書籍『他人とうまくやっていく』後天的に身に付くコミュニケーション力

どうも久しぶりにアルバイトをしたフルザワです。
職場の人間関係によって、仕事の充実度が変化したなんて経験はないでしょうか?
アドラー心理学では「全ての悩みは人間関係である」というぐらい、人生において対人関係は切り離せないものです。
仕事、友人、恋人、家族など全てを構成しているのは、対人関係であることからもその重要性がわかります。
今回はそんな対人関係が上手くいく方法を書籍『他人とうまくやっていく』から紹介していきます。(→書籍『他人とうまくやっていく』はこちらから)
目次
1.人間が最も興味を持っているのは?
2.人間の最大の欲求とは?
3.相手の興味と欲求を満たす
4.対人関係が上手くいく3つの方法
5.まとめ
著者は書籍『話を聞かない男地図が読めない女』でも有名なアラン・ピーズ、バーバラ・ピーズの2人です。(→書籍『話を聞かない男地図が読めない女』はこちらから)
コミュニケーション力は先天的ではなく、後天的に身につけることができます。
アラン・ピーズ、バーバラ・ピーズの提唱する本質的な原理原則を覚えて、明日から生かしていきましょう。
1.人間が最も興味を持っているのは?
突然ですが、人が最も興味を持っていることはなんでしょうか?
仕事でしょうか?
お金でしょうか?
恋愛でしょうか?
本書ではどれでもないと述べられています。
では、一体なんなのか?
それは「自分の事」です。
多くの人が最も興味を持っているのは「自分の事」なのです。
自分の事が嫌いだと言う人も自分の事ばかりを考える程に、自分の事が大好きだと言えます。
自分の事を知りたい私たちは、星座や血液などの占いによって自分の事を知れるようなものに興味が湧くのです。
2.人間の最大の欲求とは?
では、人間の最大の欲求とはなんでしょうか?
三大欲求や物欲が最大の欲求なのでしょうか?
本書では、人間の最大の欲求は自分が重要な人間だと認めてもらう事だと述べられています。
誰もが人から認められ感謝される事を望んでいるのです。
私たちは承認欲求が満たされる事に興味があり、そう言う人間になりたいものなのです。
3.相手の興味と欲求を満たす
人間が最も興味を持っていることは自分の事であり、最大の欲求は重要な人間だと認めてもらう事でした。
では、これを対人関係に置き換えて考えてみましょう。
対人関係を円滑にするには、人間の最大の欲求を満たせる人になる事です。
つまり、相手に興味を持ち承認する事です。
そうする事で、人から好かれる対人関係を構築する事ができるのです。
4. 対人関係が上手くいく3つの方法
対人関係を円滑にする上で、特に重要だと思う3つの具体的な方法について紹介します。
まず第一に相手の興味を満たすには、相手の話に耳を傾ける事です。
そして、自分の話は聞かれた時に返答するだけで、基本的には相手の話に徹します。
なぜなら、人間が最も興味があるのは自分なので、自分の話をしたいからです。
第二に、話を聞く時は何故そう思うのか?どうしてそうしたのか?などの相手の感性に寄り添いましょう。
そうすることで、あなたの事を心の開ける人であると信用されやすくなります。
そして、第三に相手の欲求を満たすには、こだわりや行動を賞賛する事を意識しましょう。
賞賛されて嫌な気にはなりませんし、人間の最大の欲求は重要な人物だと認められることであることから効果的です。
ただし、褒めればいいのではなく、その理由を説明できるぐらいに親身になって相手の事を讃えましょう。
5.まとめ
対人関係を円滑にする方法は分かりましたでしょうか?
対人関係が上手くいく方法
・相手の話に耳を傾ける
・相手の感性に寄り添う
・こだわりや行動を賞賛する
これらを繰り返し練習し、どんな人とでも円滑に付き合える様になりましょう。
相手を批判したり、論破したりせずに、相手に寄り添い承認できる存在になりましょう。
そうする事で、人から愛される対人関係を構築することができます。
ちなみに相手の名前を繰り返し呼ぶことによって、名前を覚えられるだけでなく、承認欲求を満たすこともできます。
またコミュニケーションの80%は非言語であると述べられており、笑顔で接する事は意識しましょう。
自ら笑顔で接する事で、きっと相手も笑顔で答えてくれるはずです。
ではまた。
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