書籍『Think clearly』学術研究に基づく取捨選択で人生を生きやすくする思考法

どうも断捨離をして服がジャージだけになったフルザワです。
今回は世界29か国で翻訳されたベストセラーの書籍『Think clearly』について紹介します。(→書籍『Think clearly』はこちらから)
現代社会はたくさんの情報に溢れた、情報社会だと言えます。
便利な反面、ほんとに必要なものを見失いやすい社会であると言えます。
・NEWSを見れば芸能人のスキャンダル
・コロナで浮き彫りになった無駄な会議
・断りづらい上司から誘われた飲み会
ほんとに必要なものとはなんでしょうか?
本書では、学術研究から導き出された、人生に必要なものを取捨選択する方法が書かれています。
目次
1. 【断り方】簡単に頼み事に応じない
2. 【情報収集】価値あるものか見極める
3. 【思考法】大きすぎる夢を持たない
4. 【取捨選択のルール】まとめ
本投稿では、本書で述べられている人生をクリアにする52個の思考法を4章にまとめています。
3分程度で読めるので、カップラーメンを作る時間にでも読んでみてください。
1. 【断り方】簡単に頼み事に応じない
第一に私たちの多くが、好意には好意でお返しをする、ギブアンドテイクの考え方が染み付いています。
その結果、頼まれた仕事や行きたくない飲み会でも断れないのです。
では、どう対処すればいいのか?
その対策方法は以下の3つがあります。
簡単に頼み事に応じない3つのルール
①5秒決断ルール(5秒迷ったらNO)
②能力の輪(できることしかしない)
③尊厳の輪(やりたくない事は断る)
この3つを常に意識していれば、どんな頼み事が来ても即座に対応することができます。
また、②能力の輪はあの渋沢栄一が大切にしていた考え方、蟹穴主義(自分の能力以上の頼み事には応じない)とも類似しています。(→渋沢栄一の唱える蟹穴主義についてはこちらから)
自分だけの断るルールも決めておくと、罪悪感を持たずに断ることができます。
何でも頼まれる何でも屋になるのではなく、逆に周りに頑固さをアピールする事で生きやすくなる事もあるのです。
2. 【情報収集】価値あるものか見極める
冒頭でも述べた様に、NEWSを見れば芸能人のスキャンダルや事件や犯罪などが次々と目に入ります。
それらの情報は私たちの人生にとって必要なものでしょうか?
本書では世の中の90%の情報は意味がないと言う、スタージョンの法則が紹介されています。
確かに思い返してみれば、ほんとに必要な情報とはそれほどないものです。
毎日見ているNEWSやSNSなども、実は必要ないのかもしれません。
では何をインプットするべきか、それは為になる本を何度も読み返す事です。
ほんとに良い本の内容をしっかり理解し、自分に落とし込む事が大切なインプットだと言う事です。
また情報を制限することの他に、人間関係でも信頼できる人とのみ付き合う事も推薦しています。
3. 【思考法】大きすぎる夢を持たない
皆さんには夢があるでしょうか?
・将来貧困問題を解決したい
・世界中の戦争をなくしたい
・日本の経済を立て直したい
もしそう思っているのなら、それは考えない方がいいかもしれません。
なぜなら、多くの人は世界を変えられる様な人ではないからです。
まずは今ある現実を受けとめ、足元を見てください。
厳しい言葉かもしれませんが、自分の人生に満足できてない内は大きなことを考えている場合ではありません。
あなたに変えられるのはあなたの人生だけなのです。
4. 【取捨選択のルール】まとめ
必要ないものを断捨離することができたでしょうか?
無駄だと思った選択肢を捨てることで、ほんとに必要なものを大切にすることができます。
特に1.【断り方】簡単に頼み事に応じない方法は、自分の時間を確保する為にも重要な考え方だと思います。
私も急に誘われた飲み会には行かないと決めて、やるべき事を優先してできるようになりました。
本書には、その他にも無駄を省く情報発信の仕方や人との関わり方など沢山役立つ考え方が書かれています。(→書籍『Think clearly』はこちらから)
ぜひ本書の考え方を参考に、あなただけの取捨選択のルールを作ってみてはいかがでしょうか?
「人生でほんとに必要なものとは何か」を見つめ直すキッカケになるはずです。
ではまた。
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