幸福感や免疫力UPにもなる!?笑うことがもたらす効果とは

笑う人ほど健康!?
みなさん、こんにちは!じゆです。
突然ですが、みなさんは普段よく笑っていますか?
笑うと、心や身体が元気になった気になりますよね。
実は、笑うことは健康効果があると医学的に実証されてきています。
今回は、笑うことがどのように私たちの健康に効果をもたらしているのかお話していきます。
笑いが及ぼす健康効果とは
笑うことで、身体にはどのような効果をもたらしてくれるのでしょうか。
免疫力UP
人の体には、体内に侵入するウイルスなど身体に悪影響を及ぼす物質を退治するために、白血球の一種であるナチュラルキラー(NK)細胞があります。
NK細胞が活発であると、感染症にかかりにくいとされており、笑うと活性化されるのです。
また、笑うことは免疫システム全体のバランスも整える効果もあるとされているので、自分自身の体にまで攻撃をしてしまう免疫異常の改善にも効果があります。
つまり、笑うことで免疫力がUPし、ウイルスやがんに負けない強い体づくりにつながるのです。
自律神経のバランスの安定
自律神経には、交感神経、副交換神経があり、緊張モードやリラックスモードにしてくれます。しかし、両者のバランスが崩れると、体調不良を引き起こしてしまいます。
笑うと、副交感神経が優位となりリラックス効果をもたらしてくれます。そうすることで、ストレスホルモンの分泌が減り、自律神経のバランスが整います。
血行促進
思いっきり笑うと、深呼吸や腹式呼吸と同じ状態とふくしきなり、体内に酸素が多く取り込まれます。
酸素が多く取り込まれると、血液の流れが良くなるため、新陳代謝も活発となります。
筋力UP
笑っているときは心拍数や血圧が上昇します。また呼吸も活発となり酸素量が増えるため、内臓が体操している状態となります。つまり、笑っているとカロリーも消費するのです。
そして、大笑いするとお腹や頬が痛くなることがありますよね。これは腹膜や横隔膜、顔の表情筋がよく動いているということなので、多少ではありますが筋力UPにもつながります。
脳の活性化
前述にもありますが、笑うと腹式呼吸となるため多くの酸素が取り込まれます。その量は、1回の深呼吸のおよそ2倍、通常の呼吸のおよそ3〜4倍となります。
笑うことで、酸素が多く取り込まれるため、脳細胞も活発化し働きが上昇するため、脳の活性化にも効果が期待できます。
幸福感UP
よく笑うと、エンドルフィンという物質が分泌されます。エンドルフィンは、脳内で作りだされる神経伝達物質で、麻薬であるモルヒネと同じような幸福感をもたらしてくれます。
つまり、よく笑うことは幸福感UPにつながるのです。
よく笑うためのトレーニングをしよう
笑うことは簡単そうですが、普段笑い慣れていないと難しいですよね。そんな方は、よく笑うためのトレーニングを実践してみましょう。
1.顔の筋肉をほぐす
顔には表情筋という筋肉があります。表情筋がほぐれると笑いやすくなります。
そのため、口を大きく開けたり、口角を上げたりなど、顔全体の筋肉を大きく動かしてみましょう。
表情筋をほぐす方法はいくつかありますが、ここでは簡単にできる方法を1つ紹介したいと思います。
- 「あ・い・う・え・お」と口をゆっくり大きく開ける。
一音ずつ大きく口を開け、口が裂けそうなくらい大げさな表情をつけながらゆっくり発声し、5回繰り返しましょう。 - 「う」の口になった際は、口を左右に動かしてみたり、鼻の下をぐーっと伸ばす。
毎日繰り返すことで、表情筋がほぐれ笑いやすい表情となります。
他にも、風船や割り箸を使ったトレーニング方法もあるので、自分に合った方法を実践することをおすすめします。
(参考:【すぐできるトレーニング】自然で美しい笑顔の作り方とは?|LAURIER PRESS)
2.大笑いしてみる
お腹がよじれるくらいの大笑いを1分間やってみましょう。
笑うきっかけを掴むトレーニングとなるので、作り笑いや思い出し笑いでも良いです。
3.娯楽番組や落語をみる
娯楽番組などで思いっきり笑ってみることも良いでしょう。
漫才番組や落語など面白い番組をみることで、声にだして笑うこともでき、普段使っていない表情筋を動かすことができます。
たくさん笑って、心も身体も健康でいよう
笑うことは、周りからの印象も変わってきますが、実は健康にも効果があり、幸福感ももたらしてくれます。
実際に、よく笑っている人ほど、健康的である方が多いように思います。
普段笑い慣れていない方でも、笑う機会を作ってみることをおすすめします。
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