漫画版『君たちはどう生きるか』80年以上続み継がれる歴史的名著

君たちはどう生きるか
生き方

池上彰・宮崎駿も大絶賛の歴史的名著が漫画版に

どうも夏休みを満喫中のフルザワです。

今回は2018年の年間ベストセラー第1位に選ばれた漫画版『君たちはどう生きるか』について紹介します。(→漫画版『君たちはどう生きるか』はこちらから

原作小説は戦前の1937年に出版され、なんと80年の時を経て2017年に漫画化されました。

池上彰さんがTVで紹介したこともあり、その発行部数は累計250万部を超えています。

君たちはどう生きるか

宮崎駿監督により映画化することも決まっており、大注目の作品です。

皆さんも書店で一度は見掛けた事があるのではないでしょうか。

そんな歴史的名著『君たちはどう生きるか』の要点をまとめました。

「生き方」という、意外と普段考えることもない事柄について考え、人生の指針を見つけて頂けたら幸いです。

漫画版『君たちはどう生きるか』のあらすじ

本書は主人公である中学生のコペル君が親戚のおじさんと共に人生について探究し、成長していくストーリーを描いています。

君たちはどう生きるか

コペル君の父親は若くに亡くなってしまった為、その役割をおじさんが担っているのです。

学校生活で初めていじめや貧困、人間関係、後悔などを知ったコぺル君は深く考え悩みます。

そんな時に元編集者で博学のおじさんは相談に乗り、「ものの見方」や「社会の構造」などを伝えます。

その結果、コペル君は学校で起こる問題と向き合う事ができ、成長していくのです。

社会問題と類似する学校での出来事は、私たちの生活と重なり人生について考えさせられます。

『君たちはどう生きるか』の教え:その1「ものの見方」

コペル君の本名は本田潤一というのですが、コペル君というあだ名になったのには理由があります。

君たちはどう生きるか

本書の冒頭にコペル君とおじさんが銀座の屋上から沢山の人を眺める場面があります。

その時、コペル君は学校であらゆる物質は分子で構成されていることを思い出し、分子と人を重ね合わるのです。

物質は分子で構成されるように、世界は人という分子で構成されているようだと気付きます。

おじさんはその発見がコペルニクスの提唱した地動説の発見に相当すると、コペル君と名付けるのです。

おじさんの付けたあだ名は、自分がちっぽけな存在である事に虚しさを覚えるコペル君に自信を与えるのでした。

『君たちはどう生きるか』の教え:その2「社会の構造」

ある日学校でニュートンが重力を発見した経緯を教わったコペル君は、日常に疑いを持つようになります。

ミルク缶

そんな時、ふと手に取ったミルク缶に思いを巡らせます。

すると、コペル君の手元にミルク缶が届くまでに沢山の人が関わってる事に気付きます。

牛を育て、牛乳を絞り、加工し、缶に詰め、運び、保管し、広告し、陳列し、販売する。

ミルク缶だけでなく、生活をする身の回りの物には見たことも会ったこともない、大勢の人が繋がっている事を発見するのです。

それを「網目の法則」と名付け、おじさんに伝えます。

するとおじさんは人の繋がりに気付いた事をコペル君を称賛し、「網目の法則」が経済学で『生産関係』と呼ばれている事を教えます。

ただしそれは金銭の関わる希薄な関係であって、情緒的な人間らしい関係ではないのだと説くのです。

そこでおじさんは、コペル君に社会を好転させて欲しいと言う意味も込めて、「社会の構造」を教えたのです。

漫画版『君たちはどう生きるか』は現代の哲学書

本書は普段忘れがちな「ものの見方」「社会の構造」を再認識する事ができます。

君たちはどう生きるか

また、コペル君という中学生の学生生活から社会の問題を想像し、私たちの人生について考えさせられます。

本ブログでは紹介し切れませんでしたが、本書ではいじめや貧困、後悔など身の回りに存在し考えされられるテーマが盛り込まれています。

1937年に出版された小説の漫画版ではありますが、現代にも通ずる内容であり、若者でも読みやすい本になっています。

 

『君たちはどう生きるか』というタイトルにもあるように、本書は私たちの人生に問いを投げかけ、生き方について考えるきっかけを与えてくれます。

一般的な答えのあるビジネス書とは違い、答えを自ら考える哲学書だと言えます。

書店に訪れた際には、一度本書を手に取り人生について考えてみてはいかがでしょうか。

きっと人生を生きる上での糧になるはずです。

ではまた。

furuzawa

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非日常な毎日を送るwebライター兼学生。コーラとハイボールが好きです。非日常な体験から学んだ事を発信していきます。

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