新しい言葉との出会いが勉強そのもの、言葉を知るとこで起きる出来事とは
勉強とは新しい言葉と出会い、知ること
こんにちは、watanabeです!
今回は勉強と言葉をテーマに書いていきたいと思います。
学生時代は元より、社会人になってからも学び続けることが重要だと言われる時代になっています。
ただ、勉強は学生の頃から苦手、覚えるのが苦手でという方は少なくありません。
ただ、勉強の内容が初級、中級のようにレベルがあると思いますが、勉強でしていることは“言葉を学んでいる”、この点に尽きると感じます。
わからない単語に出会い、そして理解するという事は、コミュニケーションとって、信頼を深めていくかのようです。
また、それぞれの分野での言葉を勉強する際、横文字や読めない漢字など知らない単語が多いと思います。
一つ一つの言葉を学んでいくとより高度な内容の文章や概念が理解できるようになります。
言葉を学ぶことから初まり、その言葉を運用できることが知恵になっていきます。
言葉で世界が認識できる
人は言葉を通して物事を認識できるようになります。
「これは鉛筆」、「この人は拓実君」、「東京駅に午前8時ね」
こうした表現を使う際に、言葉がなかったらどうでしょうか。
人や物の名前がわからないのでどのことを指しているかわからない、いつどこに集合したらいいか伝えられません。
そのため、言葉を使って伝えることで人は物事を認識でき、例えば細長い物体を“鉛筆”という書く物として認識できるのです。
こうしたことから、言葉で物事を表現できることが生活を送るうえで重要なポイントになっているのです。
言葉がないと正確に伝えられない
普段、言葉でコミュニケーションを取ることは多いと思います。
言葉でなくても、ジェスチャーを使って意図を伝えられますが、情報量と正確さは言葉には負けてしまいます。
ペットや小さい子どもと遊んでいる時など、「話せれば何を訴えているかわかるのに」と思うことはないでしょうか。
何かを伝えたいけど、なかなか理解できない。
指で指したり、吠えてみたりとしているのだけど、なかなか意図に辿り着けなくてモヤモヤしてしまいます。
そのため、言葉で伝えることが表現の正確さや情報量を増やすために必要なのです。
例えば、病院に体調が悪くなっていった場合、
もし何も言葉が話せない状態(外国にいるなど)の場合、自分の痛い場所、どんな時に痛いのか、その程度や頻度、普段の生活などを正確に伝えられません。
病院では、検査でわかる部分はあるのですが、それ以上に重要なのはその人自身の自覚症状なのです。
そのため、自分の状態を正確に伝えることが治療において重要なため、言葉で使えることは大切なのです。
勉強は、勉強する前に持っている語彙の量に影響される
勉強する上で重要な点は言葉を知ることですが、その前にも大切な点があります。
それは、もともとその人が持っている語彙の量が勉強に影響するということです。
先生の話しを聞いても理解できる人、理解できない人の違いは読解力の部分があるかもしれません。
しかし、単純に先生の使っている単語を知らない(わからない)ことの方も、先生の話を理解できない要因になっている可能性があるのです。
いわゆる入門書はこうした壁を無くすために、一般の人が使う言葉で専門的な領域の説明をしているため理解がしやすいのです。
知っている言葉多くすることで、より専門性のある領域に入っていけるのです。
言葉を学ぶためにすること
では、言葉を学ぶためにすることは何か。
それは、言葉を検索(調べる、聞く)することです。
勉強とは言葉を学ぶこと、あるいは言葉を検索する行為そのものだと考えるからです。
本を読んでいてわからない言葉があればすぐに検索、またわからないことがあれば再度検索です。
外国語を学ぶ時、わからない単語が有れば辞書を引いていたと思います。
しかし、日本語だと感覚的に使ってしまうこともあるので、言葉の正確な意味を自分に言葉で説明しようとすると以外とうまく言えない単語があったりします。
この状態だと、いくらわかりやすい文章であっても、言葉の意味を並べられないので、わからない文章になってしまうのです。
そのため、わからない言葉は検索することが大切になっていくのです。
人の真似をしてみることも効果的
また、言葉を学ぶうえでもう一つ大切なのは、真似るということです。
自分が使っている言葉は、家族内や会社内、友達などの交流の中で言葉の集大成です。
そのため、言葉を学ぶことを考えた場合、先生の真似をするなどをして、自分が使っている言葉を変化させることも重要です。
そうすると、なぜこの表現を使ったのだろうと考えるようになってくるので、自分の使う言葉や使う表現が変化していきます。
先生と言われる人は多くの勉強をしています。
このことは言葉を多く知っているということでもあるので、同じ表現を真似るだけでも使う言葉が自然と増えていきます。
どんな分野でも言葉ありき
勉強する上で、言葉を学ぶことは重要だとお伝えしましたが、それは分野も関係ありません。
言葉で物事を伝える、書き残すということができる時点で、言葉を学ぶことにつながるからです。
数学は数字を使ってるから、言葉を学んでいる気持ちはあまり感じないかもしれませんが、数字も言葉と考えていきましょう。
数字という言葉がないと計算はできません。数字を使った公式も数字を並べた単語と言っても良いでしょう。また、国語の文法で単語がないと、文章すら作れません。
勉強をしていく中でそれぞれの分野の考え方の違いが、自分にとって得意不得意になるかもしれません。
「サッカーを観るのは好きだけど、やるのはちょっと、、、」というように、競技はできなくても、ルールは理解できるという状態に近い気がします。
勉強をしていく中で、自分が何に興味を持って、何ができるかを考えることで、学びを実生活へとつなげていくことができます。
興味から学び、言葉を覚えていく
子供たちと接しいると、勉強は言葉を学ぶことだと実感することがあります。
「これ、何〜」「なんで?」
と聞かれます。その時に僕たちはこれはこうで、、、と言葉で説明していきます。その中で、ジェスチャーを付けていきます。
ジェスチャーだけだとなかなか伝わらない部分も、言葉を使うことで、子どもたちも理解してくれます。
また、子どもは大人の行動を真似したがります。そのことで、真似る→出来ない→聞く、というプロセスを自然とやっているのです。
言い換えると、誰でもやってきたことになり、勉強と身構えなくても大丈夫なのです。
知らない言葉に出会うこと自体が勉強であり、学びになります。
まずは、新しい言葉に出会ってみてはいかがでしょうか?
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