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情報の大海に溺れないために。情報リテラシーを高める3つの心得

インフォデミック
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Twitter仕様変更の背景

こんにちは、はまじんがーです。

先日(2020年10月20日)、Twitterの仕様変更が行われました。
変更内容としては、リツイートボタンを押した後の挙動が、従来であればリツイートか引用ツイートかを選択する形だったのが、引用ツイートがデフォルトになったことです(参考記事はこちら)。

この仕様変更の背景には、2020年11月3日に行われるアメリカの大統領選挙があります。
選挙にまつわる誤った情報、デマ情報の拡散を防ぐため、受け取った情報を安易に拡散するのではなく、拡散する前に一度立ち止まって考えてもらおうという意図があってこのような仕様となりました。

「デマ情報の拡散」といえば、真っ先に思い出されるのがコロナショック時の騒動です。
WHOは「インフォデミック」と表現(informationとepidemicを組み合わせた造語)しましたが、新型コロナウイルスにまつわる様々なデマ情報がTwitterを初めとする各種SNSで拡散され、世界中に混乱を巻き起こしました。

私たちの日常生活においても、Twitterのデマ情報に端を発して市中からトイレットペーパーが消える珍事が起きたのは記憶に新しいのではないでしょうか。

それだけSNSの情報拡散は私たちの日常生活に大きな影響を持っているということです。
アメリカの大統領選挙という、世界の舵取りを決める一大イベントを迎えるにあたって、市民が誤った情報を元に意思決定してしまわないように手を打ったTwitter社の判断は妥当なものだと思われます。
(大きな物議を呼びましたが、バイデン氏の息子に関するニュースを拡散する投稿に制限をかけたことからもTwitter社の姿勢が伺えます)

情報リテラシーが問われている

情報リテラシー

Twitter社は今回の仕様変更を大統領選までの一時的なものであると発表していますが、「デマ情報の拡散」という事象が問題となるのはアメリカ大統領選挙に限った話ではないので、今後も何かしらの情報拡散抑制のための施策を打ってくることは大いに考えられます。

しかし、もしSNSの機能が制限されすぎると、本来のSNSのメリットを活かせなくなる危険性があります。

SNSの出現は、誰でも自由に情報を発信できる仕組みを構築することで「情報の民主化」をもたらしました。
そんなSNSが機能制限の果てに本来の機能を果たせなくなってしまったら、社会はまた一部の権力者のみが情報強者となる権威主義的な社会に逆戻りしてしまいます。

SNSのデメリットを抑えメリットを享受し続けるためには、ユーザー1人1人が適切にSNSを取り扱う他ありません。
そのためには、情報を取り扱う側のリテラシーを高めていく必要があります。

そこで今回の記事では、情報を取り扱う際の注意点について3点まとめてみました。
情報の洪水に溺れず、適切に情報を処理していくために、ぜひ参考にしてみてください。

情報の信憑性を確認する

フェイクニュース

SNSの登場により誰しも気軽に情報を発信できるようになった反面、玉石混合の情報が流れてくることになり、信憑性に乏しいものも溢れるようになりました。

なので、流れてきた情報を疑いもなく信用するのは非常に危険です。
インフォデミックについて書かれたこちらの記事でも、

個人が発信している有益な情報もありますが、事前知識がない状況で、ただ情報を鵜呑みにしてしまうのは危険です。
信憑性があやしい場合は、政府やWHOといった公的期間が発信している情報を確認する方が無難でしょう。

と掲載されています。
情報の出どころを抑え、信憑性を確認するよう常に心がけていきましょう。

複数の情報源を得る

情報源

情報には常に発信者の思想や意図が隠れています。
例えば、朝日新聞はリベラル派、産経新聞は保守派と言われているように、メディアによって思想や論調が異なるのです。

そのため、特定の情報源に依存すると思考が偏ってしまい、客観的に物事を判断できなくなる可能性があります。

「コロナの膨大な情報に踊らされないための心得」と題されたこちらの記事でも、

情報収集において重要なのは、「複数のチャンネルから情報を集めて比較検討すること」だと思います。
これは緊急事態でも平時でも同じです。

と書かれています。

特にSNSでは自分の知りたい情報だけがタイムラインに流れてくることによって思考が偏る危険性が非常に高いので、様々なソースから情報を得ることを常に心がけましょう。

「事実」と「意見」を切り分ける

情報リテラシー

情報を扱う上では「事実」と「意見」の切り分けも非常に重要です。

「事実」とは、文字通りありのままの「事実」であり、誰の意見も主観も入り込んでいないものです。
逆に、「意見」には人の主観が少なからず介在します。

ありがちな間違いが、個人の意見に過ぎないものを事実として受け取ってしまうことです。
特に、フェイクニュースと呼ばれるものは、「事実」であるかのように偽装した「意見」であることが多いです。

「事実」をベースとして物事を判断しないせいで、誤った思い込みが世の中に蔓延していることは書籍『FACTFULNESS』でも語られています。

「事実」と「意見」の違いについてはこちらの記事でも詳細に解説されているので、ぜひご覧になってみてください。

情報リテラシーを身につけて情報社会を生き抜こう

情報リテラシー

以上、情報を取り扱う上での注意点について3点述べてきました。
少しでも参考になったなら幸いです。

SNSの発達以降、私たちが日常生活で受け取る情報の量は格段に増えました。
今後もその量は増殖し続けていくことでしょう。

増え続ける情報の洪水に溺れないためにも、適切に対処していくことが以前にも増して必要になっています。
正しいリテラシーを身につけ、情報の波に飲まれるのではなく恩恵を最大限に活用することで情報社会を生き抜いていきましょう。

それでは、今回の記事は以上です。
お読みいただき、ありがとうございました!

はまじんがー

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業界最大手大規模システムのアーキテクトに携わっています。趣味は読書、映画、野球観戦、広島育ちのカープファン。好きな音楽はAcid Black Cherry、...

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