会社が欲しがる優秀な人材とは?4つのパターンを解説!

優秀な人材と言われても、あまりピンとこない
こんにちは!
ライターのshimodaです。
本記事をご覧になっているということは、次のような思いを持っているのではないでしょうか?
・転職して年収の大幅アップを狙いたい
・今の職場でもっと必要とされる人になりたい
・より高い評価を受けてキャリアアップに繋げたい
様々な企業や組織において、経営者や採用担当者は「優秀な人を採りたい」と口を揃えて言います。
とはいえ、具体的な定義もなく「優秀」という言葉が出てきても、いまいちピンと来ないですよね?
当然、言葉の意味として、他の人に比べて、何かしら「優」れていて、「秀」でているというのは字を見ればわかります。
でも、それだけではわからないというのが正直なところでしょう。
そこで今回は、経営者や採用担当者に「この人は絶対に手放してはいけない」と思わせるような「優秀な人材」について、具体的に解説していきます。
より高みを目指している方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
AI時代の中で必要とされる能力って?
優秀な人材と言われるために、そもそもどんな能力が必要になってくるのでしょうか。
仕事の中には、AI導入により替えが効く内容もありますよね。
単純作業かつ高速で、大量生産となればプログラムされたロボットのほうが適任と言えます。
企業は、人間がする必要のない作業を、費用対効果が高く効率がより良い方法に切り替えていきます。
それらの作業に従事している人たちが賃上げ要求をするほど、企業は効率が良く、コストがかからずに済む「人を使わない方法」を検討し、導入することになります。
これからの時代、日本のみならず、より一層人件費が上がっていく中国などのアジアや、ドイツをはじめとするヨーロッパなどの企業において、自動化への取り組みが活発になっています。
ただ、どれだけ技術が進歩してAIやロボットが台頭してきたとしても、企業がほしがり、そして手放したくない人材は必ずいます。
具体的にどんな人材なのか、次の章で詳しくお伝えします。
会社が欲しがる優秀な人材、4パターンを解説!
それでは、実際に優秀な人材とはどんな人なのか、4つのタイプについて一つずつ解説していきます、
①一つ上の役職の仕事がいつでもできるように準備している人
一つ目は、常に一つ上のレベルを目指して考え、行動している人です。
特に考え方が非常に大事です。
例えば、貰っている給料の分さえ仕事をしていれば良いと考えている方は、上にいくというのは難しいですよね。
そもそも、果たしてその仕事量や成果が給料に見合っているかどうかを判断できるのは、本人ではなく上司です。
向上心がなく、現状維持で満足してしまうと、今の状態をキープするどころか、少しずつ下がっていってしまうのが人間です。
一方で、コツコツと努力を続けている人は上に上がれる可能性が十分に高いと言えるでしょう。
業務内容はもちろんのこと、本来自分がやる必要のないことをやるのも努力の一つです。
会議の後に進んで椅子やテーブルを整えたり、客先訪問前には必ず会社のホームページを隅々まで確認して話のネタを準備したり。
周りからはほとんど見えないですし、すぐに結果につながるとは限りません。
でも、そんな地道な行動の積み重ねは、将来必ず良い形で自分に返ってきます。
私の近くに尊敬する先輩がいるのですが、その方は次のように言ってます。
「オレは絶対に失敗しない。成果が出るまで行動し続けるからだ。」
これって、シンプルなことなのですが、とても大変なことです。
続けるというのは本当に難しくて、ほとんどの人は途中で努力することを止めてしまいます。
ずっとやり続けることができるというのは、ひとつの才能と言えると思います。
「努力を惜しまない」
口にするのは簡単ですが、続けることは難しい。
だからこそ、止まらず行動し続けていくべきなのです。
②目の前のことに手一杯にならず、5年先、10年先を見据えている人
二つ目は、先を見据えられる人です。
今の時代、本当に変化が目まぐるしいですよね。
スマホ一つとってみても、2007年に発売された初代iPhoneから始まって、2013年にはフィーチャーフォンの普及率を上回っています。
また、AIの進歩も凄まじいものがあります。
囲碁のソフトにおいて、2012年頃にはアマチュアレベルだったものが、2017年には人類最強と言われる棋士に3戦3勝という結果を残し、圧倒的な進化を遂げています。
このように、5年〜10年であらゆる情勢が変わっていく中、目の前だけを見ているようでは、一瞬で取り残されてしまいます。
時代に追いつこうとするだけでなく、自ら時代の先頭に立とうというくらいの気持ちが必要です。
常に新しい情報を入手し続け、自分自身をアップデートしながら、変化に対応できる力を付けることが大切なのです。
③常に明確な目標を持ち、それを追い続けている人
三つ目は、具体的な目標を持って、常に追い続けている人です。
漠然としたことではなく、できるだけ数値で表す目標が必要です。
仕事では、必ず計画を立てますよね。
例えば、何月何日までに完成し、納品するというような内容です。
こういった計画を立てる上で、明確な目標を持つことが大切です。
目指す目標がないと、具体的な行動に移せないですからね。
例えば、製品をお客様の満足いく形に仕上げて納品することを目標にすれば、いつまでにどういった工程を引かなければならないかというのが、自然と見えてきます。
プロジェクト上の目標はもちろんなのですが、一般の人はプロジェクトの目標を達成することのみを考えます。
ただ、優秀な人材と言われる人は、チームとしての目標も併せて持っています。
マネジメント能力も兼ね備えているということです。
会社のキーパーソンと言われる人は、プロジェクトを達成したチームの絆の構築までも目標にしています。
二番目の内容と重なる部分もありますが、目先の目標だけではなく、大きな目標を持てるかどうかで優秀な人材かどうか決まってくるのです。
④何ものにも依存せず、人間的に自立している人
四つ目は、人間的に自立している人です。
人は、サポートしてくれる人がいるとどうしても頼りたくなるし、その状態をキープしたくなるものです。
しかし、いずれはあなた自身も複数の人の上に立つ訳ですから、いつまでも依存型ではいけません。
当然、言われたことだけをこなすようではダメですし、自ら考え、提案できるようになる必要があります。
そのためにも、自己管理の徹底が必要ですよね。
優秀な人は、決して言い訳をしません。
健康や体調に気を配り、常に最良な状態で仕事をしています。
さらに、自分の気持ちをコントロールすることも可能です。
一般的に、人は感情に流されやすいものです。
それでも、優秀な人はその時の気分によらず、安定した仕事ができます。
自己管理ができるということは、それだけ自分に厳しい証拠です。
それこそが、優秀な人材としての条件の一つなのです。
まとめ:4つのパターンを参考にして優秀な人材を目指しましょう!
いかがでしたでしょうか。
会社が欲しがる優秀な人材の4つのパターンを改めてまとめます。
①一つ上の役職の仕事がいつでもできるように準備している人
②目の前のことに手一杯にならず、5年先、10年先を見据えている人
③常に明確な目標を持ち、それを追い続けている人
④何ものにも依存せず、人間的に自立している人
優秀な人材と言われる人に共通していることは、「芯がきちんとある」「何かをやり続けている」ということです。
口でいうことは簡単ですが、それをブレずにやり続けるというのは、相当大変なことです。
大変だからこそ、やった先に見える景色というのは、やってこなかった人にはわからない素敵なものとなるのです。
今よりも高みを目指すために、改めて自分と向き合った上で、途中で投げ出さずにやり続けることを決意してください。
確固たる決意があれば、そう簡単に諦めることはないでしょう。
優秀な人材になるために、まずは最初の一歩を踏み出しましょう!
参考:
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