人間関係が好転する言葉の法則『伝え方が9割』を要約

NOをYESに変える言葉の法則
どうも以前営業職に勤めていたフルザワです。
今回はそんな私が参考にしていた著書、シリーズ累計100万部を超えるベストセラー『伝え方が9割』を要約していきます。
著者の佐々木圭一さんは世界で広告賞を獲得されるような有名コピーライターです。(→佐々木圭一さんのTwitter)
しかし、かつては採用されるようなコピーを考えることが出来ず、ストレスで太ってしまう様な過去がありました。
本書ではそんな佐々木さんが膨大なデータを収集し見つけ出した、人に伝える言葉の法則を学ぶことができます。
この記事は、
・人間関係を円滑にしたい
・相手のNOをYESに変えたい
・自分の思いを上手く伝えたい
・相手を思い取りに動かしたい
そんな方々にオススメです。
ぜひこの記事を何度も読み返して、相手に自分の思いを伝えられる様になって頂ければ幸いです。
この記事は以下の4つの構成となっています。
①思いを伝える3ステップ
②YESを引き出す7つのツボ
③強い言葉を作る5つの技術
④『伝え方が9割』の要点まとめ
本書に興味を持った方は、ぜひ実本を手に取り更に考え方を深めてみてください。(→Amazonリンク『伝え方が9割』はこちらから)
①思いを伝える3ステップ
人に思いを伝える為には、まず始めに順序が大切です。
以下の3ステップが、人に思いを伝えるために必要な3ステップです。
1.願いをそのまま言葉にしない
2.相手のメリットを考える
3.願いと相手のメリットを一致させる
人は1日に22回お願いをすると言われています。
それほど人はお願いをすぐに口にしがちなのですが、それだと相手に思いは伝わりません。
まずは相手の身になって、相手のメリットを考えてみて下さい。
その後、自分の願いと相手のメリットを繋げるのです。
その手順を念頭に置いておかなければ、人に思いは伝わらないのです。
②YESを引き出す7つの切り口
思いを伝える手順がわかれば、次は「相手からYESを引き出す」ための切り口を抑える必要があります。
YESを引き出す切り口には7つのポイントがあります。
1.相手の好きな事を考える
2.相手の嫌いな事を避ける
3.選択の自由を持たせる
4.承認欲求を満たす
5.限定感を持たせる
6.チームワーク化
7.感謝を伝える
相手のことを考える上で、これら7つの切り口を意識してみてください。
相手にメリットを提示し、選択肢を持たせるのです。
そして、あなただからお願いをしているという限定感を持たせ、承認欲求を感じて貰うのです。
また、一緒に行動するというチームワーク化や感謝を伝える事で格段に思いが伝わりやすくなります。
③強い言葉を作る5つの技術
言葉には相手を動かすようなエネルギーがあります。
ここでは、思いが伝わりやすくなる強い言葉を作る5つの技術を紹介します。
1.サプライズ法(驚き)
2.ギャップ法(逆の言葉)
3.赤裸々法(体の反応)
4.リピート法(繰り返し)
5.クライマックス法(要点)
これら5つの技術を使用すれば強い言葉を作り出すことができます。
それぞれ具体例を挙げると、
1.そうだ京都へ行こう(JR東海)
2.私の勝利ではないあなた方の勝利だ(オバマ大統領)
3.息を切らしてさ駆け抜けた道を(Mr.Children)
4.じぇじぇじぇ(2013年流行語大賞)
5.最後にこれだけは覚えておいてください
などが挙げられます。
人の心を掴む強い言葉には法則があり、その技術を応用すれば、相手に思いが伝わりやすくなるのです。
④『伝え方が9割』の要点まとめ
相手に思いを伝える方法をもう一度おさらいしましょう。
より本書の具体例や考え方に触れたい方は漫画版の方のリンクも載せておきますので、ぜひ考えを深めて頂ければと思います。(→Amazonリンク漫画版『伝え方が9割』はこちらから)
①思いを伝える3ステップ
1.願いをそのまま言葉にしない
2.相手のメリットを考える
3.願いと相手のメリットを一致させる
②YESを引き出す7つの切り口
1.相手の好きな事を考える
2.相手の嫌いな事を避ける
3.選択の自由を持たせる
4.承認欲求を満たす
5.限定感を持たせる
6.チームワーク化
7.感謝を伝える
③強い言葉を作る5つの技術
1.サプライズ法(驚き)
2.ギャップ法(反対言葉)
3.赤裸々法(体の反応)
4.リピート法(繰り返し)
5.クライマックス法(要点)
まず①思いを伝える手順を抑え、次に②YESを引き出す切り口、最後に③強い言葉を作る技術がわかりました。
その中でも特に①の相手の事を考える事が、NOをYESに変える最大のポイントだと言えます。
なぜなら、人に思いを伝える法則は全て相手との関係を向上させる為にあるからです。
また私の経験においても、相手の事をどれだけ考えられるかで思いの伝わりが変わりました。
その為、人間関係を好転させるには相手の事を考える事を念頭に置き交流する事をオススメします。
ではまた。
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