書籍『GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代』損する良い人と得する良い人

どうも朝に散歩するのが趣味のフルザワです。
今回は世界35ヵ国で200万部も売れている大ベストセラーの『GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代』を紹介します。
目次
1.世の中には3つのタイプの人間が存在する
2.損する良い人と得する良い人とは?
3.成功するギバーになる為には?
4. 「与える人」こそ成功する時代
1.世の中には3つのタイプの人間が存在する
本書では著者の心理学者であるアダム・グラント氏が、仕事で成功するのはどのような人なのかを述べています。
人の為に行動する人(=ギバー)が成功すると思われがちですが、ほんとうなのでしょうか?
人から搾取する人(=テイカー)が成功しないのは想像がつくかと思いますが、世の中にはもう1つのタイプの人間が存在すると述べられています。
世の中の人間を3タイプに分けると、
①ギバー(与える、利他的な人)25%
②テイカー(奪う、利己的な人)20%
③マッチャー(調整、公平な人)55%
このような割合になります。
実はギバーにもテイカーにも属さない、GIVE&TAKEを保つマッチャーが1番多いのです。
では、この分類を元に
・どのタイプが仕事で成功するのか?
・ほんとうに与える人が成功するのか?
について説明していきます。
2.損する良い人と得する良い人とは?
誰もが「人の為に与える人が成功する」という話を耳にしたことがあるのではないでしょうか?
しかし、残念ながらそうは言いきれません。
ギバーには2種類のタイプがあり、損する良い人と得する良い人に別れるのです。
2種類のギバー、そしてテイカー、マッチャーを成功する順番に並べると、
1位 ギバー(大多数から尊敬される)
2位 マッチャー(堅実に均衡を保つ)
3位 テイカー(制裁を受け失脚する)
4位 ギバー(テイカ―に搾取される)
このような順番になります。
与える人は(ギバー)は確かに1番成功しやすいのですが、逆に搾取される可能性もあるのです。
では成功するギバーとはどんな人なのでしょうか?
大きく分けて3つの要素があります。
3.成功するギバーになる為には?
頼まれたらなんでも引き受けてしまう「断れない良い人」にならない為にも、成功するギバーの3つの要素を紹介します。
成功するギバーの3つの要素
・Win-Winの関係を築く
・自己犠牲のGIVEをしない
・誰を助けるかを選ぶ
成功するギバーになるには、相手の為に行動することはもちろんですが、自分の成功も大切にするべきなのです。
人に与える行為は素晴らしいですが、前提として自分が継続して成長できることを意識すべきです。
頼られたら引き受けるなんでも屋になってしまうと、時間もお金もキリがありません。
更にはテイカーに搾取されてしまうギバーになってしまいます。
そうならない為にも、成功するギバーの3つの要素はぜひ覚えておいてください。
4.「与える人」こそ成功する時代
成功するギバーになる方法は抑える事ができましたでしょうか?
今回の内容は仕事はもちろん、人間関係にも応用できる考え方です。
3つの要素もそうなのですが、人から搾取するテイカーを回避する事も重要であります。
私はこれまでテイカ―だと感じる人とも仲良くしていましたが、本書を読んでテイカ―とは距離を置くことにしました。
その結果、自分の時間が増え、やりたいこともできるようになりました。
人間関係で困っている方には、一度距離を置いてみることをオススメします。
また、一見ギバーかテイカ―かわからない、人当たりのいい人テイカ―には要注意です。
相手がギバーかテイカーを見分ける方法が知りたい方は、ぜひ本書を手に取ってみて下さい。(→『GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代』はこちらから)
またYouTubeで中田敦彦さんがわかりやすく解説しているので、こちらもオススメです。(→YouTube中田敦彦さんの動画はこちらから)
今後も日常生活で本ブログが役立つ事を配信していきます。
ではまた。
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