若者でも老眼になる?その症状の原因と対処法をご紹介

加齢で起こるはずの老眼が若者に増えている
こんにちは、yuyaです。
突然ですが今、若者の間で老眼が流行しているのをご存知ですか?
老眼といえば「加齢により目の水晶体や筋肉が衰えた状態」なのですが、
・近くのものが見えない
・ピントが合いづらい
・暗いところでは殆ど見えない
といった症状が、20〜30代の若者の間で増えているといいます。
視覚は人間の暮らしを支える重要な器官で、
私たちは情報の90%を視覚から得ているといいます。
もし視力がみるみる低下していってしまったら…
そうなる前に対策したいですよね。
一体なぜ、若者の間で「老眼」が増えているのでしょうか。
老眼になる原因は目の筋肉が凝ってしまうから
若者が老眼になる原因、それは「目の筋肉の凝り」にあります。
私たちの目はレンズとなる「水晶体」と、
その周囲を支える「毛様体筋」でピントを調節しています。
出典:※1
・遠くのものを見るときは、水晶体を薄く
・近くのものを見るときは、水晶体を厚く
このように水晶体を調節しているのが毛様体筋なのですが、
これが「凝り固まってうまく動かない」状態が、
今若者に増えている老眼の正体です。
ではどうして、筋肉が凝り固まってしまったのでしょうか?
目の筋肉はスマホの見すぎで凝り固まっている
若者に増えている老眼は、「スマートフォンの見すぎ」によって発症しているといわれています。
暗いところでスマートフォン注視したり、
SNSや動画を何時間も見たりしていませんか?
一点を長時間見ていると、
目の毛様体筋が凝ってしまい、
次第に収縮できなくなります。
私たちが近いところを見るときは、
毛様体筋を縮めて水晶体を押すことでレンズを厚くしています。
ですから、その筋肉が動かないと、近いものにピントが合わないのです。
逆に遠くを見るときは毛様体筋を緩めて水晶体を薄くするため、
あまり症状は感じづらいといいます。
時間が経つと症状が和らぐといいますから、
それもスマートフォン利用が抑えられない原因といえるでしょう。
若者の老眼について、
「対策はしたいけど仕事でも使うものだし、
スマートフォンを見ないなんて無理だ」
という方も多いのでは?
そこで今回は、
スマートフォンの使用を辞めずにできる、老眼対策法
をご紹介します。
若者が老眼を防ぐ5つの方法
1:毎日しっかり眠る
規則正しい生活は前提条件です。
睡眠をしっかり取ることが、若者の老眼を回復する効果的な手段であることが判明しています。
6時間以上を目安にしっかりと睡眠時間をとりましょう。
2:目をマッサージして筋肉をほぐす
目の周りをマッサージして温めると、毛様体筋が次第にほぐれていきます。
マッサージの他にも、温かい濡れタオルや市販のホットアイマスクも非常に効果的。
5分から10分ほどマッサージやタオルなどでして温めれば、筋機能も改善します。
3:目に入る紫外線を防ぐ
日差しを目に受けると、水晶体が硬化する可能性があることが分かっています。
水晶体が硬化してしまえば、その調節機能を果たす筋肉に大きな負担が。
屋外では帽子やサングラスなど、目を紫外線から守るものを身につけるのも効果的です。
4:視力にあったメガネをかける
すでに目が悪くメガネを使用している方も多いでしょう。
使っているうちに視力が変わっている気がしても、
「見えているからいいや」と直さない人がとても多いのです。
ピントの合わないメガネはそれだけで目の筋肉に負担をかけますから、
しっかりと調整してもらいましょう。
5:目に効果的な栄養素を摂取する
摂取をおすすめする栄養素は「アントシアニン」。
アントシアニンには視力改善作用があります。
主にブルーベリー・ブドウ・ナスなどに含まれていますから、献立に一品加えてみると良いでしょう。
以下のサプリメントなども服用すれば、好きなものを食べながら目のケアができます。
目を酷使したらしっかり休ませよう
老眼対策法をご紹介しましたが、とはいえスマートフォンやPC、
テレビやゲーム画面の超時間注視は控えたいところ。
画面に近づきすぎず、長時間の使用後は目を休ませてあげましょう。
目安として、1時間ごとに10〜15分の休憩がおすすめです。
日本人は10代の時点で、
およそ半数以上が視力1.0未満であるということが文部科学省の調査により判明しています。
視力の悪い人が多いからこそ、目のケアはしっかり行っていきたいですよね。
私自身目が悪く、矯正器具が必須な生活の不便さを知っているからこそ、
目をもっと大切にしなければと感じます。
あなたもぜひ、日頃から老眼の対策について考えてみてください。
出典:※1
サンテHP
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