音楽が人に与える影響と生き方について

音楽と人生
こんにちは、watanabeです!
今回は音楽をテーマにしました。
音楽は老若男女関係なく、多くの人が楽しんでいるのではないでしょうか。
また、音楽と共に社会も発展していきました。
昭和では「美空ひばり」「坂本九」「春日八郎」
平成では「B’z」「宇多田ヒカル」「氷川きよし」
など、
多くのアーティストがチャートを賑わし、僕たちはたくさん曲を聞いてきました。
その音楽が
・人に与える影響
そして、
・人生を変える音楽の使い方
について、考えていきたいと思います。
※聴くことがメインの記事となっています。
リズムと感情
音楽を聴く時に、はじめに感じるのは音楽のリズムやテンポではないでしょうか?
気分が上がっている時は早いリズムのものを聴きたくなったり、失恋や悲しい出来事のあとでは、ゆっくりとしたテンポの音楽を聞きたくなりやすいです。
音楽は、その人の心身のリズムとシンクロしている部分があるため、自分のリズムに合っていない音楽を聴くと、肌に合わない感覚を受けていきます。
ただ、その日の気分や経験を重ねていくことで、聞きたい音楽が変化し、心地よい音楽も変化していく場合があります。
そのため、昔はバラードは特に好きではなかった人が、バラードのリズムや歌詞に共感し、聴く音楽の幅が広くなっていくのです。
音楽とは生ものとして感じているため、自分の経験やその時の感情によって受け取り方が変わっていくのです。
それが、音楽が親しまれている要因でもあると感じます。
下記のサイトで音楽の影響を詳しく解説してくれています。
音楽は脳や心にどのような影響を与えるか。 ーストレスを軽減させ、作業効率を高めるBGMの脳科学ー
言葉(歌詞)を受け入れられる
次は、歌詞についてになります。
歌詞のある音楽を聴いていて、ふと感情的になることはないでしょうか。
歌詞の中には普段あまり使わないけど、心の中にある言葉を表現している場合があります。または、普段使わないような言葉も入っています。
「君を思うだけで」
「今だから言える、ありがとう」
「人生は“イエーイ”!!、やったもん勝ち!!」
普段思っていても、言葉にすると恥ずかしい、躊躇うような言葉も音楽にも合わせることで、スッと出てきます。
実際に言わなくても、音楽を通して受け入れることができ、感動していくのではないでしょうか。
曲の歌詞に共感しているからこそ聴き続けているのであり、「歌詞」のある音楽を聴いているのだと感じます。
ライブコンサートから音楽療法まで、音楽は人間の心身に大きな影響を与える。音楽がメンタルヘルスに与える6つの効果を紹介する。
社会的効果
音楽を楽しむ上で、社会との繋がりも外せない要因となっています。
音楽を聴くためには、まずは音楽が存在していることが必要です。
当たり前なことではありますが、音楽を楽しむということは1人では完結でないことの証拠でもあります。
そのため、音楽を聴いていること自体が社会性のある行為とも言えるのです。
また、音楽は複数で楽しむことができるのも大きなポイントです。
カラオケやライブ、学校では校歌に始まり、合唱コンクールもあります。
音楽は社会性を学ぶことができる場を作ってくれます。
また、好きな音楽を通して親近感を感じることもできるのです。
音楽が社会生活を送るうえで、少なくない影響を与えていることがわかります。
高齢者への音楽療法
こうした音楽を活用した療法が音楽療法でしょう。
僕が見てきた限りであっても音楽は大きな影響を与えていました。
無口な方が音楽を聴いたら歌を歌っていたり、曲を通して大勢で手拍子をしたり、曲の思い出から昔話を語ってくれる方もいました。
音楽にはリズムを感じると同時に、記憶にも影響するので、生きる活力を与えてくれるのです。
特に、高齢者の方は認知症により新しい記憶が作りにくい状態の方々がいます。
そこで活躍するのが音楽なのです。
↓音楽療法と高齢者の関係です。
音楽と人生
ここまで音楽と人、社会に与える影響を考えてみました。
次は、実際に音楽と人生について考えてみましょう。
人生と音楽を考える時は
・音楽を楽しむこと
・音楽を楽しんでいる自分を認識する
ここを分けていく必要があります。
曲を楽しむことはそのまま楽しんでいる自分です。
ロックが好き、クラシック、ジャズが好き、アニソンが良いなど、自分が好きな音楽を聴いている状態です。
音楽を聴くということを趣味として楽しんでいます。「音楽が好きで聴いているんだから当然」と言えます。
しかし、音楽を聴いている自分を認識するためには一歩引いて、なぜこの音楽が好きなんだろうと考えることが大切です。
好きは感情ですが、好きな理由を探すのは思考です。
人生を考えるうえで、なぜこの曲が好きなんだろうと考えることは大切な一歩になっていきます。
こうして、考えていくと
「みんなが聴いていたから」
「歌詞のここが良い」
「アーティストが好き」
など細かく好きな理由がわかっていくと思います。そうして、具体的に好きな理由をあげていくことが重要になっていきます。
聴く音楽を変えるとセンスが変わる
こうして考えていくと、音楽と自分の関係性が見えてくるのではないでしょうか?
自分の聴いている音楽が自分を表現しているとも言えるのです。
自分がどんな音楽、歌詞に影響を受けているかがわかるのではないでしょうか。
そうした心地よい音楽こそが、あなたのセンス(感覚)そのものなのです。
その感覚を維持していくか、あえて変えていくかがセンスに影響を与えていくのです。
ポップ系の音楽を聴いていたが、ロックを聴き始めたら楽器に興味が出た、ロックを極めることで楽器の違いがわかるようになった。
自分のセンスを磨くために同種の音楽を聴き続けるか、センスを変える(広げる)ために聴く音楽を変えてみるか、音楽を通して自分を変えられるのです。
次に、違う音楽を聴くことの効果をお伝えしていきます。
知らない音楽を聴く
普段聞かない音楽を聴くことは
・センスを変える
ほかに
・創造力を作れることもあげられます。
センスを変えるために音楽を利用するのは簡単です。ただ聴くだけです。
違った音楽を聴くという情報のインプットが重要なので、まずは聴くことが大切です。
違う歌手、異なったジャンルを聴くことで、あなたは「これはちょっと、、、」「意外といける」などの感覚をもてれば感覚が動いている証拠になります。
また、今まで聞いてきた音楽から離れてみることで、その曲に関連した自分の記憶とも離れていきます。
センスが変化するという事は、生き方にも影響する可能性を秘めています。
次に創造性です。
PVを見ずに音楽を聴く際にどのように音楽を聴いていますか?
楽器や歌手を頭の中でイメージしたり、クラシックではコンサートホールや風景がイメージできるのではないでしょうか。
もし、あまりイメージがでないのであれば、自分なりでいいので
歌手は金髪で面長、服は黒でベルトはギラギラの、
みたいに自分なりにイメージをすればいいのです。
想像をすることが重要なので、実際の姿と違っていても問題ありません。
アニメの声が想像していたのと違うと言ったことがあるように、自分なりのイメージが大切です。
こうした想像をすることで、創造力が身に付いていきます。
この創造力がこれからの自分の人生において大切になっていきます。
音楽は人や社会に影響を楽しみながら与えてくれるのです。
おわりに
人は小さな時から音楽と生きています。
耳で聴いたり、手でリズムを取ったり、みんなで歌ったり。
音楽のもつ力は自分たちが思っているよりも大きいかもしれません。
そのため、どんな音楽を聴くかが自分を決めていくのではないでしょうか。
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