上の世代から多くを学んで仕事も人生もプラスに!良い関係の築き方とは?

上の世代を敬遠していませんか?
こんにちは!
ライターのshimodaです。
突然ですが、あなたは職場や近所など身近にいる上の世代の人たちを敬遠していませんか?
・年上の人を目の前にすると必要以上にかしこまってしまう
・会うたびに同じことを言われるのが苦手だ
・何を話して良いかわからずしどろもどろになってしまう
これらは一部の例ですが、同じように思っている方も多いのではないでしょうか。
私自身も同じように思うことはあります。
しかし、職場であっても、地域のコミュニティにおいても、必ず幅広い世代と関わることになりますよね。
労働災害を防止するために安全意識の向上を促すことを目的として、厚生労働省が毎年実施している「全国安全週間」というものがあります。
その中で、“エイジフレンドリー職場”というワードが出てきます。
エイジフレンドリーとは「高齢者の特性を考慮した」を意味する言葉です。
(参考:令和2年度「全国安全週間」を7月に実施)
つまり、それだけ仕事の場においても上の世代との共存が強く望まれているわけです。
せっかく同じ場にいるのであれば、良い関係を築きたいものですよね。
上の世代の人たちは、当然自分よりも経験・知識ともに豊富でもあります。
たくさんの学びも期待できますし、結果的に自分の成長にも繋がっていくわけですから、良いことばかりじゃありませんか?
そうは言っても、年上の人たちとどのように接すれば良い関係が築けるのか、いまいちピンときていない方もいるでしょう。
そこで今回は、多くのことを学んで仕事も人生もプラスにするために、上の世代との良い関係を築く方法について解説していきます。
是非、最後までご覧いただければと思います。
上の世代の能力を正しく理解すべき
「高年齢層=テクノロジーが苦手」は誤解。
これは、かなり大事なポイントです。
こちらの記事によれば、最大で5世代もの人たちが隣り合って仕事している中で、高年齢の従業員は新しいテクノロジーに適応できないという考え方は、従業員の可能性を奪いかねないと指摘しています。
実際、ベビーブーマー世代(1946〜1964年生まれ)の82%が1つ以上のSNSアカウントを持っているとのこと。
ドロップボックスの調査によると、55歳以上の従業員は、若い世代の従業員よりもストレスを感じることなく、職場で新しいテクノロジーを使用できている可能性も指摘されています。
私が働いている職場においても、60歳前後の人たちはパソコンをはじめ、様々なIT機器を駆使して業務をこなしています。
このことからも「高年齢層=テクノロジーが苦手」というのは、現実とは違うなと感じます。
さらに、テクノロジーの難しさそのものよりも、高年齢の従業員はテクノロジーの使い方を習得できないという固定観念のほうが、新たなスキルを学ぶ従業員に対する弊害かもしれないとのこと。
高年齢従業員の中には、単純に対面学習のほうがいいという人もいるだろうとは思います。
しかし、それは新しいテクノロジーを習得する意欲がないということでは決してありません。
人によっては若い世代よりも遥かに意欲的かもしれないですからね。
ここで伝えたいことは、冒頭に挙げた例のように、固定観念によって上の世代に対する勝手な評価をするべきではないということです。
我々20代よりも、圧倒的に長く人生を歩んできているのですから、きちんと能力を理解し、リスペクトの気持ちを持って接するというのが、非常に大切なことです。
上の世代と良好な関係を築くために
では、上の世代の人と良い関係を築いていくためには、どのような行動をとっていけば良いのでしょうか?
参考になりそうな記事を見つけましたのでご紹介します。
その内容とは「気配りの一言」です。
職場や仕事で年上相手でも楽に関係を深められる「気配りの一言」5選
関係を深めていく上で、コミュニケーションを取ることは必須です。
年上の人が相手となれば、より気を使うことになりますよね。
そんな様々な会話の中で「気配りの一言」は大変重要になってきます。
今回は記事の中から3つ紹介していきます。
「若手より〇〇ですね!」
これは、相手を褒める内容ですね。
褒められた時って、気分が良くなり、自然と笑みが浮かぶものです。
この人のこういうところが良いなと思えるようなポイントを褒めるのは、年上の相手とのコミュニケーションにおいても有効な手段と言えます。
年配の人は、若手のことを、仕事ができないと思い込んでいる一方で、若さや新しい物事への対応力などでは完全に負けたと思い込んでいるのだそう。
だからこそ、年配の方々に
「若手より体力ありますね」
「若手よりスマホを使いこなしてますね」
などと、年配の人が若手に勝てないと思っている部分で、その人が勝っているを褒めるのが大切です。
ただし、嘘はいけません。
言われた方も、さすがに嘘はわかると思いますし、馬鹿にされたような気分になってしまうかもしれません。
普段から相手をよく観察して、それこそ相手の能力を正しく理解することが重要になってきます。
「名前は聞いたことがあります。何でしたっけ?」
会話をしている最中に、自分が知らなかったり、興味が内容な話題が出てきた時、あなたならどう反応しますか?
相手が友人関係にあるならば、「そんなこと知らない」「興味がない」とストレートに行ってしまうかもしれません。
しかし、相手は年上の方です。
失礼な言い方になってしまいますから、別の反応をする必要がありますよね、
仮に、知らないのに知ったような口ぶりで対応した場合、その場は乗り切れるかもしれませんが、後々関係が深まったときに、実は全然知らないということになれば、信用を失いかねません。
なので「それ、名前は聞いたことあるんですよね。でもよくわかってなくて・・・何でしたっけ?」と質問を返します。
すると相手は説明を始めるでしょう。
自分が知っていることや好きなこと、興味のあることを聞かれれば、喜んで答えてくれますよね。
結果的に、あなたの知識も増えることにもなりますので、興味を持って前のめりで話を聞くのが良いでしょう。
「〇〇さんは、こういうときどうされたんですか?」
仕事を進める上で、壁にぶつかり、悩みが出てくることって多々ありますよね。
そんなとき、誰に相談しますか?
仲の良い同僚や先輩であれば、気軽に話しかけることはできます。
しかし、内容によってはもっと上の人に聞かなくてはならない場合もあるはずです。
年上の人に仕事で怒られたり、嫌な顔をされたりする場面は、誰もが経験あるでしょう。
そんな中でも「〇〇さんは、こういうときどうされたんですか?」と聞いてみてください。
タイミングによっては、嫌な顔をされてしまうかもしれません。
でも、人は自分に対して興味を持ってくれた相手に対して、悪い感情を抱くことはありません。
その一言を言うだけで、仕事ができない嫌な部下から、可愛げのある後輩へと印象が変わる可能性もあるということです。
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」という言葉があります。
年上の上司に質問や相談をするのは、勇気がいるものです。
その一つの壁を超えることで、自分が期待している以上の答えがもらえる可能性もあります。
こういった行動を繰り返すことで、相手への苦手意識が仮にある場合でも、少しずつ和らいでいくと思います。
まとめ:上の世代と関係を深めるために積極的な会話を!
いかがでしたでしょうか。
上の世代との会話は、どうしても身構えてしまいがちです。
最初はそういうものです。
これまで紹介してきた声かけの内容も参考に、まずはとにかくコミュニケーションを取ってみてください。
アクションを起こさなければ何も変わらないのです。
エネルギーを使う分、見返りも大きなものとなることは間違いありません。
積極的に会話を持ちかけ、それを繰り返していくことで徐々に慣れていくでしょう。
年上の方との関係が深まれば、仕事がスムーズに進められるようになりますし、知見が広がることにより、仕事を超えて人生にもプラスとなります。
行動あるのみですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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