すぐに「答え」を求めるあなたへ!知っておくべき考え方の軸とは?

答え探し
キャリア

答えは一つだと思っていませんか?

人生において、正解というものは一つではありません。
あくまで、その時点での最善手ということでしかなく、状況は常に変わっていくものです。

学校の勉強では大抵の問題には答えが明確に設定されています。
その影響もあり、社会に出てからも常に答えは一つであると思い込み、がむしゃらに答えを探そうとします。

求めているものが見えないと、人間は不安になるものです。

しかし、「未知なこと」や「予測不能なこと」というのは日々起こるものであり、それらは複雑に影響し合っていて、思わぬ方向に進むことはよくありますよね。

時代が変わる中で、変化のスピードは速くなる一方です。
こういった状況において、すべての問題を解決してくれる、たった一つの答えなどというものは存在しません。

では、自分にとって最適な答えを導き出すためには、どうすれば良いのでしょうか?
様々なことを調べる中で、以下のような記事に出会いました。

なんでも「正解」が欲しい日本人に足りない視点 | リーダーシップ・教養・資格・スキル

この記事によると、「考え方の軸」を持つ必要があるということです。
1つの答えを追求するよりも、「いかに考えるか」ということが重要なのです。

それでは、「考え方の軸」について詳しく解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください。

答えのない状況での考え方の軸を知る

考え方

先ほど紹介した記事の著者は、マインドセットコーチ・トレーナーであり、明治学院大学教員の大仲千華氏です。

同氏はイギリスのオックスフォード大学大学院で、答えのない状況での考え方を本格的に学んだと言います。

多くの大学では、講義における議論への参加度合いであったり、提出課題の内容によって評価されます。

一方、オックスフォードでは教授と学生が1対1、あるいは1対2で対話しながら学ぶ「チュートリアル」という指導体制がとられており、これが学びの主となっています。

それでは、具体的に「考え方の軸」を作る5つのステップを紹介します。

①これまでの論点を言語化し、整理する
②不明確な点を明確にする
③結論に至った思考の前提を確認する
④洞察を深める
⑤理解を積み上げる

①これまでの論点を言語化し、整理する

オックスフォードでは、毎週新しいテーマに関する文献を大量に読むことによって、テーマを理解して言語化し、論点を整理します。

何十年、何百年もかけて積み上げられた先行研究の内容を「自分の言葉」で表現する作業になります。

それをもとに、今までに何が明らかになっていて、どんな課題があるのかという点について、自分なりの結論を出して小論文にまとめるとのことです。

これは、例えば仕事をする上でも大変重要な内容です。
過去の様々な事例を知ること、それを分析して自分なりに解釈し、言語化するという一連の流れが大切です。
多くやるほど思考のパターンが増えていきます。

②不明確な点を明確にする

完成した小論文を教授に提出すると、チュートリアルが始まります。

教授が学生によく聞くのは、「それはどういう意味だ?」という質問です。
この単純な質問を繰り返されると、不明確だった部分が明確になっていくのです。

自分の中で理解できていない場合はうまく言葉にできずに、説得力のある答えが出せません。
この質問のによって、自分の理解の曖昧な点を明らかにすることができます。

他の視点というのはとても大切ですよね。
自分では理解していると思っていた内容でも、例えば上司や先輩に指摘されたときに初めて知識が不足していることに気が付く、なんてことはよくあります。

不明確な点を明確にするためには、第三者目線で物事を確認するということが大事なのです。

③結論に至った思考の前提を確認する

次に教授が学生に聞くこととしては「どうしてそういう結論になったのか?」ということです。

この質問により、全体の論理展開に矛盾がないか、自分の考えのもとになっている前提は何かを確認していきます。

これにより、何よりも論理的思考能力が身に付きます。
どんなことでも結論が出ているということは、その前提となる理由が必ずありますよね。

それらを順を追って整理し、内容について詳しく知らない人に話した時にもきちんと伝わらなくてはなりません。

思考の前提を確認するということを常に行うことで、理論立てて説明することが上手くなり、人に伝わりやすくなります。

④洞察を深める

思考の前提を確認した上で、さらに洞察を深めていきます。

自分の理解や情報が足りない点をクリアした上で、さらにどう思うか聞かれたり、「こういう別の見方もあるけれど…」と、反対意見に対する考えを求められます。

これについても、現実で起きることはよくあります。
例えば、仕事のプレゼン内容に対して、「その方法じゃなくても、もっといいやり方があるんじゃない?」などと、反論されるといったことです。

皆さんも日頃からそういったことへの対策は講じているかと思います。
予想される質問への回答を考えておいたり、反対意見を持つ人が納得できる説明内容などですね。

自分とは違う意見と比較することで、間違いなく視野や選択肢が広がります。

そうすることにより「自分にとっての結論は何か?」をはっきりさせることができ、自分の意見に自信を持つことができます。

⑤理解を積み上げる

こうしたプロセスの中で、唯一の答えを求められるということはありません。
むしろ、答えは1つとは限らず、多彩な視点があって良いことが強調されるのです。

そして、「誰も1人では理解を深めることはできない」という前提のもと、自分とは違う意見にオープンに耳を傾け、自分自身の思考プロセスを確認する作業を続けることが大切です。

続けることで、多様な視点を持って思考を巡らせることができるようになりますし、物事への理解をより深くしようと意識するようになります。

まとめ:答えは一つじゃないことを理解して常に思考を巡らせましょう!

答え 作り出す

いかがでしたでしょうか。

今回ご紹介した5つのステップを繰り返すことで、「理解や答えというのは、ある日突然湧き出てくるものではない」ということに気が付くはずです。

様々な情報のインプットし、自分の言葉でアウトプットする。
そして、第三者目線で確認してもらう。

これらの積み重ねで、自分なりの結論、答えというものが導き出せるようになっていきます。

ご紹介した記事にも書いてありますが、答えがないように見えるときこそ、以下の3つの問いかけを行い、目の前の課題を整理してみてください。

①「何が問題なのか?」
②「これまでに何が明らかになっているのか?」
③「どのような選択肢・対策がいいのか?」

常に、「なぜ?」と疑問を持ち続けることが大切です。

最初はもちろん難しいですが、自分で最適な答えが分かり、判断ができるようになれたら大きな自信になります。

人生において、仕事において、大変大きな力となるでしょう。
ぜひ頭の中に入れて活用していただければと思います。

shimoda

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職業:エンジニア。 日々、電子回路と格闘中。 音楽ライブ、映画鑑賞、読書、恐竜が好き。 気になったらとりあえずやってみる。 広く、浅く、ときどき深く。 新し...

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