いま注目のワーケーションとは?その実態とメリットを解説

キャリア

ワーケーションを活用すれば仕事と休暇とを両立できる

Model Figure Standing on Map

こんにちはyuyaです。
近年、新たな働き方が注目されているのをご存知でしょうか?

その名も「ワーケーション」

休暇を取りながら仕事をこなしていく労働形態です。
働く「ワーク」と旅行の「バケーション」をかけ合わせたこの言葉は、2000年頃にアメリカで誕生したといわれています。

日本において、

「長期休暇は職業柄取りづらい」
「休暇を取ることで会社に迷惑がかかる」

こうした声は以前から上がっていました。

そのためか、日本の有給消化率は50%程度。※1
「余程のことがなければ休んではいけない」そんな風潮ができあがっています。

近年はワークライフバランスに代表されるように、「生活と仕事」双方の充実が求められています。
だからこそ、ワーケーションによる休暇と仕事の両立が注目されているのです。

ワーケーションはテレワークにも有効な働き方

Person Using Macbook Air on Table

ワーケーションが注目されている理由として、
テレワークへの対応が可能という点も挙げられています。

2020年はコロナウイルスに端を発する緊急事態宣言により、
多くの企業がテレワークの活用に力を入れました。
また内閣の推進する働き方改革においても、
ICT(情報通信技術)を利用したテレワークの普及が求められています。

特にシステムエンジニア・デザイナー・ライターなどといった業種は、
テレワークの導入に積極的です。
ICT技術を使い綿密なコミュニケーションを取りながらの業務で、
プロジェクトの遂行にも支障が出にくいといいます。

こうした情勢を受け、

ICT技術を活用しつつ職場での密集を避けられる
ワーケーションの働き方は、
テレワークに有効なのです。


令和1年度では全体の3割程度に落ち着いていたテレワーク導入企業数は、
1年間でおよそ6割にも増加しています。
勤める企業の方針転換にも、ワーケーションを用いれば臨機応変な対応ができるでしょう。

ワーケーションを導入するメリット3選

Person Holding Compass

ワーケーションの導入にはどのようなメリットがあるのでしょうか?

1:いつもと違う場所で仕事ができリフレッシュ効果もある

自宅・コワーキングスペース・旅行先などいつもと違った環境で仕事をすれば、日々同じ職場で作業するよりも、
気分転換やリフレッシュ効果が期待できます。
作業が一段落したらスポーツや映画鑑賞など趣味の時間を作ったり、レジャーや観光にあてることも可能です。

オフィスを必要としないワーケーションであれば、希望の場所を用意して仕事を続けられるでしょう。

2:働きながら休めるため長期休暇を取る必要がない

前述の通り日本人の有給消化率は約50%に留まっています。
やはり日本は休みが取りづらい環境にあることは否めません。

だからこそワーケーションを活用して休暇と仕事を両立してしまえば、職場に迷惑をかけることなくしっかりと体を休めつつ、継続して業務をこなすことが可能になるのです。
休暇を取りづらい理由に多い仕事への影響は、仕事をしながら休むことで解決するでしょう。

3:働き方改革への参画を会社としてアピールできる

ワーケーションを導入することで、労働環境の改善・長時間労働の是正・労働生産性の向上に効果を発揮します。
またテレワークの拡大にもつながりますから、働き方改革の包括的な推進となるでしょう。

またこうした姿勢は、環境の変化へ柔軟に対応できる企業としての評価基準になります。
離職者の低下につながるほか、優秀な人材へのアピール材料となるでしょう。

ワーケーション導入における3つの注意点

Person Pointing on White Textile

多くのメリットがある一方で、ワーケーションの働き方を取り入れるには事前の準備が必要です。
導入に踏み切る前に注意点を確認しておきましょう。

1:Wi-Fiなどをはじめとした通信環境が必要

テレワークには、オンラインでの円滑な情報共有が求められます。
自宅はもちろんのこと、旅先でも業務に支障が出ないよう、通信環境は整備しておかなくてはなりません。

また、どんなに高性能な機材を用意していても、滞在する場所によっては通信ができない可能性もあります。
ワーケーションの活用には、業務に適した環境での休暇も求められています。

2:テレワークに対応した業務体制が必要

ワーケーションはひとりの意思で始められるものではありません。
中には製造業・接客業・医療福祉業など、
業種によってはテレワークが困難な場合もあります。

また前述のテレワーク導入に積極的な業種であっても、業務に対応したシステムや専用回線などの敷設にはコストがかかってきます。
ワーケーション導入によって得られる利益で採算がとれるのか、個人のワークライフバランスだけでなく
企業全体としてのビジネスモデルに合致するのか検討が必要です。

またICT技術は現在も進展を続けており、ライフスタイルに多くの変化をもたらしています。
これまでは不可能といわれていた製造業界にテレワーク導入例が出始めていることなど、
技術の発展によりビジネスモデルは変化を続けています。

ワーケーションにより新しい業務体制の提案も可能になるでしょう。

3:万全なセキュリティ対策が必要

会社の内部情報を持ち出して業務にあたる以上、そのデータの管理には最大限の注意が必要です。
データやデバイスの紛失により第3者へ情報が漏洩するような事態となれば、賠償責任だけでは済まない可能性もあります。

また、SNSやメッセージアプリでの情報共有が普及した影響で、ファイルの誤送信が増えているといいます。
迅速な業務対応が求められる中でもセキュリティ面を万全に保つ必要があります。

ワーケーションは豊かな生活と仕事とを支える新しい働き方

man using smartphone on chair

日本社会にはびこる休暇取得者への冷ややかな目は、ワーケーションの導入で改善するといわれています。
仕事を継続しながら休むことができれば、企業としても戦力を欠くことなくプロジェクトを遂行できるでしょう。

実際にワーケーションを利用した現場からは、

「仕事をしながら非日常感が味わえる」
「普段のリモートワークより作業効率が向上した」
「短期間の集中業務で成果を上げることができた」

といったポジティブな意見も多数寄せられています。
ワーケーションプランを提供している宿泊施設などもあり、
働き手の支援環境は徐々に拡充してきています。

私自身も休暇を取ることに引け目を感じていましたが、
新しい働き方を知ることで自身のワークライフバランスを見直す機会となりました。

今一度、働き方改革の推進につながるワーケーションの導入を考えてみてはいかがでしょうか。

※1:エクスペディア調べ

yuya

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複数メディアでの記事執筆やYouTuberの原稿作成など、掛け持ちライターをしています。本職は流通業。ピアノ・ギター・映画が趣味。気になったこと・役立ちそう...

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