仕事の効率アップにつながる?音楽を効果的に取り入れよう!

仕事や作業中に音楽を聴いていますか?
こんにちは!
ライターのshimodaです。
「職場の環境を改善して、もっと居心地よく、仕事に集中できるようにしたい」
「お客様からの自分への評価、会社への評価を高めたい」
今回は、このような悩みを持っている方に向けて、お話ししていきます。
働く環境によって、仕事の効率は大きく変わりますよね。
例えば、使用するパソコンや机、椅子といった常に触れているようなものから、フロア全体の雰囲気などあらゆることが仕事に影響してきます。
仕事の効率をアップさせるためにどうすれば良いのか。
内部からも外部からも高い評価を得るにはどうすれば良いのか。
調べていく中で、次のような記事を見つけました。
この記事を読んで、「音楽」を取り入れることにより様々なメリットがあることを知り、一つの解決策なのではと考えました。
そこで今回は、音楽を聴きながら仕事をすることで、どんな効果があるのかということについてお伝えしていきます。
音楽と集中力に関する研究についても触れています。
是非最後までご覧ください!
音楽を流すことによりもたらされる効果とは?
外でご飯を食べるということは、普段からありますよね。
飲食店に入ると、大抵何かしらの音楽が流れているはずです。
食事中に何気なく聞こえてくる音楽ですが、これには店側にとってのメリットがあると言います。
それが次の3つです。
①感情誘導効果
②イメージ誘導効果
③マスキング効果
これらは、音楽を流すことによりもたらされる効果であり、それぞれの考え方を一般の職場にも取り入れることができます。
では、具体的に3つの効果について解説します。
どのように職場に取り入れ、環境の改善や仕事の効率アップにつなげるのか、見ていきましょう。
①感情誘導効果
音楽には人の心を動かす感情誘導効果があります。
飲食店においては、時間帯や目的によって選曲を変えることにより、お客様の心理を刺激することができるのだとか。
例えば、アップテンポの曲をかけることで購買意欲を煽ったり、一方でスローテンポな曲をかけることによりゆったりと過ごしやすい空間を演出したり、といった感じです。
では、これを職場に応用するとしたらどうなるのか。
実際に音楽をかける場所としては、食堂や休憩室ですね。
長時間仕事をしているとストレスは溜まっていき、仕事の効率はどうしても下がってしまいます。
そのため、休憩時間をどう過ごすかが重要になってきます。
ゆったりとした音楽をかけることで、リラックス空間を演出し、気持ちをリフレッシュさせることができます。
もちろん、自分の席で静かに音楽を聴くのもありですよね。
集中する時間とリラックスする時間を分けることで、メリハリのある仕事のサイクルとなり、効率アップにつながるということです。
②イメージ誘導効果
音楽はその場の雰囲気を演出するための効果的な手段となります。
同じ環境で同じ商品を提供していたとしても、店から感じられる雰囲気は同じというわけではありません。
店のコンセプトによって、作り出したいイメージは異なります。
高級感、スタイリッシュ感、アットホーム感など様々。
かける音楽によってお客様の聴覚に働きかけ、店のイメージを演出することができます。
また、音楽のイメージ誘導効果により、職場の雰囲気を演出することができます。
職場の環境改善というところで、うまくマッチするのではないでしょうか。
居心地よく、快適な職場となれば、間違いなく生産性は上がります。
環境が良い方が、当然仕事における結果も出しやすいわけで、自身の評価にもつながってくるのです。
そして、職場の雰囲気が良い方向へ向かうことで、会社に出入りするお客様からの印象もプラスになります。
特に受付フロアは最も目につくところですから、それらが良くなれば、おのずと評価も上がっていくということになります。
③マスキング効果
立地の環境によっては、電車や車、飛行機など、騒音や雑音に悩まされるような店もあります。
このような不安感や不快感、ストレスを感じやすい音を別の音によって聞き取りにくくするのが、マスキング効果です。
不快に感じる音を遮断することで、お客様に快適な空間と時間を提供することが可能になるのです。
では、この効果を職場にどう活かせるのか。
音楽によって不要な音を遮断するというのがポイントになります。
つまり、音楽のマスキング効果により、他の人に聞かれたくない会話の音漏れを防止できるということです。
職場においては、人事に関する重要な面談であったり、お客様の情報を扱う会議や経営に関わる重要な会議など、会議参加者以外に知られてはならない場面も数多くあります。
余計な音をカモフラージュして、外部に漏れにくくするという効果があるのです。
集中力・記憶力がアップするという研究結果も!
音楽の効果として、もう一つ大きなものがあります。
2007年にスタンフォード大学が実施した研究によると、音楽は集中力を高めることが判明しました。
この研究における論文の主執筆者であるVinod Menon准教授は、次のように述べています。
「たとえばコンサートのような状況では、個人が注意をさまよわせながら1つの音楽を聴きます。
しかし、音楽の動きの間では彼らの注意力は惹きつけられます。
音の動きの中にある旋律の変化に対応し、人間の脳内の状況を劇的に変えることが、理想的な学習環境を作り出しているのです」
メロディや音の微妙な変化を聴いている人が感知するように、周囲環境への集中力も自然と増加していく、ということだそうです。
参考:
音楽を聞きながら作業をすると、記憶力・集中力が上がる(米研究)
Music moves brain to pay attention, Stanford study finds
このような研究結果が出ている通り、私自身も音楽を聴くことによる集中力・記憶力アップというのを実感しています。
学生時代の勉強であったり、会社員として働いている中で資格の勉強をするにあたり、音楽は必須でした。
私の場合は、次のように音楽を選んでいました。
まず、勉強を始める時には、アップテンポの洋楽などを流して、モチベーションを上げます。
しばらくして、集中できているなと感じた段階で、カフェで流れているようなジャズやクラシック系の落ち着いた曲に切り替えていました。
また、覚えることが多い時には、ジャンルや項目ごとに特定の音楽を聴きながら勉強することで、後からその音楽を頭の中で再生した時に、自然と勉強内容を思い出すというような使い方もしていました。
集中したい時には、歌詞のないものや日本語以外の歌詞で歌われている曲をかけるのがおすすめです。
日本語の歌詞ですと、どうしてもそちらに思考が持っていかれてしまうからです。
休憩してリフレッシュしたい時に、好きなミュージシャンの曲を聴くが良いかと思います。
人によって、合う合わないはそれぞれだと思いますので、ご自身に一番合う音楽で試してみてください。
まとめ:場面に応じて音楽を使い分け、仕事の質を高めていきましょう!
いかがでしたでしょうか。
仕事をする中で、音楽を組み合わせることにより、いくつものメリットがありましたね。
音楽のかけ方や聴き方は様々です。
いきなり職場全体を変えるのは難しいかもしれませんが、提案することはできますよね。
これだけのメリットがあるという説明がきちんとできれば、少しずつでも上の人は動いてくれるはずです。
仕事の形態にもよりますが、個人的に音楽をうまく活用するということもできます。
職場の環境を改善したい、集中して仕事に取り組めるようにしたいという思いがあるならば、ぜひ実践してみてください。
状況に応じて、最適な音楽を選択肢して活用することにより、今まで以上に仕事の質を高めていきましょう!
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