組織心理学の天才、アダム・グラントが語るウィズコロナ時代の働き方

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新型コロナによって起こる3つの変化

こんにちは!ライターのマーです!

新型コロナウィルスによって働き方が変わる!
という話はよく聞くようになりました。

そんな中海外メディア『The Economist』にて
組織心理学の権威者であるアダム・グラント博士が
語る

「ウィズコロナ時代の働き方についての見解」

が載っておりました(記事を下に載せておきます)。

Adam Grant on how jobs, bosses and firms may improve after the crisis

IN 1993 THE management guru Peter Drucker argued that “commuting to office work is obsolete.” As of last year, his vision hadn’t quite come true: nearly half of global companies in one survey still prohibited remote working. Then the pandemic hit. Suddenly millions of people started doing their jobs from home.

アダム・グラント博士といえば有名著書として
『GIVE&TAKE』・『ORIGINALS』
の2つがございます(TED動画も載せておきます)。

いずれもこれからの時代を生きる上で、非常に重要な視点を与えてくれる名著ですので時間があれば是非本を読むことをお勧めいたします。

GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代

ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代

今後の仕事において変化することは3つある!

先ほど載せた記事によるとグラント博士は
過去の不況や危機に関する研究をベースに
「新型コロナと今後の仕事」について

1.仕事への満足度
2.リーダーのあり方
3.人と人の間の信頼

について変化が起こるのではないか?
ということをおっしゃっております。

1.仕事への満足度

複数の研究によると

失業率が高ければ高くなるほど、10年後から15年後も仕事への満足度は高いままである
 →何百万人も失業者が出ている中、自身は「仕事があること」そのものに感謝の気持ちを抱くから

一方で、ブラック企業による「やりがい搾取」も起こりやすくなる
 →「仕事があるだけいい!」と思い、収入や時間、快適さを犠牲にしてしまう

ことが分かっております。

仕事の満足度は高い傾向にありますが、その分上司からの理不尽な要求に応えやすくなり、様々な搾取に会いやすいんだ、ということです。

自分もサラリーマンですから、そのうち理不尽な残業を要求されそうで怖いなぁ・・・と感じました。

2.リーダーのあり方

不況期には、人間の本性があらわになりやすい傾向にあります。そのため

リーダーが「非常に寛容になる」かあるいは「とても非情になる」かの両極にふれがち

人材の流動性が高まるため、より倫理的で思いやりのあるリーダーシップが求められやすくなる
 →有用な人材を引き止める必要があるため

企業で見ると、積極的に雇用を保護したり、職を失った人のためにセーフティネットを提供する企業の人気が高まる可能性がある
 →世界中が日本のように「雇用を保護する」企業体制になるかもしれない

という風に、不況期においては旧来のグイグイ引っ張るタイプのリーダーシップは通用せず、むしろ謙虚なリーダーシップが合っているんだぞ!とのことでした。

3.人と人の間の信頼

新型コロナ危機により、同僚や会社に対して抱く信頼のレベルは両極に抱く可能性が高いそうです。そのため

もともと団結していた企業は危機のおかげでさらに結びつきが強くなるが、元から信頼がない組織はさらにグズグズになるかもしれない
 →極端な例だが、第二次世界大戦時に親しい者を亡くした戦争経験者は、40年後も仲間との絆が切れない傾向にあった

信頼の形が成果主義になり、「ギルド」のように組織に所属せず、仕事を斡旋する形式をとる人が増える可能性が高い
 →多くの人は、今回の危機で「職場がなくても仕事ができる!」と気づき始めたため

ただ、多くの研究によると、サラリーマンは週の半分以上はオフィスにいないと同僚との関係が悪化し、連携が取りづらくなるとのことです。

加えて、個人的な交流が不足すると社員の昇進率が低下するエビデンスもあるので、完全に仕事をリモート化するのは危険です。

だから、リモートワークの頻度は週に1日か2日ぐらいが丁度いいかもしれません。

リモートワーク経験があるサラリーマンから言わせると、これはまさにその通りだと実感しております。週3勤務、週2リモートが実に丁度よく仕事ができます。

人間関係構築について考えを巡らせることが大事!

今回の記事をまとめていて感じたのは

不況においては人間関係構築についてより考えを巡らせたほうがいいということであり

・やりがい搾取に遭わない
・謙虚なリーダーシップ
・リモートワークにおける信頼関係を築く

が実に大事であるということでした。

そんな、ウィズコロナ時代に非常に参考になる著者の本を1つ紹介します。

それは組織経営学&組織心理学の権威者であるエドガー・シャインがリーダーシップ論を語った著書『謙虚なリーダーシップ』です。

本書では、

開放的で信頼あふれる人間関係を構築するためにはどうすればいいか?

というテーマでシャイン氏が話す名著です。

不確定要素が大きい社会において、英雄的な1人のリーダーに依存する組織は、変化が早く、予測の難しい現代社会において、適応力のある組織を生み出すことはできません。

これからの組織には、相互に信頼し、率直に本音を伝え合う「組織文化」が必要不可欠です。1人1人が本音を出しやすい組織の構築が求めれられいます。

役割やそれに紐づく能力ではなく、「1人の人間として相手を見る(パーソニゼーション)」という、普段の絶え間ない実践が不可欠であることを本書では解説しております。

今回は、本記事にぴったりなオススメ本を紹介しましたが、シャイン氏の本は人間関係構築において名著が多いので、時間があったら他の作品も是非読むことをお勧めいたします。

下記にリンクを貼っておきます。

『人を助けるとはどういうことか 本当の「協力関係」をつくる7つの原則』

『問いかける技術 確かな人間関係と優れた組織をつくる』

キャリア・アンカー 自分のほんとうの価値を発見しよう

20代人生戦略としては

自分が組織、コミュニティに貢献できる分野はどこか?」

ということに念頭をおきながら

・興味のある分野を深めるためのインプット(自分を知ってもらうため)
・コミュニティにダイレクトに貢献できる分野のインプット(アピールするため)

この2つを深め、オンライン上でガンガン接していくことで関係性を深くすることが求められています。

不況であり、リモートワークが主流になるこの現代において新たな人間関係構築方法を確立した人は、その先リーダーシップを発揮できる貴重な人財になり得るだろうと推測します。

だから、この時期はガンガンインプットして時代をリードする人になりましょう!

Adam Grant on how jobs, bosses and firms may improve after the crisis

IN 1993 THE management guru Peter Drucker argued that “commuting to office work is obsolete.” As of last year, his vision hadn’t quite come true: nearly half of global companies in one survey still prohibited remote working. Then the pandemic hit. Suddenly millions of people started doing their jobs from home.

マー

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