脳の仕組みを理解しよう!複数コミュニケーションマスター方法

生き方

複数人との会話は得意ですか?

皆さんは、複数の方々と話すことは得意ですか?

「1対1なら話せるのに、人が増えた途端に会話の輪の中に入れなくなてしまう」
「発言するのが苦手」
「場の空気を読んで発言ができない」

などで悩んだことがある方は、少なくないのではないかと思っています。

今回は、複数コミュニケーションの攻略方法が綴られた書籍なぜ僕は、4人以上の場になると途端に会話が苦手になるのかを参考にして、複数人との会話に対する苦手意識をなくす方法をご紹介したいと思います。

本作の著者は、行動分析士の岩本武範さん。
以前フジテレビの番組『スッキリ!』で紹介されて話題になった作品です。

本作を読んで、自分が話すことよりも場の空気を回す役目を担うことで、コミュニケーションがとりやすくなることがわかりました。
また、脳の仕組みを理解し、会話脳を活性化させることが鍵を握っているそうです。

コミュ障の原因とは?

複数人になると、途端に「自分の考えをうまく伝えられない」「上手な受け答えができない」などの状況に陥ってしまう原因はどこにあるのでしょうか?

その原因は大きく分けて2つあります。

①4以上で鈍る脳の能力

本作によれば、脳の本来の処理能力に問題があり、人間は4つ以上の物事だと処理が間に合わず、判断能力が鈍るようになっているそうです。

これはジャムの法則と呼ばれていて、アメリカの大学で実際に行われた実験が元となっています。
詳しくはこちらをご覧ください。
【ジャムの法則】24種類のジャムと6種類のジャムどっちが売れる?

人数が多くなればなるほど話についていけなくなるのは、人間本来の脳の仕組みに問題があると言えます。
自分だけではなく一般的に当てはまることであれば、少し気が楽になりますね。

②前頭葉と大脳辺縁系

人と会話をするときに刺激される脳の部位で、前頭葉と大脳辺縁系という部分があります。

前頭葉は新しい情報を取り入れる部分で、理性的に物事を処理することができます。
一方で大脳辺縁系は古い情報を取り入れる部分で、感情的に物事を汲み取ります。

両者の詳しい違いはこちらを参考にしてみてください。
脳科学から「怒り」のメカニズムに迫る! カチンと来ても6秒待つと怒りが鎮まるワケ

感情的になってしまうと、周りが見えなかったり、主観的になってしまったりしていいことがあまりないですよね。
コミュニケーションに難を感じている場合は、大脳辺縁系が活性化していると言えるかもしれません。

複数人との会話で迅速な処理能力が必要とされるため、前頭葉を刺激することに意識を置くことが重要になってきます。

 

では、前頭葉を活性化させて会話を円滑に進めるには、どのようにしたら良いのでしょうか?
具体的な方法をご紹介します。

複数コミュニケーションマスター3編

複数コミュニケーションをマスターする上で重要なポイントは大きく分けて3つあります。

①パスをもらう編

まずは自分の存在を認識してもらわなければ会話ができませんよね。
また、「話しかけやすい」と思ってもらえることで自分が話す機会は格段と増えます。

その前段階として意識したいポイントは、
・左を意識すること
・ゲシュタルトの法則を活用すること
です。

前述の通り、前頭葉を活性化させるための要素として、人間は左から来る情報を察知しやすい習性があります。
つまり、複数人の中で最もよく話す人の左側に居ることで、話を振ってもらえる確率が高くなるそうです。

また、人間は一部が欠けて居るものが気になる習性もあり、それをゲシュタルトの法則といいます。
会話の最中に一旦その場を抜け、また戻ることで周囲の目を引きつける効果が期待されるのです。

パスをもらうためには、自分の会話力や運に頼るのではなく、人間の本来の習性を活用することが大事になってくると考えます。

 

②発言する編

会話のパスをもらったら、次は伝える力を活性化させます。

抑えたいポイントは、
・血流を上げること
・「現在のサンドイッチメゾット」を活用すること
です。

前頭葉は血流を促進することで活性化されます。
血流を上げるために、ジェスチャーを用いたり、「自分は今前頭葉を活性化させている」と意識したりしてみましょう。
「使っている筋肉を意識してください」とジムのトレーナーさんが言っているのと同じメカニズムです。

「現在のサンドイッチメゾット」は、現在(今の状況)→過去(その状況になった経緯、理由)→現在(再び、今の状況)の順で自分のことを話す方法です。
こうすることで、話に起承転結がつき、相手にわかりやすく伝えることができます。

身振り手振りにわかりやすい説明が重なれば、かなり伝わりやすさが変わってくるかもしれませんね。

 

③パス回し編

自分が話し終えたら、今度は場の空気を盛り上げる役目が大切になってきます。

・左を意識すること
・3つの「どう」を取り入れること
を意識していただければと思います。

前述の通り、人間は左から入ってくる情報を処理しやすい習性があります。
パス回しでも左を意識することが重要で、話を振る場合は「話していた人を左前に見ている人」を選ぶことで、振られた人は処理能力が高い状態で会話に参入することができます。

3つの「どう」とは、
「どういうこと?(具体性を尋ねる)」
「どうしてそう思ったの?(背景を尋ねる)」
「私がやるならどうしたらいい?(方法を尋ねる)」
のことを指します。

これらを相手に持ちかけることで、話を深掘りすることができ、相手も自分の話をすることができて快感を得ることができます。

人数が多ければ多いほどパス回しは大変になりますが、これができるだけで場の空気が盛り上がり、会話が弾む状態を作れるかもしれません。

周りを楽しませよう!

つい話が進まないと、「下手なことを言ったらどうしよう」「この場を去りたい」「誰か話してくれないかな」など、マイナスな感情に囚われやすいですよね。

しかし、自分のことばかりを意識してしまうために、余計にコミュ障感が上がってしまうのではないかと本作を読んで気づかされました。

自分のことではなく、周りの人が話しやすい空気を作ることで自ずと自分が話す機会が回ってくるのではないでしょうか。
そして、自分が話せないなら寧ろ周りの人々が話しやすい状況作りに特化することこそが、複数のコミュニケーションが得意になる近道だと感じました。

ご紹介した方法はすべての方に当てはまるものではないですが、気になった方はぜひ試していただけたら嬉しいです。
より詳しい内容は、『なぜ僕は、4人以上の場になると途端に会話が苦手になるのか』を手に取って読んでみてください。

周りを楽しませることを意識して、複数コミュニケーションに挑んでみましょう!

 

めい

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元SE/現NEET、映像制作を勉強中。古着とダンスと美術館が好きです。 主に映画、たまに本から学んだことを発信していきます。 アートや文化から楽しく学び、得...

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