病気を予防する眠りとは?万病を防ぐ良質な睡眠へ

こんにちは、yuyaです。
今回は睡眠が及ぼす健康への影響と、問題の解決策をご紹介します。
毎日よく眠れていますか?
・寝付きが悪い
・夜中に起きてしまう
・日中眠くなってしまう
こんな悩みをお持ちではないでしょうか。
日本生活習慣病予防協会の調べによれば、日本人の20%が慢性的な不眠を、また15%が日中に過剰な眠気を感じているといいます。
十分な睡眠が阻害されれば、疲れは取れず、仕事のパフォーマンスにも大きな影響を及ぼしますよね。
これだけ多くの人々が、睡眠に対する不安や現実的な問題を抱えているのです。
全く問題なく眠れているというあなたも、もしかしたら睡眠障害になってしまうかも…
そこでおすすめするのが、こちらの書籍『最新の睡眠科学が証明する 必ず眠れるとっておきの秘訣!』です。
睡眠の悩みを解決したい。
睡眠障害にならないために予防したい。
そんなあなたに向けて、こちらの本では「眠り」の問題点を、日々の意識から実際の改善のコツまで幅広くご紹介しています。
睡眠不足は万病のもと
現代の日本人は、生活の夜型化が進行しているといいます。
夜間であっても日中と同じような生活が送れ、家にいても楽しむことのできるコンテンツは膨大な数にのぼります。
そのような環境においては、夜=眠る時間という感覚が麻痺してしまいかねません。
また、人間は人生の3分の1を睡眠にあてているといいます。
人生100年時代と言われる昨今ですが、およそ30年以上も眠りに費やしているのです。
それが崩れてしまえば、人生に大きな影響を及ぼすことは想像に難くありません。
不眠が改善せず1ヶ月以上にわたって続く場合があります。
不眠が続くと日中にさまざまな不調が出現するようになります。倦怠感・意欲低下・集中力低下・抑うつ・頭重・めまい・食欲不振など多岐にわたります。
このように「1. 長期間にわたり夜間の不眠が続き」「2. 日中に精神や身体の不調を自覚して生活の質が低下する」、このふたつが認められたとき不眠症と診断されます。
(厚生労働省HPより)
もしもあなたが不眠症になってしまった場合、
・倦怠感
・意欲低下
・集中力低下
・抑うつ
・頭重
・めまい
・食欲不振
これだけの症状が引き起こされる可能性があるのです。
未然に防ぎたいですよね。
また現在不眠に悩んでいるのなら、早期の改善を目指さなければなりません。
私たちは睡眠に対してどのように接していくべきなのでしょうか。
睡眠をもっと気楽に考える
本書によれば、睡眠の問題を解決するためにはたった一つの考えを大切にすれば良いといいます。
それは、「睡眠にこだわりを持たないこと」です。
意外に思う方も多いのではないでしょうか。
今では多くの高級寝具ブランドが軒を連ね、個人がオーダーメイドのマットレスや枕を持つことは珍しくありません。
なにより、「睡眠を改善するのに睡眠にこだわらない」で良いのでしょうか?
「眠れない」ことがその人にとって大きな関心ごとになっています。
関心が高まるのに伴って膨れていくのが、眠ることへのプレッシャーと「今日も眠れないんじゃないか」という不安、そして「眠れない」という恐怖です。
こうしたプレッシャーや不安、恐怖があると、脳の覚醒レベルは上がっていきます。
つまり、ますます眠れなくなります。
人の情動(感情)というのは、「顕著性」(はっきりとした感情かどうか)と「感情価」(ポジティブな感情かネガティブな感情か)という2つのベクトルで表すことができますが、顕著性の高い情動は、ポジティブなものだろうとネガティブなものだろうと、心臓が高鳴り、血圧が上がり、呼吸が速く浅くなり、手に汗握り、覚醒レベルは高まる……と共通の反応が起こるのです。
つまり、睡眠とは真逆の状態です。
本書ではこのようにあります。
眠りについて考えること自体に問題があるのです。
「眠れないことを意識するほどに、眠れなくなる」
眠りについてネガティブな認識を持つことが、睡眠障害の改善を妨げる要因と考えられるでしょう。
自然に眠る方法とは
では眠りについて考えずに、どのように眠りを改善していくのでしょうか。
そこで本書では、睡眠導入のコツを15個ご紹介しています。
1:眠りにこだわりをもたない
すでにご紹介したように、「眠れない」という意識は睡眠の妨げに繋がります。
こだわりをもたないように心がけましょう。
2:寝室を寝ること以外に使わない
寝付きが悪いと、寝室で本を読んだりスマートフォンをいじったり、眠る以外のことを始めてしまうもの。
寝室を寝る場所と脳に認識させるために、極力寝る以外の作業はしないようにしましょう。
3:15分眠れなかったら居間に戻る
眠れない場合は寝室を出ましょう。
そのまま別の作業をしてしまうと、上記のように寝室が作業部屋になってしまいます。
4:必要以上に早く寝ようとしない
眠れない時間に寝ようとするのは逆効果。
「次の日早いから早く寝よう」というのは、睡眠の質を低下させてしまいます。
5:適切な時間に眠気が起こるような生活を
規則正しい生活に、睡眠を組み込みましょう。
毎日寝る時間がバラついていては、眠くなる時間も定まりません。
6:朝、光を浴びて体内時計をリセットする
人間の体内時計は24時間周期で動いているといいます。
この時計を、朝日を浴びることでリセットできます。
規則正しい生活には、体内時計を毎日同じタイミングで刻むことが良い影響を与えます。
本書では他にも有用なコツが数多く紹介されていますので、興味のある方は読んでみてはいかがでしょうか。
睡眠を改善して健康な毎日へ
これまでご紹介した睡眠のコツは、誰にでもすぐ実行できるものばかり。
あなたもぜひ、快適な眠りを手に入れましょう。
質の良い睡眠をとると、生活のリズムが整いやすくなり、体内のホルモンのバランスも保たれやすくなるので、肥満や高血圧、耐糖能障害、循環器疾患、メタボリックシンドロームといった生活習慣病の予防につながります。抑うつや不安などのこころの不健康も予防します。
(厚生労働省HPより)
良い睡眠は生活の基盤をより強固なものにします。
何をするにも体が資本ですから、毎日の仕事やプライベートをより充実させていくためにも、自身の健康についてこまめに調べることがおすすめです。
私自身も無理やり時間を作って作業したり、睡眠を削って頑張ることが何か良いことであるような錯覚をしていました。
病気のリスクを抑えて健康な体で行動し続けるためには、やはり体調管理が先決です。
睡眠をきっかけに、健康について考える機会を増やしてみませんか。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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