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なぜ人はミスをするのか?代表的な2つのミスの原因と対策を紹介

ミス
勉強

ミスをなくすことで信頼を得られる

こんにちは、はまじんがーです。

みなさんは、仕事でどんな”ミス”をしたことがありますか?

「頼まれた仕事をすっかり忘れてしまっていた」
「文章を書く時にいつも誤字脱字をしてしまう」
「メールの送信先を間違えてしまう」

一度はこのようなミスをしてしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。
避けようと思っているのに犯してしまうのがミスというものです。

どんなに能力が高い人間でも、ミスを繰り返していたら仕事人としては信頼されません。

逆に能力はそれほど高くなくても、仕事をミスなくこなせる人であれば周りから信頼されます
「この人は任せた範囲の仕事はキッチリやってくれる」と思ってもらえるからです。

そして、もしあなたが

「今よりも仕事人としてレベルアップしたい」
「尊敬するあの人からの信頼を得たい」

という想いを抱いているのなら、自分の能力を高めようとするよりも、ミスなく仕事できる術を身に付ける方が近道となります。

なぜなら能力を高めることは一朝一夕に成し遂げられるものではないですし、生まれつきのセンスも必要になってくるからです。
それに対して、仕事でミスをなくすためには、原因をしっかりと抑えた上で適切な対策をとればいいので、能力を高めることに比べれば遥かに素早く結果を出すことができます。

そこで今回の記事では、以下2種類のミスについて、それぞれ原因と対策を紹介していきます。

①メモリーミス(物忘れ)
②アテンションミス(注意不足)

「ミスを無くして信頼される仕事人になりたい!」と思われている方は、ぜひ今回の記事の内容を明日からの仕事に役立ててみてください。

①メモリーミス(物忘れ)の原因と対策

物忘れ

ミスの代表的な事例としてよく挙がるのが、メモリーミス(物忘れ)です。

上司からのちょっとした頼まれごとをすっかり忘れてしまって怒られた、あるいは同僚がそういうミスをしたのを見た、という経験があるという方は多いでしょう。

このメモリーミスの原因には、人間の脳の記憶領域である「ワーキングメモリ」が大きく関係しています。
「ワーキングメモリ」は、情報を一時的に保管するための領域のことで、容量が小さいと言われています。

そのため、人間が脳内に記憶できる情報量は非常に限られています。
つまりメモリーミスは、脳内に入れた情報が時間の経過によって脳内から抜け落ちることによって生じるというわけです。

メモリーミスを防ぐための対策を考えるにあたっては、「人間が脳内に記憶できる情報量は非常に限られている」という前提に立つことが重要になります。
言ってみれば「人間は忘れる生き物」ということです。

では、どんな対策をとればいいのでしょうか。
どのみち忘れてしまうのであれば、そもそも覚えようとすることが誤りです。

具体的な対策は、メモを取ることです。
「メモくらいとってるよ!」と言いたくなる方もいらっしゃるかもしれませんが、果たして本当に覚えておくべき情報を満遍なくメモできているでしょうか?

ありがちなのが、会議のときに言われたことはメモできているのに、自分のデスクで仕事をしているときや立ち話をしているときに咄嗟に重要なことを言われ、それをメモできていなかったというパターンです。

こうした事象を避けるためには、状況別に何にメモするかを決めておくことが重要です。
いつでも必要な情報をメモできる仕組みを作ることで、物忘れを防ぎましょう。

②アテンションミス(注意不足)の原因と対策

注意不足

アテンションミス(注意不足)も、人によっては頻繁にやってしまうミスです。
具体例としては、文章の誤字脱字やメールの送信先誤り、数字の桁誤りなどが挙げられます。

このミスの特徴は、「視界に入っているのに気づかない」という点です。
文章の誤字脱字の例で言えば、自分で書いたものですから当然ながら目には入っています。
それなのに気づかず、誤字脱字を修正しないでスルーしてしまうのです。

つまり、人間は眼ではなく脳で情報を認識しているということです。
実はアテンションミスの原因は、「①メモリーミス(物忘れ)」と同様にワーキングメモリが関係しています。

脳で情報を認識するということは、脳に過剰な負担がかかっていると正しく情報を認識するのが困難になると言えます。
脳に過剰な負担がかかっている状態、それはワーキングメモリが圧迫されている状態です。

では、どんな時にワーキングメモリが圧迫されるかというと、脳が余計な情報をたくさん認識してしまっている時です。

たとえば、「スマホを机の上に置いているだけで頭の働きが低下する」ことが実験によって証明されています。
スマホでメールやSNSをチェックしたくなったり気になるニュースを見たくなったりする時、ワーキングメモリが使われているのです。

「仕事に集中できない」「気が散ってしまう」という現象も、仕事に必要ない余計な情報にワーキングメモリが使われてしまうことによって生じています。

「①メモリーミス(物忘れ)」の項でも言いましたが、ワーキングメモリの容量は非常に限られています。
限られた領域が余計な情報で埋め尽くされることによって、本来取り込むべき情報が認識できなくなるということです。

なので、対策としてはワーキングメモリに余計な情報が入ってこないような集中できる環境をセッティングすることが重要になります。
集中したいときはスマホを目につく場所に置かないのはもちろん、他にも集中を阻害する要因があれば可能な限り全て取り除きましょう。

また、自分がミスしやすいポイントを整理してチェックリスト化することも有効な対策です。

誤字脱字を頻繁にしてしまうのであれば、「文章を書き終わったら誤字脱字のチェックをする」
メールの送信先を間違ってしまうのであれば、「メールを送る前に送信先をチェックする」

といったような項目をチェックリストに入れるのです。

この方法が有効な理由は、チェックリストに書き出すことでワーキングメモリに頼らなくて済むからです。
ワーキングメモリに頼っていると誤字脱字やメールの送信先に対する意識が希薄になりがちだったのが、チェックリストを活用することで誤字脱字およびメール送信先のチェックをはっきりと意識して実行できるようになるわけです。

自分のミスと真摯に向き合う姿勢が重要

向き合う

以上、2種類のミスの原因と対策を紹介しました。

最後に、かの『論語』の作者である孔子が、ミス(過ち)について語った言葉を紹介します。

「過ちを犯しながら、改めないのが過ちである」

どんな人間にも、ミスはあります。
どんなに対策を講じようとも、また別のミスを犯してしまうのが人間というものです。

大事なのはミスをした時にそれを改めようとする心構えなのだと孔子は言っているのです。
改めることをしなければ、同じミスを何度も繰り返すことになるからです。

実際にミスを犯してしまったら、気分が沈んでしまったり、ミスしたことを素直に認めたくない気持ちになってしまったりするかもしれません。

そんな時でも潔くミスしたことを認め、ミスをなくすにはどうすればいいかを考えることが重要です。
ぜひ、自分の過ちから目をそらさずに真摯に向き合う姿勢を大事にしていただけたらと思います。

なお、今回の内容は心理学や脳科学、認知科学に精通したコンサルタントである宇都出雅巳さんの書籍『仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方』を参考にしています。

本書では仕事で発生する様々なミスの対処法が紹介されていますが、脳のメカニズムを理解した上で根本的な解決策を講じることを主眼に置いているので、書籍の中に実例として挙がっていないミスに対しても応用の効く考え方を身に付けることができます。

私自身も本書を読んで脳の仕組みに関する知見を得たことで、日常生活で新たなミスに直面した時もある程度の勘所がつかめるようになりました。

今ならKindle Unlimited登録者であれば無料で読めるので、ミスの原因と対策についてもっと詳細に理解したいという方は、ぜひ手に取ってみてください。

それでは今回の記事は以上です。
お読みいただき、ありがとうございました!

はまじんがー

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業界最大手大規模システムのアーキテクトに携わっています。趣味は読書、映画、野球観戦、広島育ちのカープファン。好きな音楽はAcid Black Cherry、...

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