないと活動します。
脳のいう「快適な環境」というのは「慣れた環境」のことです。
例えば、数年勤めた会社から転職を考えているのになかなか動き出せない。
新しい習慣を取り入れたいのにいつの間にか辞めて以前の習慣のままになっている。
など、脳は「慣れた環境」から抜け出したくないと考え、次の行動をどうにかして止めようとしてしまうのです。
まとめ
私たちが変わりたいと願う裏に、脳が現状維持を強く働きかけているという事実を説明した上で
まとめに入ります。
一番大切な「ホメオスタシスに打ち勝つ方法」は実体験に基づきしっかりと説明していきたいと思います。
なので、後半へと続きます。
「自分が頑張れなかったのは、脳のせいだったんだ!」
そう思えばこれからの自分の行動にも希望が見出せます。
習慣も変えられる、三日坊主が直せる。
もしかしたら人生も変えることができるかもしれない!
そんな明るい気持ちを持てる内容になっていたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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