人生を好転させる「考える力」を身につける習慣6選

こんにちは!
本日は、出口汪さん著『「考える力」を身につける本 』から「考える力」を身につける習慣を6つご紹介します。
多くの人が「頭が良くなりたい」と言いますが、「頭を良くする」ということはできるのでしょうか?
よく、「〜〜さんは私と違って頭がいいから」とか、「〜〜さんは地頭がいいから」といった言葉を聞きます。
しかし、本書などで紹介される適切なトレーニングを積めば、「頭を良くする」ことは可能です。
「頭が良い」とは、論理力、読解力、想像力・創造力がある状態と言い換えることもできます。
これらの力を後天的に鍛えることで、「考える力」を身につけ、頭が良くなるといえるのではないでしょうか。
それでは早速ご紹介します。以下が6つの「考える力」を身につける習慣です。
1.「相手のことはわからない」を前提とする
2.論理を意識して要点を読み取る
3.あえて難解な(抽象的な)言葉を使う
4.テーマをもった読書をする
5.毎日「自分だけの書店」に通う
6.自分の行動を筋道を立てて話す
これらを一つずつ見ていきます!
1. 「相手のことはわからない」を前提とする
まずは時々で良いので、他者を意識することがよいでしょう。
なんとなく、お互いに分かり合えているという感覚で話をすることはあるかと思います。
しかし、他人である以上根本のところでは分かり合えない、という前提に立つことで、自分の考えを筋道を立てて伝えることができるのではないでしょうか。
2. 論理を意識して要点を読み取る
論理を意識する、とは、たった一つの主張である要点を読み取るということです。
話し相手、あるいは書き手は、たった一つの主張をしたいがために、色んな言い回しを使って言い換えながら主張を繰り返します。
要点さえつかむことができれば、あとはそれを何度も繰り返しているとも言えるので、話を聞いたり文章を読んだりするのが早くなります。
3. あえて難解な(抽象的な)言葉を使う
思考は言葉でできているので、あえて難解であったり抽象的であったりする言葉を使ってみることです。
思考訓練としてあえて抽象的で難しい言葉を使うことで、その概念が身につき、使いこなすことができるのではないでしょうか。
自分には難しいと思うくらいの本を常に持ち歩き少しずつ触れるのもよいかもしれません。
4. テーマをもった読書をする
論理力や抽象語を身につけるためには、評論を読むのがよいとされます。
さらに、豊かな言葉づかいを手に入れるには詩、想像力を鍛えるには小説、などと、テーマを持って読書をすることで、考える力を身につけることができます。
5. 毎日「自分だけの書店」に通う
毎日通いやすい「自分の書店」を持つことはオススメです。
自宅の近くなど通いやすい所で、それほど大きくない書店に毎日通い、立ち読みをしたりして、本との偶然の出会いを楽しめると良いのではないでしょうか。
6. 自分の行動を筋道を立てて話す
自分の行動を筋道を立てて話すことができれば、できごとの事態を把握し、記憶しやすくなります。
筋道を立てて「物語る」ことが、論理力をつける近道といえます。
身近な人でそういった話し相手を見つけ、その人に対して起こったできごとをわかりやすく「物語る」ことが訓練になるでしょう。
「考える力」を身につける習慣6選は以上です。是非日々の習慣に取り入れてみてください。
本書には頭が良くなる方法についてさらに詳しく書かれていますので、是非読んでみてください。
本記事をお読み頂きありがとうございました!
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