完璧主義には弊害しかない?仕事への影響と解決策とは?

完璧主義
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完璧主義に陥っていませんか?

こんにちは。ライターのはまじんがーです!

・仕事を完璧にこなそうと意気込むあまり、必要以上に疲弊してしまう
・精神的なゆとりがなく、四六時中ストレスを感じている
・いい加減な人を見るとイライラしていまい、厳しく接してしまう

このような悩みを持っている方はいませんか?
いわゆる「完璧主義」の方々に見られる傾向です。

特に日本は完璧主義の人が多い傾向にあると言われており、必要以上の心理的負担により精神疾患にかかってしまい、仕事を続けられなくなってしまうケースが至る所で発生しているのが現状です。

このように完璧主義は過剰な精神的負担をもたらす弊害がある一方で、仕事で卓越した成果をもたらすためには必要であるという考えもあるかと思います。

こだわりや理想を追求したり、クライアントの要望に全力を尽くして応えたりすることで、自分のキャリアを切り開いてきたという経験から、仕事において完璧を求めるのは重要なことだと考える人は、決して少なくはないでしょう。

完璧主義の弊害

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では、完璧を求めることは本当に仕事の現場において好影響をもたらすのでしょうか?
BBCに掲載されたこちらの記事では、完璧主義の抱える問題点について指摘が行われています。

まず、完璧主義は職場において「望ましい同僚」とは思われません。
「完璧主義の人と非完璧主義の人のどちらと一緒に働くか選べるのであれば、常に後者が好まれる」ことが研究結果から示唆されているのです。
たとえスキルや能力において完璧主義者が非完璧主義者を上回っていようとも、完璧主義者は職場での人間関係をないがしろにしがちであると思われているのです。

そしてもうひとつ注目すべき指摘は、「完璧主義であることは仕事のパフォーマンスとは関係がない」ということです。
この研究結果が真実だとすると、「完璧主義であることが卓越した仕事の成果をもたらす」という多くの日本人が抱える価値観は、単なる思い込みだということになります。

以上をまとめると、完璧主義であることは

・精神的な疾患につながるおそれがある
・「望ましくない」同僚と思われる
・仕事のパフォーマンスにプラスの影響がない

といったことから、弊害があまりにも多いと言えます。

完璧主義の治し方

完璧主義

上記で述べてきたように完璧主義には多くの弊害があるため、心当たりのある方は少しでもその特質を取り除くことが望ましいでしょう。

では、完璧主義を治すためにはどうすればいいのでしょうか?

その疑問にお答えするべく、習慣化コンサルタントである古川武士さんの著書『力の抜きどころ 劇的に成果が上がる、2割に集中する習慣』を参考に、完璧主義を治すための具体的な対策を3つ紹介していきます。

①働く時間に制限を設ける

完璧主義に陥ってしまう人の傾向としてまず挙げられるのが、「がんばることが目的になっている」パターンです。

苦労して、時間をかけて作り出した成果物こそが評価に値すると無意識に考えてしまっているのです。
長時間労働を美徳とするブラック企業にも未だに根強く残っている価値観だと思います。

その価値観を脱却するための方法が、「働く時間に制限を設けること」です。

たとえば、「残業は絶対にしない」と決めてみる。
あるいは、「今の半分の時間で仕事を終えなければならないとしたら?」と考えてみる。

そうすることで、「長時間働くことが美徳である」という考えから「短時間で仕事を完了させるにはどうすればいいか?」という考えにシフトすることができるのです。

当然ですが、仕事の目的は「がんばること」ではなく「成果を出すこと」です。
「がんばった」というプロセスにではなく「成果を出した」という結果にこそ価値があります。
長時間をかけて出した成果と短時間で出した成果が同じであるならば、当然ながら短時間で成果を出せることの方が望ましいですよね。

強制的に働く時間を制限することで、長時間労働信仰を取り除いていきましょう。

②精神的なゆとりを持てる時間を作る

完璧を求めるあまり精神的なゆとりを持てず、ストレスを抱えがちになるのも完璧主義に見られる傾向です。
多くの仕事を抱えるあまり、いつも時間に追われてしまうのです。

ここで参考になるのが、日本国の総理大臣、安倍晋三総理の生活習慣です。
安倍総理は、超多忙な生活の中でもテレビドラマを見たり小説を読んだりする時間を確保しているそうなのです。

一国の首相という責任の重大さや業務量の膨大さは、私たちの想像の範疇に納まるものではありません。
しかし、そうしたプレッシャーに押しつぶされることなく国家の運命を決する重大な判断を的確に行なっていくためには、ゆとりを持てる時間が必要なのだと推測されます。

このように、多忙な生活の中にも精神的なゆとりを持てる時間を意図的に確保することがメンタルを正常に保ち、冷静な状況判断にもつながっていくのです。

③自分と相手は違う人間だと割り切る

完璧主義の人間は、自らに課した厳しい規律を他人にも課してしまいがちです。
上記のBBCの記事で紹介した「完璧主義は職場で好まれない」という研究結果はこのような特徴にも起因していると思われます。

他人から厳しい規律を課された側は、当然良い気分はしません。
これではお互いの人間関係に支障をきたしてしまいます。

特に上司と部下の関係性において、上司が自らの経験に基づいて部下を厳しく指導したことにより、部下が疲弊してしまう事例は多く見られます。
当然ながら上司と部下は違う人間であり、経験も個性も性格も、育ってきた環境も違います。
紛れもなく違う人間なのです。

だからこそ、「自分と相手は違う人間だと割り切る」ことが必要なのです。

そうすることで自分の規律を他人に課すことがなくなり、他人の失敗にも寛容になることができます。
他人にイライラしたり、責めたりすることもなくなります。

自分の規律を他人に押し付けることは、今日限りで止めましょう。

完璧主義は習慣である

習慣

以上、今回の記事では完璧主義が引き起こす問題点と解決策について紹介いたしました。

上記で紹介した古川武士さんは、自らの経験から

「完璧主義は性格ではなく思考習慣である」

と断言しています。
性格を変えるのは困難ですが、習慣であれば変えることが可能です。

ただ、すぐに変えられなくとも焦ることはありません。
変えることが可能と言っても、習慣を変えるにはある程度時間がかかるからです。
(すぐに変えなければと焦ってしまうのは、それこそ完璧主義の弊害です)

普段の仕事を今よりも円滑に進められるよう、少しずつで良いので「悪しき完璧主義」を脱却していきましょう。

それでは、今回の記事は以上です。
お読みいただき、ありがとうございました!

はまじんがー

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業界最大手大規模システムのアーキテクトに携わっています。趣味は読書、映画、野球観戦、広島育ちのカープファン。好きな音楽はAcid Black Cherry、...

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